東栄新薬、アガリクスKA21摂取による脱毛、EDなど男性更年期障害の改善作用に関する特許を出願

プレスリリース発表元企業:東栄新薬株式会社

配信日時: 2024-07-09 15:15:00

露地栽培アガリクスKA21

サイズの比較 左:ハウス栽培 右:露地栽培

β-グルカンの含有量

東栄新薬株式会社(所在地:東京都三鷹市、代表取締役:元井 章智)は、至学館大学健康科学部と共同で行った、当社の露地栽培アガリクスKA21株(以下、アガリクスKA21)に関する研究成果として、アガリクスKA21摂取による脱毛やEDなどの男性更年期障害の改善作用を確認しました。今回、この研究成果を受けて「脱毛やEDなどの男性更年期障害の改善組成物、および、これを含む医薬・飲食品」として特許出願を行いましたことをご報告いたします。


■概要
特許出願番号:特願2024-109541
提出日 :2024(令和6)年7月8日
発明者 :多田 敬典、元井 章智
特許出願人 :東栄新薬株式会社、学校法人至学館
発明の名称 :脱毛やEDなどの男性更年期障害の改善組成物、
および、これを含む医薬・飲食品
技術分野 :本発明は、脱毛やEDなどの男性更年期障害の改善組成物および
これを含む医薬・飲食品に関する。


■試験データ
50歳~70歳未満の男性24名に、露地栽培アガリクスKA21を1日900mg 2か月間摂取していただき、摂取前後で男性更年期障害に関連する指標を比較した。その結果、精神的・心理的な側面、身体的な側面、性機能など男性更年期症状の評価の指標であるAMS(Aging males symptoms)スコア***、EDの評価の指標であるEHS(Erection Hardness)スコア*、男性用性健康評価の指標であるSHIM(Sexual Health Inventory for Men)スコア*、抜け毛の状態*に関して有意な改善が確認された。
*P<0.05、***P<0.001


■男性更年期障害について
男性ホルモンであるテストステロンは、男性の身体機能や精神機能の維持において重要な役割を果たします。しかしながら、年齢を重ねるにつれて、テストステロンの量は徐々に減少していきます。また、生活習慣やストレスなど外部の要因によってもその量に影響が及びます。テストステロンの低下は、筋肉の減少や筋力の低下といった状態(サルコペニア)と密接に関連しており、さらには狭心症、動脈硬化、肥満、メタボリック症候群、認知症など、多岐にわたる疾患の成因や予防にも影響を及ぼしています。このようなテストステロンの低下とそれに伴う臨床症状を持つ疾患は、加齢男性性腺機能低下症候群(Late Onset Hypogonadism;LOH症候群)と呼ばれています。
中高年の就労中男性の約10%が男性更年期障害の症状に悩まされているとの報告もあり、LOHは社会的、経済的な観点からも、特に40代後半からの発症が多いとされ、注目されています。

加齢男性性腺機能低下症候群(LOH)では、全身の倦怠感や性欲の低下、やる気の不足、勃起障害(ED)、集中力の散漫、不眠、イライラ、肩こり、排尿の問題、頭が重い感じ、早朝の勃起が少なくなるなど、多種多様な症状が現れます。加えて、加齢に伴うテストステロンの減少は、抑うつ状態、性機能の低下、認知能力の減退、心血管疾患、内臓脂肪の増加、インスリン抵抗性の悪化、善玉コレステロール(HDL)の低下、総コレステロール値と悪玉コレステロール(LDL)の上昇など、さまざまな健康問題のリスクを高めます。

日本メンズヘルス医学会HPより抜粋
https://jsmh.jp/loh/


■アガリクスについて
アガリクスは、補完代替医療の分野で健康食品・サプリメントとして広く利用されているキノコの1種。「菌株、栽培条件や産地により、その特性や含有成分が異なる。」「アガリクス含有製品には、製品により品質に大きな違いがある」とされます。


■ブラジル露地栽培アガリクスKA21株(アガリクスKA21)
ブラジルでキング・アガリクス21(=KA21)株を使用して、太陽の下、露地栽培されたアガリクス。暗所で栽培される通常のハウス栽培アガリクスに比べ、サイズは大きく育ち、主要成分のβ-グルカンやビタミンD(*1)などを多く含み、抗酸化活性が5倍以上(*2)といった特徴があります。

(*1) 日本食品分析センター調べ
(*2) IntJMedMushrooms.2019033173, pages 31-43

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/401642/LL_img_401642_1.jpg
露地栽培アガリクスKA21
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/401642/LL_img_401642_2.jpg
サイズの比較 左:ハウス栽培 右:露地栽培

■東栄新薬株式会社
KA21株のメーカーである東栄新薬株式会社は、これまでにKA21株に関する研究開発を28年以上行い、国際論文発表数は33本と多くの研究実績があります。麻布大学獣医学部、慶應義塾大学SFC研究所、国立長寿医療研究センター、順天堂大学医学部、東京大学食の安全研究センター、東京薬科大学薬学部免疫学教室などとの共同研究実績があり、露地栽培アガリクスKA21に関する様々な有益なデータを発表しています。

商号 :東栄新薬株式会社
本社 :〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1-11-23
代表 :代表取締役 元井 章智
資本金 :1,000万円


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