MPEG LAがHEVCライセンスのカバー範囲を拡大
配信日時: 2015-03-23 22:30:00
新たなHEVC規格プロファイルを包含
(デンバー)- (ビジネスワイヤ) -- MPEG LAは、ITU-T勧告H.265 v2 (10/2014)(http://www.mpegla.com/main/programs/HEVC/Pages/AgreementExpress.aspxを参照)でHEVC規格の修正が定義されたことに合わせ、HEVC特許ポートフォリオライセンスのカバー範囲を更新したと発表しました。
更新の結果、HEVC特許ポートフォリオライセンスがカバーするプロファイルは、下記の通りとなります。
Mainプロファイル Main 10プロファイル Main Still Pictureプロファイル Multiviewプロファイル:Multiview Main Scalableプロファイル:Scalable Main、Scalable Main 10 Format range extensionsプロファイル:Monochrome、Monochrome 12、Monochrome 16、Main 12、Main 4:2:2 10、Main 4:2:2 12、Main 4:4:4、Main 4:4:4 10、Main 4:4:4 12、Main Intra、Main 10 Intra、Main 12 Intra、Main 4:2:2 10 Intra、Main 4:2:2 12 Intra、Main 4:4:4 Intra、Main 4:4:4 10 Intra、Main 4:4:4 12 Intra、Main 4:4:4 16 Intra、Main 4:4:4 Still Picture、Main 4:4:4 16 Still Picture Format range extensions high throughputプロファイル:High Throughput 4:4:4 16 Intra 1種以上のHEVCプロファイルを採用する製品に適用される現行ロイヤルティー料率に変更はありません。
2014年9月29日に発表したHEVC特許ポートフォリオライセンス(http://www.mpegla.com/Lists/MPEG%20LA%20News%20List/Attachments/91/n-14-09-29.pdfを参照)は、http://www.mpegla.com/main/programs/HEVC/Pages/AgreementExpress.aspxで提供しており、HEVCユーザーの便宜のため、複数の特許所有者に帰属する必須特許につき、各ライセンスについて個別に交渉する代わりに、シングルライセンスでカバーできるようにするものです。MPEG LAの目的は、可能な限り広範囲のHEVC必須知的財産をライセンシーが世界規模で利用できるようにすることです。ITU-T勧告H.265 v2 (10/2014)で定義されたHEVC規格に必須の特許を所有すると考えるすべての関係者による特許提出を歓迎します。これらの特許は、HEVCに必須かどうかについてMPEG LAの特許専門家の評価を受け、必須と判断されればHEVCライセンスに含められます。関係者は、特許提出についての条件/手順書のコピーをhttp://www.mpegla.com/main/programs/HEVC/Pages/Licensors.aspxからご請求できます。
現在、MPEG LAのHEVC特許ポートフォリオライセンスに特許を寄せている特許所有者には、アップル、韓国電子通信研究院(ETRI)、富士通、日立マクセル、ヒューマックス・ホールディングス、IBEX PTホールディングス、世宗大学校産学連携ファンデーション、インテレクチュアル・ディスカバリー、JVCケンウッド、韓国科学技術院(KAIST)、韓国放送公社(KBS)、KT、光云大学校産学連携ファンデーション、M&Kホールディングス、NEC、NEWRACOM、日本放送協会(NHK)、日本電信電話(NTT)、NTTドコモ、オレンジ、サムスン電子、シーメンス、SKテレコム、Tagivan II、コロンビア大学評議員会(ニューヨーク市)、慶熙大学校産学連携グループ、Vidyoがあります。
MPEG LAについて
MPEG LAは、代替技術ライセンスの世界的なリーダー企業です。ユーザーが選択した技術の特許権への便利なアクセスを支援するMPEG LAは、革新成果を広く採用するための機会を創出し、革新活動を促進するライセンシングソリューションを提供しています。MPEG LAの先駆的なMPEG-2ライセンス・プログラムは、史上最高の普及度を誇る消費者向け電子機器の規格を生み出しました。このライセンスは無数の他の技術を取り扱う上でのひな形となっています。MPEG LAは現在、9800以上の特許から構成されたライセンシングプログラムを78カ国で運営しており、ライセンサーは197、ライセンシーは約5900を数えます。詳しい情報については、http://www.mpegla.comをご覧ください。
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連絡先
MPEG LA, LLC
Tom O’Reilly, 303-200-1710
Fax: 301-986-8575
toreilly@mpegla.com
プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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