山形県山形市とふるさとチョイス、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング(R)で、伝統工芸品の後継者育成プロジェクトを開始

プレスリリース発表元企業:株式会社トラストバンク

配信日時: 2023-10-24 10:00:00

~ 和傘、漆器、鋸、特技木工などの3名未満の伝統工芸事業者の新たな担い手を確保 ~

山形県山形市(市長:佐藤 孝弘、以下「山形市」)と国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」( https://www.furusato-tax.jp/ )を企画・運営する、株式会社トラストバンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)は、本日10月24日トラストバンクが提供する、ふるさと納税制度を通じてクラウドファンディング型で寄付を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング(R)」(以下「GCF(R)」)で、伝統的工芸産業の後継者育成を目的としたプロジェクトを開始します。募集期間は2023年10月24日~2024年1月21日で、目標寄付金額は200万円です。



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GCF(R)で寄付を募る背景
豊富な水資源と肥沃な土壌により美しい自然と豊かな気候風土に育まれた山形市は、古くから数多くの素晴らしい素材の宝庫でした。そうした真の素材を活かし、北前船により伝わった京文化を独自に進化させ代々継承してきたのが山形市の伝統的工芸品です。山形打刃物や和傘などその種類は18にも上り、現在は山形仏壇と山形鋳物が経済産業大臣指定の伝統的工芸品に認定されています。
しかし、現代の伝統的工芸産業においては、いずれの業種においても職人の高齢化や新たな担い手の確保が難しい状況にあることから、年々職人の数が減少傾向にあります。「和傘」「漆器」「鋸」「特技木工」においては、現在事業者が3名未満となっており、特に減少が激しい状況です。新たな担い手の確保、継続的な雇用は、山形市の伝統的工芸産業を存続させていくために重要な課題となっています。
これまでも山形市では伝統的工芸産業の後継者育成のため5年連続でGCF(R)に挑戦し、たくさんの支援をいただいています。今回も山形市が世界に誇る伝統的工芸の技術を守り、次世代につなぐためGCF(R)プロジェクトを開始します。

寄付金の使い道
伝統的工芸産業後継者育成補助金、職人と学生の交流事業、伝統的工芸産業修行者支援給付金といった後継者育成の費用として活用します。


山形市長 佐藤 孝弘のコメント
「山形市の伝統的工芸産業の職人の皆様は、それぞれの分野において、この道一筋に技術の研鑽に励まれ、優れた技術を受け継ぎ、本市産業の振興・発展に大きく寄与しておられます。伝統的工芸品は、古くから人々の暮らしの中で、非常に身近なものとして活用されてきましたが、機械化の進展やライフスタイルの変化等に伴い、年々生産額が減少してまいりました。一方で、大量生産大量消費社会への反省や、腕の良い職人の手によるものを使ってみたいという本物を求める方々によって、再び幅広い世代から注目を集めています。職人の卓越した技術と想いの詰まった伝統的工芸品は、「文化創造都市」を掲げる山形市にとって、重要な地域資源であります。これまで以上にその魅力を発信していきながら、後継者育成への支援を行ってまいります。この伝統的工芸産業を未来に受け継ぐこの取組に、是非皆様からのご協力を賜りますようお願いいたします。」


使い道に共感しふるさと納税を利用して行うクラウドファンディング
GCF(R)は、“使い道”から寄付を募るふるさと納税のクラウドファンディングです。自治体は地域課題と解決策を広く発信し、共感を得ることで寄付を集めます。寄付者が地域課題を知るきっかけになるとともに、より具体的な寄付金の使い道を選択することができます。プロジェクトを応援する気持ちで寄付するため、地域に継続して関心を持つことにつながります。
地域のファンを創出し、地域の関係・交流人口を増やす効果も期待されます。
GCF(R)は、2013年9月にトラストバンクが提供した仕組みです。プロジェクト数や活用自治体数も年々増加しており、2023年7月時点で寄付総額147 億円を突破し、約2,100プロジェクトが実施されました。
※ガバメントクラウドファンディング(R)およびGCF(R)は、株式会社トラストバンクの登録商標です

□■ プロジェクトの概要 ■□
◆プロジェクト名: 後継者育成が急務となる伝統的工芸産業の技術を、未来に残したい!
◆寄付受付サイト: ふるさとチョイス「ガバメントクラウドファンディング(R)」(運営:株式会社トラストバンク)
◆目標金額: 200万円
◆募集期間: 2023年10月24日~2024年1月21日(90日間)
◆寄付金の使い道: 伝統的工芸産業後継者育成補助金、職人と学生の交流事業、伝統的工芸産業修行者支援給付金といった後継者育成の費用として活用
◆プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/2622


[画像2: https://prtimes.jp/i/26811/1118/resize/d26811-1118-c2c616a89f95d31d6fe5-1.png ]

ガバメントクラウドファンディング(R)(GCF(R))とは
2013年9月にトラストバンクが提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。自治体が
プロジェクトオーナーとなり、地域課題に対する具体的な解決策、必要な寄付金と使い道、寄付金を集める期間などを提示して広く資金を調達する。寄付者は自らの意思で寄付金の使い道を選ぶことができる。「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。
※「ふるさとチョイス ガバメントクラウドファンディング(R)」サイト: https://www.furusato-tax.jp/gcf/


株式会社トラストバンク( https://www.trustbank.co.jp/
ビジョンは「自立した持続可能な地域をつくる」。2012年4月に創業し、同年9月に国内初のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を開設。同サイトのお申し込み可能自治体は全国9割を超す1600自治体超(22年6月)、お礼の品数は50万点超(23年2月)の国内最大のふるさと納税サイトに成長。18年11月東証プライム市場の株式会社チェンジとグループ化し、パブリテック事業に参入。19年9月自治体向けビジネスチャット「LoGoチャット」、20年3月ノーコード電子申請ツール「LoGoフォーム」をリリース。そのほか、地域経済循環を促す地域通貨事業や、再生可能エネルギーの地産地消を進めるエネルギー事業も展開。※お申し込み可能自治体数No.1(2022年6月時点自社調べ)、お礼の品掲載数No.1(2022年9月 JMRO調べ)

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