11月21日(木) AndTech「カーボンニュートラル社会実現に向けた自動車軽量化技術-炭素繊維強化材料(CFRP)の開発と大型構造体への応用-」WEBオンライン Zoomセミナー講座を開講予定
配信日時: 2024-10-28 22:51:59
旭化成株式会社 先端技術開発部 森 勇樹 氏、トヨタ自動車株式会社 レクサス統括部 岩野 吉宏 氏にご講演をいただきます。
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株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる炭素繊維複合材料での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「炭素繊維強化材料(CFRP) 」講座を開講いたします。
高強度・高剛性の炭素繊維複合材料を用いた金属代替、軽量化の事例である炭素繊維強化ポリアミド樹脂UDテープの事例を紹介、JEC WORLD INNOVATION AWARDS 2024を受賞した「可変軸CFRP・アルミ複合大型モノコック構造の実証」について解説し、今後のCFRPの技術開発の方向性についても言及していただく!
本講座は、2024年11月21日開講を予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminars/1ef86cb0-d400-601a-85dc-064fb9a95405
Live配信・WEBセミナー講習会 概要
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テーマ:カーボンニュートラル社会実現に向けた自動車軽量化技術-炭素繊維強化材料(CFRP)の開発と大型構造体への応用-
開催日時:2024年11月21日(木) 13:00-15:45
参 加 費:49,500円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminars/1ef86cb0-d400-601a-85dc-064fb9a95405
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
セミナー講習会内容構成
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ープログラム・講師ー
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第1部 炭素繊維強化ポリアミド樹脂UDテープの開発と用途展開
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講師 旭化成株式会社 先端技術開発部 森 勇樹 氏
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第2部 可変軸CFRP・アルミ複合大型モノコック構造の実証(JEC COMPOSITES INNOVATION AWARDS受賞)
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講師 トヨタ自動車株式会社 レクサス統括部 主査 岩野 吉宏 氏
本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
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熱可塑性樹脂UDテープ、その使い方、成形加工に関する知識。
・CFRPの製品化に向けた技術開発の方向性
・異方性トポロジー最適化による設計技術と
それを具現化する生産技術であるTailored Fiber Placement (TFP)を組み合わせた技術開発。
本セミナーの受講形式
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WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
株式会社AndTechについて
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[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/80053/955/80053-955-cbbe44ab64511f3aad7a4b77860f648b-1920x1005.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
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株式会社AndTech 技術講習会一覧
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経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
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本件に関するお問い合わせ
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株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
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第1部 炭素繊維強化ポリアミド樹脂UDテープの開発と用途展開
【講演主旨】
2030年の世界UDテープ市場は軽量化ニーズにより約1000億円規模となるとの調査があります。現在はエポキシを代表とする熱硬化が約60%、残り40%が熱可塑とされていますが、昨今のサステナニーズによって、その比率が逆転するとも言われております。弊社は、この機に市場参入すべく、弊社独自のポリアミド樹脂を開発し、それを炭素繊維で強化したUDテープの用途開発を進めております。樹脂の設計は、特にテープ製造時の繊維束への含浸性、溶融成形時の層間密着性を狙いとしました。用途開発は、各種成形加工メーカー様のご協力を得ながら、用途候補となる製品をイメージしたモデル試作品を自社で作り、製品・部品メーカー様へご提案するというスタイルで進めております。今回はその材料と用途の開発についてご紹介させて頂きます。
【講演ポイント】
高強度・高剛性の炭素繊維複合材料を用いた金属代替、軽量化の事例。射出成形品の弱い部分を補強するという観点で炭素繊維複合材料を組み合わせ、高価な材料の使用量をなるべく抑えてコスト調整を試みるというやり方。材料の設計開発とその応用用途の開発を併せて行うことの有意性。
【プログラム】
1.UDテープの市場について
1-1 2023年のUDテープ市場
1-2 2030年のUDテープ市場
2.UDテープについて
2-1 UDテープに用いたポリアミド樹脂の特性
2-2 UDテープの物性
3.UDテープの成形加工について
3-1 ヒート&クール仕様のプレス成形
3-2 テープレイアップ
3-3 フィラメントワインディング
4.UDテープの用途開発について
4-1 サスペンションアーム用途
4-2 ロボットアーム用途
4-3 モータハウジング用途
4-4 ギア用途
5.UDテープのリサイクルについて
5-1 射出成形用途(短繊維)
5-2 不織布用途(長繊維)
5-3 UDテープ用途(連続繊維)
【質疑応答】
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第2部 可変軸CFRP・アルミ複合大型モノコック構造の実証(JEC COMPOSITES INNOVATION AWARDS受賞)
【講演主旨】
カーボンニュートラルにより、CO2削減が車両走行だけでなく車両製造時にまで、求められる範囲が拡大されている。車両軽量化を量産車で実現することはC02排出量削減の為に重要であり、運動性能の向上にも寄与する。トヨタでは、低コスト・高生産性が期待できるCarbon-Sheet Molding Compound(C-SMC)をバックドアインナー(Prius PHV)・サイドドアインナー(LC)・ラゲージドアインナー(LC)に採用し、Prius PHVにおいてはアルミドア比(意匠樹脂部品含む)で40%の軽量化を実現した。
一方で、電動化に代表されるように、走行時のC02排出量削減が進む車両開発だけではなく、製造時のC02排出量削減が求められる環境に変化している。そのような状況下では、単なる軽量化によるCFRP採用では厳しく、製造時のC02排出量削減の観点ではCFRPは不利である。このような課題に対応するために、異方性トポロジー最適化による設計技術とそれを具現化する生産技術であるTailored Fiber Placement (TFP)を組み合わせた技術開発に取り組んだ。リヤウイングステー、Rrフレームによる技術開発に取り組み、有効性を証明し、「可変軸CFRP・アルミ複合大型モノコック構造の実証」を実施した。を実スケールでアルミとCFRPを組み合わせたマルチマテリアル構造でバスタブモノコックに取り組み、炭素繊維使用量:5km、炭素繊維廃棄量:6%、Vf:50%という高い性能を達成した。 本技術開発は「Monolithic CFRP-Aluminum Monocoque:A Novel Approach For Carbon Neutrality」を発表し、JEC WORLD INNOVATION AWARDS 2024を受賞した。本講座では上記内容を解説し、今後のCFRPの技術開発の方向性指し示す。
【講演ポイント】
自動車の技術開発におけるボデー設計技術と生産技術の両方を経験し、新技術の製品化に貢献。
多様な開発環境の変化・ニーズ(CN・SDGsなど)に対応したCFRP技術開発の考え方を示す。
異方性トポロジー最適化による設計技術と
それを具現化する生産技術であるTailored Fiber Placement (TFP)を組み合わせた技術開発。
【プログラム】
1.自己紹介
2.受賞歴
3.JEC COMPOSITES INNOVATION AWARDS
4.論文発表内容の紹介「実スケール車両モノコックを対象とした可変軸CFRP・アルミ複合大型三次元構造物の実証実験」
4-1 背景
4-2 設計方法:MTO×異方性トポロジー最適化
4-3 製造方法:Tailored Fiber Placement (TFP)
4-4 TFP製造技術の変遷
4-5 自動車フレームでのケーススタディ
4-6 ナノ凹凸アルマイト処理
4-7 評価結果
4-8 まとめ
【質疑応答】
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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