人工股関節の長寿命化を目指す「Aquala(R)」、20,000症例を突破

プレスリリース発表元企業:京セラ株式会社

配信日時: 2015-04-28 14:00:00

京セラメディカル株式会社(以下、京セラメディカル)が提供するAquala(R)(アクアラ)は、細胞膜と同じ分子構造を持つ「MPCポリマー」を人工股関節摺動面(関節面)にグラフト重合させることに成功した日本発の技術です。
Aquala(R)(アクアラ)は関節軟骨と同様の表面構造を構築するというバイオミメティック(生体模倣)技術を活用することにより、人工股関節のゆるみの主因である「摩耗粉の産生」と「摩耗粉による骨吸収の誘導」を同時に抑制することが示唆されました。15年分以上に相当する歩行負荷試験では、摩耗粉の産生が当社従来品と比較して約99%抑制され、人工股関節の最大の課題であった「耐用年数」を、大きく延ばすことが期待されています。
2011年10月の市場投入以降、このたび、症例数20,000件を突破いたしました。(2015年4月末現在 当社調べ)
変形性股関節症や関節リウマチなどから、人工股関節の手術は、現在世界で年間約100万件実施されています。
京セラメディカルでは、今後も、Aquala(R)(アクアラ)技術を中心とした製品を積極的に提供し、患者様のQOL(クオリティオブライフ)の向上に貢献し続けてまいります。

■Aquala(R)(アクアラ)技術について http://kyocera-md.jp/aquala/

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