犬・猫の平均寿命は更に延伸、高齢犬・猫の診療費も調査

プレスリリース発表元企業:アニコム ホールディングス株式会社

配信日時: 2023-12-19 12:12:58

世界最大規模のペット統計データ集 アニコム『家庭どうぶつ白書2023』公開

アニコム ホールディングス株式会社(代表取締役 小森 伸昭、以下 当社)は、今年もどうぶつの疾患統計などをまとめた『家庭どうぶつ白書 2023』を公開しました。
『家庭どうぶつ白書』は、当社が2010年から毎年公開している、世界最大規模のペット統計データ集※です。アニコム損害保険株式会社(代表取締役 野田 真吾、以下 アニコム損保)のペット保険の保険金請求データや、独自のアンケート調査の結果等をまとめたもので、Webサイトからどなたでも無料で閲覧・ダウンロードしていただけます(https://www.anicom-page.com/hakusho/)。
最新の『家庭どうぶつ白書 2023』の内容を一部ご紹介します。
※2023年12月時点で、世界のペット保険会社の公表データから当社にて調査



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犬・猫ともに平均寿命が更に延伸、過去最長に


犬と猫の平均寿命を調査した結果、犬は 14.2歳、猫は14.7歳でした。いずれも過去最長(当社が調査を開始した2008年以降のデータによる)であった昨年の調査から更に延び、特に猫は昨年と比べて+0.3歳と、過去10年のうちで最も延びています。
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※:2008年4月1日~2022年3月31日までに、アニコム損保のペット保険の契約を開始した犬および猫を対象に、年度ごとに各年齢での契約頭数と、それらのうち死亡解約の届け出があった頭数を集計し、カレント生命表を作成。0歳時点での平均余命を平均寿命とした。

なお『家庭どうぶつ白書2023』では、アニコム損保のペット保険の対象どうぶつである全15種(犬・猫・鳥・うさぎ・フェレット・モモンガ・リス・ハムスター・ネズミ・モルモット・ハリネズミ・トカゲ・チンチラ・カメ・ヘビ)の平均寿命もご紹介しています。

平均年間診療費は、1歳から15歳で犬は4.7倍・猫は4.5倍に。高齢どうぶつにも着目


前述のような長寿化をふまえ、今回の『家庭どうぶつ白書2023』では、高齢どうぶつのデータをより充実させています。たとえば犬と猫の平均年間診療費における年齢推移を調査したところ、15歳の平均年間診療費は、最も低い1歳の平均年間診療費に比べ、犬は4.7倍・猫は4.5倍に増加していることが分かりました。

診療費に関するデータの他にも、高齢犬・猫に多い疾患や、犬と猫の死因や死亡率などをご紹介しています。「長寿化」が進む家庭どうぶつたちとの暮らしを考える上で、ぜひ参考にしていただければと考えています。

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その他にも、当社におけるどうぶつの腸内細菌・口腔内細菌と健康の関係に関する研究、どうぶつの再生医療に関する取り組みもご紹介しています。ぜひご覧ください。

●家庭どうぶつ白書2023
https://www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202312.pdf

表紙は一般応募のモデル犬・猫たち


今年も表紙モデルをキャンペーンにて募集し、SNSとWebを通じて4,000件以上のご応募をいただきました。その中から表紙モデルに選ばせていただいた3頭をご紹介します。

●犬モデル:ルーくん〔ミックス犬(トイ・プードル×マルチーズ)/1歳〕
●猫モデル:Graceちゃん(左)、Mirandaちゃん(右)(スコティッシュ・フォールド/4ヶ月)

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犬モデルのルーくんは、プロカメラマンによる撮影は今回が初めてながらも、撮影が始まるととてもお利口に様々なポーズを披露してくれました。猫モデルのGraceちゃんとMirandaちゃんは、撮影に緊張することもなくリラックスした様子で、息のあった可愛らしい仕草をたくさん見せてくれました。
人懐こく愛らしい3頭のおかげで、今年も素敵な表紙を作ることができました。

『家庭どうぶつ白書』制作の想い
「データの公開を通じて“予防”につなげたい」という想いから、アニコムが10年以上にわたって発行し続けている『家庭どうぶつ白書』。アニコムのペット保険にご契約いただいているどうぶつたちの属性(品種や年齢、性別など)や、健康状態(ケガや病気といった、年間400万件超の保険金請求情報)を分析し、データ集としてまとめています。
データは、言葉を話せないどうぶつの声を聞くための手段でもあります。たとえ人間の言葉で会話ができなくても、彼らの情報をデータという形にいわば“翻訳”することで、どうぶつの声を聞き、その先の健康を守りたいという想いで、『家庭どうぶつ白書』を制作しています。

※本リリースでご紹介したデータは、2021年4月1日から2022年3月31日までの間にアニコム損保の保険契約を開始した犬727,991頭、猫212,209 頭、鳥10,863羽、うさぎ27,045頭、フェレット7,509頭、モモンガ3,973頭、リス987頭、ハムスター15,044頭、ネズミ3,436頭、モルモット3,840頭、ハリネズミ4,256頭、トカゲ1,616頭、チンチラ5,757頭、カメ875頭、ヘビ166頭(全年齢、性別不明含む/契約の解除・取消を除く)を対象としています。

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