【ZESDA通信Vol.14(2023年11月号)】まだ諦めない!日本の研究力!森郁恵 名古屋大学教授を講師にプロデュース人材育成講座をハイブリッド開催

プレスリリース発表元企業:NPO法人ZESDA

配信日時: 2023-12-11 11:30:00

非営利活動法人ZESDA(代表理事:桜庭大輔、所在地:東京都中央区、以下ZESDA)はグローカルビジネスをプロデュースするパラレルキャリア団体です。当団体主催のイベントや国内外で実施しているプロジェクトの活動情報などをご報告します。
ZESDAの詳細は以下の公式サイトをご覧ください。
https://zesda.jp/



1 トップニュース
■まだ諦めない!日本の研究力!名古屋大学大学院理学研究科ニューロサイエンス研究センターシニアリサーチフェローの森郁恵教授を招き、プロデュース人材育成講座を開催
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 去る11月27日(月)、東京・千代田区において「プロデュース人材育成講座」を開催しました。今回は、オフラインとオンラインによるハイブリッド形式で開催し、多くの方に参加をいただきました。
 当日は、名古屋大学大学院理学研究科ニューロサイエンス研究センターシニアリサーチフェローの森郁恵(もりいくえ)教授から、「研究所をプロデュース~夢を育む場所をつくろう~」と題したご講演をいただきました。
 森郁恵教授がニューロサイエンス研究センターの創設に注いだ情熱、研究者の心を突き動かす原動力、研究構想力や世界観・大きなビジョンを持つために大切なこと、人との出会い、チームワーク、コミュニケーションが育てる創造性などについて、熱くお話いただきました。
 日本はかつてのように世界から注目される研究成果を生み出すことができなくなっていると指摘するデータも存在する中、日本の研究力を諦めず、知的探究心が拡げる科学研究領域と世界拠点への挑戦を目指す森郁恵氏のお話に、多くの参加者の方が刺激を受けました。
 今回は約3年ぶりとなるオフライン(ハイブリッド)開催となりましたが、来場者から多くの質問や意見が挙げられ、やはり対面でのコミュニケーションは何物にも代えがたい熱量を生むことが再確認されました。プロデュース人材育成講座は今後もオフライン開催を行っていく予定です。ぜひご参加ください。

 なお、以下は、撮影担当として参加した江部スタッフのコメントです。
 「こちらは講演終了後の久野美和子先生(右:プロデュース研究分科会共同主査・電通大客員教授)と、森郁恵講師のツーショット写真です。お二人とも素晴らしい経歴の先生方なのですが、私が「お二人でお写真撮りましょう!」と言ったら、さっと、このポーズに。とっても可愛らしいツーショットになりました!そして現場にいたZESDAの仲間たちとも楽しい記念撮影をしました(笑)。やりたい事をどんどん突き進んでやっていく姿勢のお二人にとても刺激を受けました。やっぱり現地で実際にお会いすると繋がりもできやすいし良いですね!」
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▲エネルギッシュに輝く先生方は、表情も素敵です


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▲モデレーターの大野スタッフ(左後:横浜国立大学総合学術高等研究院共創革新ダイナミクス研究ユニット特任助教)を中心に抜群のチームワークを見せたZESDAスタッフ


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▲撮影を担当した江部スタッフ(左)は、ドキュメンタリー映画やドラマ・CMの撮影監督で活躍する現役カメラマン。自身の更なる成長のためにZESDAに加入

 プロデュース人材育成講座は今回で第11回を数え、多様なプロデュース事例や理論を紹介し、参加者の学習を促しながら「気づき」「視点を変え」「考察する」ことにより産学連携を真の成功に導くための推進力を醸成することを目的に開催してきました。
 2021年以降のシリーズでは、現場における実践知をより立体的に深めていくため、プロデュースする側とされる側の「関係性」に関する踏み込んだ内容となっています。

2 ZESDA主催のイベント情報
■グローカル・ビジネス・セミナー(GLBS):地方の中小企業の海外進出の事例を研究するセミナーシリーズ
 次回は、年明け目途に、「北米とアジアをつなぐ越境流通業」を営む株式会社GLOWKEY関 高誠(せき こうせい)代表取締役社長・創業者にお話をいただく予定です。ご期待ください。

3 各プロジェクトの活動報告
■「ノウフク」支援プロジェクト(農業と福祉の連携活動のプロデュース)
 去る11月11日(土)から11月26日(日)まで新宿マルイ本館地下1階で「ノウフクショップ」が開催され、ZESDAスタッフが販売をお手伝いしました。野菜、果物や加工品など、バラエティ豊かなノウフク関連商品が陳列された売り場は多くの人で賑わいました。
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▲ノウフク関連の方々が生産した商品はどれも安心・安全かつ新鮮です!
・ノウフク公式サイト https://noufuku.jp/

■馬路村プロジェクト(高知県馬路村産柚子の海外展開プロデュース)
 去る2023年12月6日(水)に東京スクエアガーデンで開催されたリジェネレーションをテーマとした国際カンファレンス『RegenerAction Japan 2023』(東京建物株式会社・Future Food Institute・一般社団法人TOKYO FOOD INSTITUTE:共催)に、ZESDAが公式サポーターとして参加しました。また、当イベントにはZESDAの仲介により、馬路村農協代表理事専務の木下彰二氏と評論家・PLANETS編集長の宇野常寛氏が登壇しました。
https://regeneraction.jp/
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▲Regeneration(リジェネレーション)とは、資源・環境を保存し続けるだけでなく、生態系や社会を積極的・持続的に回復・再生することを重視するコンセプトです

■春蘭の里プロジェクト(石川県能登地域の地方創生プロデュース)
 ZESDAの図師スタッフが、流通業や不動産で活躍する友人を伴い「春蘭の里」に宿泊。オーナーの多田さんご一家ともお繋ぎし、春蘭の里の今後にとってプラスになる縁を紡ぎました。ZESDAは人と人を繋ぎ、皆の力が社会のために生かされる環境を提供しています。
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▲図師スタッフ(右)が春蘭の里を訪問
・春蘭の里公式サイト https://shunrannosato.info/

■Glocal Collaborationプロジェクト(地方の伝統工芸職人の海外進出を海外の県人会とプロデュース)
 去る2023年12月9日(土)、和歌山県において文化と歴史を受け継ぐものづくり企業3社と、NY(ニューヨーク)和歌山県人会の会員、理美容師のための鋏を製造する和歌山県の菊井鋏製作所(菊井代表)、伝統工芸の支援活動を行う8PEACE、ZESDAの5者間共創による意見交換会を開催しました。
 本イベントは「伝統工芸のオープンイノベーションラボ」として、文化交流とビジネスの融合による新しい文化産業振興(Glocal Collaboration)の第二弾になります。
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▲NYと日本をオンラインで繋ぎ、開催準備の打合せ

 日本の伝統産業の市場規模は縮小を続ける一方、和歌山県の伝統的な地場産業は2010年以降、横ばいから微増を続けています。伝統の技術を磨き、現代に合わせた革新を取り入れたことにより、特に海外の有名ブランドから注目されたことが一因です。また、2022年に開催された「和歌山ものづくり文化祭2022」には6,000人以上が来場し、多くの注目を集めました。
 そこで、ポテンシャルが高く自主性に溢れる和歌山のものづくり関係者の想いを受け止め、彼らの海外進出のお手伝いをするべく、意見交換イベントを企画しました。
 当イベントでは、今年の「和歌山ものづくり文化祭2023」参加事業者のなかから、海外展開を志ざし、日々奮闘している熱い想いを持つ3社とニューヨーク在住のNY和歌山県人会のメンバーなどが集い、ニューヨークの生活スタイルで取り入れやすいプロダクトに関する意見交換を行いました。
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▲本イベントに参加した3事業者の製品(左から着物イノ/岡田織物/三好漆器)

■SAKURA COLLECTIONプロジェクト(日本の伝統と海外のクリエーターを繋ぐデザインアワードの支援)
・ニューヨークでの展示商談会を実施します!
 日本の伝統素材・工芸を海外デザイナーに提供して創造をプロデュースしている一般社団法人SAKURA COLLECTION(代表理事:田畑則子)は、米国への販路開拓を行うことを目的に国の共同・協業販路開拓事業の認定を受け、遠州綿紬、大島紬、佐野藍など国内の伝統素材・織物を扱う12の参画事業者との共同プロジェクトにより、ニューヨークでの展示・商談会を行います。
 米国では、大きく次の2事業を実施します。
1)TEX WORLD FAIR(生地の見本市)へのブース出展、ファッションアワード
日程 1月23~25日(予定)
場所 Javitsセンター
https://texworld-usa.us.messefrankfurt.com/new-york/en.html
2)高所得層を対象とした展示商談会、レセプションの実施
日程 2月6,7日(予定)
場所 ピエールホテル
https://www.thepierreny.com
米国での販路開拓に向け、参画事業者との定期的なミーティングを行い、着々と準備が進められています。
・SAKURA COLLECTION公式サイト https://www.sakuracollection.com/

■ZESDAスタッフの活躍
 女性の活躍支援に取組むNPO法人JKSKの公式ウェブサイトに、ZESDAの伊勢スタッフの寄稿記事「【No.102】学び続けて得る無形の価値(2)|女性100名山(第26号)」が掲載されました。
 高校生のころは航空宇宙工学と芸術という2つの異なる分野に関心を持ちながらも、1つを選ばなくてはならないという固定観念にとらわれつつ、また違和感で悩んできた伊勢スタッフが、2018年に参加したNPO法人ZESDAの「鶴岡イノベーションヴィレッジ訪問ツアー」で、冨田勝教授と出会ったことをきっかけに、固定観念から自由になり、あらためて、「学ぶ」ということと真摯に向き合うことができたことについて述べています。
https://jksk.jp/w100-102/
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▲リカレント教育と人生振り返りを執筆された伊勢スタッフ

■新たなパラレルキャリアの仲間が加入しました!
 ドキュメンタリー映画やドラマ・CMの撮影監督をされている方、NYでファッションビジネスを学びアパレル企業に勤務後、独立をした方、音楽業界での著作権に精通された方など、多種多様なバックグラウンドを持つパラレルキャリア人材がZESDAに新加入しました。多様なスキルを持った方々の加入で、ZESDAの活動がより一層強化されます。皆様もご自身の経験やスキルをパラレルキャリアで発揮してみませんか?ZESDAでは、埋もれた日本の産業や地域・人を盛り上げることに意欲をお持ちの方をお待ちしています。

4 ZESDAの提供サービス等
■普通のビジネスパーソンが「普通でなくなる」マインドと技術を伝授!『新版プロデューサーシップのすすめ』~紫州書院~好評発売中!
 ZESDAが提唱する日本型のイノベーション手法「プロデューサーシップ(R)」。その理論の下に16の事例を体系的にまとめた「プロデューサーシップのすすめ」が、新規載録を加えて装丁も新たに、さらにお求めやすい価格で新版をリリースしました!Kindle版もあり、Unlimited(読み放題)にも対応してます!ぜひぜひお読みください!
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〈編集・発行〉
NPO法人ZESDA
「ZESDA通信」編集部




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