成功するWeb資料の秘密!トップ企業が選んだ最強の色使いとは?サービス資料のPDFに使われている配色の調査結果

プレスリリース発表元企業:D2Frontier

配信日時: 2024-08-24 12:45:23

PDF資料の配色がサービス成功にどのような影響を与えるのか、詳細なデータを基に徹底調査しました。統計結果を確認し、御社の資料作成にすぐに役立つ実践的なヒントをご紹介します。ぜひご覧ください。



[画像1: https://prtimes.jp/api/file.php?c_id=95871&t=animationGifImage&f=cdc60b110b84cdece4d691809c7cba15.gif ]


1.色が及ぼすサービスに対するイメージ
WebサービスのPDF資料にも様々なデザインがあります。中でも色は商材への印象や可読性などに大きな影響を及ぼします。
またデザインは業界や業種によって千差万別となります。同じ業種であってもユーザーに与えたいイメージ次第で使う色は企業によって大きく異なってきます。

可読性が悪いと本来伝えたい内容をうまく伝えることがかなわず、読者側も目を通さずそのまま重要な部分を飛ばしたり読むのを途中でやめてしまう可能性もあります。
今回は商材の印象を伝える可読性などに影響を与える重要なWebサービスのPDF資料で使われている色の調査結果を発表します。

2. PDF資料に使用される色
WebサービスのPDF資料で使用される色は、業界や業種によって大きく異なります。今回は、弊社が展開するWebアプリケーションを中心に、PDF資料に使用されている色の調査結果を紹介します。文字色に関しては、主に黒と白が多いため、これらの色は別途分析しています。また、調査結果はRGB値で示しており、理解を深めるために色名やピクセル数も併記しています。

2.1 よく見る印象の営業資料でよく使われている上位5色
調査方法はPDF資料の各ページで使用されている色をRGB値で表し、結果をまとめやすくするためRGBの各値を50単位で丸めたものの上位5色です。
スライドごとに、写真等による揺れがあるため、印象の近いものに絞った値を出しました。
 ※10サンプル合計:525096ピクセル中。

またRGB値だけだとイメージがつきにくいため横にある程度の色の名前と、その色のピクセル単位での専有面積を記載しておきます。

rgb(150,200,200) 水色: 3469ピクセル
rgb(100,150,200) 紺よりの青: 2871ピクセル
rgb(50,150,150) 青緑: 1183ピクセル
rgb(50,150,200) 少し濃い青: 1149ピクセル
rgb(200,250,250) 薄い水色: 842ピクセル

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/95871/23/95871-23-59585ac630037f143b49f325420481f7-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


青系統の色が多く使用されていることが分かります。特にビジネス関連のアプリケーションではこの傾向が顕著で、資料だけでなく、サービスのロゴやWebサイトのデザインにもこの色が使われることが多いです。
青は「爽やかさ」「忠実さ」「信頼性」「知性」などのイメージを連想させる色です。

2.2 5~10位の使われている色
5~10位の使われている色は下記となります。

rgb(250,200,50) 濃い黄色: 329ピクセル
rgb(150,150,200) 濃い紫: 260ピクセル
rgb(200,200,250) 薄い紫: 168ピクセル
rgb(150,200,250) 水色: 134ピクセル
rgb(50,100,100) 濃い青緑: 122ピクセル
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/95871/23/95871-23-977c30de5731bb9be59d24f591f08014-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


こちらも青系統が多く、黄色が補色として使われていることが分かります。

2.3 それ以外の色
11位以下になるとこれまで少なかった黄色系統が表れ始め、緑や赤が続きます。黄色が表れ始める理由は2.1でも記載したように青の補色として使われるためと考えられます。
それに続く緑と赤では、緑系統の色が多くこちらも各サービスの資料別に見ると青の次に多く使われている色です。緑に続いて赤が増え始める理由は、黄色が青の補色であるように赤が緑の補色であるためと考えられます。

3.白黒の調査
黒と白に関しては、文字での使用が多く背景によって使い分けられます。
白に関しては背景の余白などに多用されているため文字や背景も含めた場合はピクセル数4261620で全体で第1位の使用率となっています。
※27サンプル合計:14442291中

黒と白の中間である灰色系統も多くありますが、こちらは文字色としても使用されますがシャドーなどに使われ文字などの強調や立体表現などに多く使われています。
今回調査した資料の合計ピクセル数は下記の数値となりました。

rgb(250,250,250) 白: 4261620ピクセル(29.51%)
rgb(0,0,0) 黒: 4034377ピクセル(27.93%)
rgb(50,50,50) 濃いグレー: 933990ピクセル(6.47%)
rgb(200,200,200) 薄いグレー: 899630ピクセル(6.23%)
rgb(100,100,100) 中間色のグレー: 590261ピクセル(4.09%)

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/95871/23/95871-23-85f38bb0b5ac4feb9d16a5475c8447ac-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


4.総括
色はWebサービスの資料のみならず、ロゴやWebサイトでもその商材に対するイメージを左右させます。また今回は色に関する調査結果ですが、文字ならフォント、他にもシャドーやコントラストで大きく印象が変わってきます。

また人によっては色弱などの理由で特定の色の組み合わせによっては文字などが読みにくい場合があります。
これに関する改善方法や対策に関しては弊社下記コラムで紹介を行っております。
ご興味がございましたらご覧ください。
色数は必ずしも少ないほうがいいのか、多いとどのような問題がおきるのか。など、疑問を解決します。
https://shi-so.com/column/7766

必ずしも正解があるわけではありませんが、もし資料の既読率などが伸び悩んでいるのであれば思い切って色を変えてみるのも一つの手だと思います。

弊社では、PDFの情報収集・閲覧録画を簡単に行えるサービス「SHI-SO PDF」を展開しています。
ぜひご利用ください。
基本使用料は無料です。
https://shi-so.com/

今回の調査において色のRGB値や使用ピクセル数の調査には、画像やPDFの色の使用頻度を解析するツールを使用しております。(α版機能)
こちらにより、意図しない多色のスライドになっていないか、スマートなデザインなのかを判別できるようになります。

サービスに関するお問い合わせはこちら
shi-so@d2frontier.com

【調査概要】
調査期間:2024年7月~2024年8月
調査機関:自社調査
調査対象:弊社への提供物、弊社クライアント及び関連企業
有効回答数:27社
調査方法:ピクセル分解による統計。RGB方式の50単位による丸め値

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