【横浜にぎわい座】講談師・宝井琴鶴がつむぐ江の島ゆかりの偉人・杉山和一(杉山検校)の物語。関連展示も開催中!

プレスリリース発表元企業:公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団

配信日時: 2024-10-25 13:34:41

芸能ホールでの初の独演会で、琴鶴がこれまで大切にしてきた演目「恩愛の管鍼 杉山和一」を披露!



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1183/14302-1183-feaf4e4a3ec0159de6edcd06289a6332-1759x647.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
宝井琴鶴(たからい・きんかく)

【公演】宝井琴鶴 神奈川をよむ シリーズ第十弾
神奈川を舞台にした創作講談と古典講談を口演する「宝井琴鶴 神奈川をよむ」。
シリーズ第十弾で宝井琴鶴が演じるのは、江の島弁財天を信仰したことにより、管鍼(かんしん)術という療法を創案し大成した、江戸時代の鍼師・杉山和一(すぎやま・わいち/杉山検校)の物語。

幼児時に伝染病にかかり失明。17歳で江戸に出て山瀬琢一(やませ・たくいち)に弟子入りするも、不器用なために鍼(はり)治療をきわめることができず破門された杉山和一が、江ノ島弁天の岩屋に籠って断食修行の結果、新たな鍼術を見い出すまでの物語に、琴鶴独自の視点である杉山和一を支えた名もなき(歴史に名を残さなかった)女性・セツの物語を加えて口演します。琴鶴が新たに息吹を吹込んだ杉山和一の物語を愛情あふれる口演でお伝えします。

芸能ホールでの初の独演会
また、本公演は琴鶴の芸能ホールでの初の独演会です。琴鶴は2019年5月より、のげシャーレ(小ホール)において、若手芸人のチャレンジの場として芸能ホールでの独演会開催を目指す「登竜門シリーズ in のげシャーレ」の枠組みで公演を開催してきましたが、今年「登竜門シリーズ」を卒業。大舞台・芸能ホールへの進出を果たしました。

これまで取り組んできた「神奈川をよむ」は人気企画で好評のため、「登竜門シリーズ」を卒業しても継続。今後も神奈川を舞台にした物語や伝承を講談で伝えます。芸能ホールへのステップアップを果たし、芸に益々磨きのかかる琴鶴の口演にご期待ください!



[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1183/14302-1183-1eedae34e9ce35c5ea54bb1a386bb3f7-536x358.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
横浜にぎわい座 芸能ホール

宝井琴鶴にきいた「恩愛の管鍼 杉山和一」(おんあいのくだばり すぎやまわいち) 
■「恩愛の管鍼 杉山和一」制作ヒストリー
「恩愛の管鍼 杉山和一」は、2023年に視覚障がい者への社会福祉事業を行っている社会福祉法人桜雲会さんからの依頼をきっかけに執筆をはじめ、桜雲会さんとやりとりを重ねながら完成した演目です。古典講談「苦心の管鍼 杉山和一」という従来の物語に、杉山和一を支えた女性・セツさんの物語を書き足し、再構成・執筆したことにより、新しい杉山和一の物語「恩愛の管鍼 杉山和一」が完成しました。セツさんについては、桜雲会さんからセツさんの物語が載った本の提供を受けて参考にしましたが、その本も想像で書かれているので、史実としてほとんどわかっている情報はないようです。

■初演は杉山和一ゆかりの地・江島神社の社務所。視覚障がい者の方々の前で披露し好評を博す!
初演にむけて桜雲会さんとやり取りをする中で、視覚障がい者にとって、杉山検校は特別な存在ということがよくわかりました。初演の日には、江島神社をお参りしたいと全国からツアーに集まった視覚障がい者の方々と半日行動を共にし、更にその思いを強くしました。その日は、ツアーに参加した鍼灸師の方など、その道のプロからも話を伺い、とても身になる日となりました。

■横浜にぎわい座での公演に向けて
琴鶴本人としても格別の思いがあり、ぜひこの演目は、横浜にぎわい座さんの独演会でも披露したい。できることなら、大きな芸能ホールこそ、この演目の発表の場としてふさわしいと大切に練りながら温存してきた演目です。独演会が芸能ホールに第一歩を踏み出し、それにふさわしい演目として満を持してこの機会に申し上げます。江島神社で得た体験を加えて、初演時より物語に一層の深みを持たせて語ることができればと、意気込んでいます。

【公演】宝井琴鶴 神奈川をよむ シリーズ第十弾
開催日時:2024年11月11日(月)14:00開演(13:30開場)
会  場:横浜にぎわい座 芸能ホール
料  金:全席指定 3,200円
出  演:宝井琴鶴 江ノ島 「恩愛の管鍼 杉山和一」ほか
     ゲスト・神田伊織
*チケット好評発売中
https://nigiwaiza.yafjp.org/perform/archives/28501

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1183/14302-1183-f5008c4c644736532133393e2a08b0cd-1241x1754.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1183/14302-1183-2cfa84a37001b8d384fa9ac402daf9a2-1803x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
宝井琴鶴
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1183/14302-1183-3da84531ed12727b71a5cface7de8440-1800x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
神田伊織

宝井琴鶴 プロフィール
神奈川県横浜市出身
幼い頃より講談に触れ、中学生になると宝井講談修羅場塾に通い始める
2006年4月   宝井琴星(きんせい)に入門。宝井琴柑(きんかん)となる
2010年6月   二ツ目昇進
2019年10月  真打昇進。五代目宝井琴鶴を襲名
弟子:宝井琴人(きんと)(前座)

2019年5月より、横浜にぎわい座・のげシャーレ(小ホール)で登竜門シリーズ「宝井琴鶴 神奈川をよむ」を開催。2024年に登竜門シリーズを卒業し、芸能ホールへ進出。

【展示】「杉山和一の足跡をたどる 江ノ島、本所一ツ目・江島杉山神社」
横浜にぎわい座 2階 情報コーナーでは、公演にあわせて関連展示を開催中です。
江戸時代初期に鍼の新しい施術法を生み出し、「検校」という高い官名を得た杉山和一ゆかりの地である江の島や五代将軍綱吉から賜った本所一ツ目の土地に建立された江島杉山神社(えじますぎやまじんじゃ)を写真で巡り、その足跡をたどります。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1183/14302-1183-12710f8c63075f4049891ea066ab3300-281x398.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
江島神社 杉山検校像
会  期:2024年9月2日(月)~11月30日(土)
時  間:10:00~21:00(最終日のみ17:00まで)
場  所:横浜にぎわい座 2階 情報コーナー
休 館 日:11月20日(水)・21日(木)
*入場無料、展示のみの鑑賞も可能です。



その他にも、横浜にぎわい座では、魅力あふれる多彩な公演を開催しています。
※公演の詳細は「横浜にぎわい座」ウェブサイトをご覧ください。
※好評につき完売の節はご了承ください。

チケットのご購入・お問合わせ
横浜にぎわい座(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
〒231-0064 横浜市中区野毛町3丁目110番1号
Tel. 045-231-2515
*電話受付時間 10:00~20:00
休館日: 11月20日(水)・21日(木)
*チケットは「横浜にぎわい座」ウェブサイトからもご購入いただけます。(要会員登録/会費無料)

PR TIMESプレスリリース詳細へ