10製品で環境認証ラベルEPDを取得

プレスリリース発表元企業:ケイミュー株式会社

配信日時: 2024-10-11 10:00:09

窯業系サイディングおよびスレート屋根材では国内初



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/125042/8/125042-8-ab9b8da109789e0080a1e519d348e487-1200x650.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ケイミュー株式会社(本社:大阪市中央区、社長:木村均)は、窯業サイディングおよびスレート屋根材において、国内初となる環境認証ラベルEPD(Environmental Product Declaration)を取得しました。EPD hub※1にて、合計10製品の認証を受けており、最終取得完了日は2024年9月6日です。
EPD取得商品一覧
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/125042/8/125042-8-305190a83c922b2eb284cc51e1156be6-1021x862.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


EPDの概要
EPD(Environmental Product Declaration)は、日本語で「環境製品宣言」と呼ばれます。これは、製品のライフサイクル全体における温室効果ガスの排出量をCO2に換算し、LCA※2(ライフサイクルアセスメント)の手法を用いて定量的に算出したデータを基に、トータルな環境負荷を把握するためのISO準拠の環境認証ラベルです。EPDを取得することで、製品に関する情報の透明性が向上し、環境価値の評価が可能となります。これにより、持続可能な建築材料としての信頼性が一層高まります。

EPD取得の背景
アメリカでは、州ごとに公共事業やインフラに関わる建設用材料に対して、EPDの提出が義務化されつつあります。日本でもEPDへの関心が高まり、近年、取得数が急速に増加しています。海外展開を重視する当社にとって、国際基準の環境ラベルは重要な課題であり、その取得に向けて積極的に取り組んでまいりました。

EPDの活用
建物を建設する際のCO2排出量の可視化に貢献します。
また、グリーンビルディング認証であるLEED※3やBREEAM※4の認証制度において、加点要素となります。


※1 EPD Hubは、タイプIII環境ラベル(製品のライフサイクル全体の定量的環境情報)の認証プログ
   ラムです。

※2  LCA(ライフサイクルアセスメント)は、製品やサービスに必要な原料の採取から、製品の使
   用、さらには廃棄に至るまでのすべての工程における環境負荷を定量的に評価する手法です。

※3  LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)は、米国グリーンビルディング協
   会が開発した環境評価システムです。評価内容は、建物運用、敷地利用、省エネ効果です。

※4 BREEAM(Building Research Establishment Environmental Assessment Method)は、
   1990年に英国建築研究所によって開発された、世界初の環境価値評価システムです。このシス
   テムは、新築、既存、改修の各フェーズに対応可能であり、対象用途は住宅から大規模開発に至
   るまで、ほぼ全ての建物をカバーしています。

PR TIMESプレスリリース詳細へ