【アワードレポート】クールジャパンデータ＆デジマケアワード2023 受賞発表

クールジャパン推進へのインパクトなどを基準に審査



テクノロジーが急速に発展し、日本から世界への情報発信も従来のマーケティングから、データ&デジタルを活用したマーケティングへと大きな変化を遂げています。海外での日本ブーム創出も、インバウンド振興も、マーケティングのデジタルシフトが活動の成否に大きく影響を及ぼすようになってきています。
「クールジャパンデータ&デジマケアワード」は、クールジャパン文脈のデジタルマーケティング活動における創造性や新規性、クールジャパン推進へのインパクトなどを基準に審査し表彰する取り組みで、2022年より開催をスタートさせ、様々な取り組みを表彰しております。
この度、2023年度の受賞者が決定いたしましたのでアワードレポートとしてお知らせいたします。
これらの取り組みの知恵や実績を多くの方々に知っていただき自社サービスの改善や連携の拡大の機会となることを期待しています。

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当日の受賞企業のプレゼンテーション、審査結果につきましてはこちらよりご視聴いただけます。↓
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=4SHNnjxeSqU ]


クールジャパンデータ＆デジマケアワード2023 概要


今年で2回目の開催となるクールジャパンデータ＆デジマケアワードはクールジャパンDXサミットのメインコンテンツの一つとして2023年4月より募集を開始し、クールジャパン文脈のデジタルマーケティング活動における創造性や新規性、クールジャパン推進へのインパクトなどを基準に審査されました。
1次審査、2次審査通過者は、10月5日（木）に開催したファイナリストによるプレゼンテーションにご登壇いただき順位が決定されました。

審査委員は、日本や海外の文化、プロダクト、観光資源をデータやデジタルの活用によって世界中に届けることを推し進め、イノベーションを促進させるといった本イベントの趣旨に共感され、また自身もその最前線で活躍されている企業や団体、行政の10名の方々で構成されております。

■審査委員（※順不同）
・大阪観光局　理事長　溝畑 宏氏
・日本ガストロノミー学会 代表　フードロスバンク 代表取締役社長　山田 早輝子氏
・ジェイアール東日本企画　常務取締役 社長補佐CDO　ソーシャルビジネス・地域創生本部長　高橋 敦司氏
・海外需要開拓支援機構（クールジャパン機構）　代表取締役社長 CEO 兼 COO　川崎 憲一氏
・イントゥ 代表取締役　観光ブランドプロデューサー　小松崎 友子氏
・WAmazing 代表取締役CEO　加藤 史子氏
・日本政府観光局（JNTO） 理事　中山 理映子氏
・MATCHA 代表取締役社長　青木 優氏
・ICHIGO 代表取締役社長 CEO　近本 あゆみ氏
・Vpon Holdings 代表取締役　クールジャパンDXサミット オーガナイザー　篠原 好孝

受賞結果



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最優秀賞
株式会社杉本商店 https://sugimoto.co/
日本のUMAMIを世界へ！干し椎茸を欧米へ浸透させるデジタルマーケティング
CMO 杉本 達則氏
概要：
杉本商店は、宮崎県高千穂町にある、干し椎茸専門店です。
欧米では干し椎茸を食べる文化が全くない中で、誰でも使えるInstagramとAI翻訳を駆使してPRするところからスタートし、最終的には米国Amazon売れ筋１位から米国Google検索結果の順位が１位となり展示会に出なくても有力バイヤーから直接注文が来るようになりました。

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優秀賞
株式会社WORLD https://world-company.jp/
DXのチカラで浅草に新たな観光スポットを！
代表取締役　坂 めぐみ氏
概要：
WORLDは東京の浅草駅前のスペースで訪日外国人を対象に“握り寿司体験”のような体験コンテンツを提供しています。スタッフの募集、日々の店舗運営業務、集客の3つを自社でシステム化しDXで業務効率と費用削減を推し進め、半年間で累計4,000名の参加者を募りました。

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特別賞
株式会社Agnavi　 https://agnavi.co.jp/
台湾市場への日本酒輸出促進プロモーション
代表取締役　玄 成秀氏
概要：
Agnaviは日本で唯一日本酒の充填から販売までを一気通貫したサービスを提供しています。日本酒の海外での輸出額はまだまだ少額のため、有名どころの日本酒を海外へ輸出しやすい形状とデザインである小容量（一合缶）に再パッケージして販売を開始し、台湾での高級百貨店や高級スーパーでの販売を成功させました。

審査委員総評（一部抜粋）


審査委員の方々からファイナリストのプレゼンテーションに対する総評をまとめています。

■海外需要開拓支援機構（クールジャパン機構）　代表取締役社長 CEO 兼 COO　川崎 憲一氏
プレゼンテーションを楽しませていただきました。
私共は「日本のらしさをもっと世界に」をスローガンにインバウンドを含め日本のモノやサービスを世界に展開していく人や企業を支援しています。これを縁に皆様のお役に立てれば良いなと考えています。

■大阪観光局　理事長　溝畑 宏氏
3社それぞれの方がNo１になってもおかしくない結果で悩みました。
「オンリーワンを目指すことがナンバーワンになることにつながる」と考えておりますが、チャレンジ精神がすごく感じられて、私も非常に刺激を受けました。
皆様のようなマインドを持った方がどんどん海外へ出ていって活躍すれば日本は必ずよくなると思います。

■ジェイアール東日本企画　常務取締役 社長補佐CDO　ソーシャルビジネス・地域創生本部長　高橋 敦司氏
お三方受賞おめでとうございます。
杉本さんは、普通アナログだとできないことを“少しだけ”デジタル化することでこうなるよ。という事例をご紹介いただいたという非常に重要な示唆だったと思います。さらに「誰でもやれそうなことを、ちゃんとやることが重要だ」ということにも気づかせていただきました。

■Vpon Holdings 代表取締役　クールジャパンDXサミット オーガナイザー　篠原 好孝
それぞれ素晴らしいプレゼンテーションでした。
日本のプロダクトや観光資源を世界に発信する第一歩は、小規模なDXで実現できることが分かります。これらの取り組み事例を多くの方に吸収していただき実行していけば、やがてそれは日本に大きなムーブメントを起こすと確信しています。引き続き海外需要開拓推進をオールジャパンで進めたく、継続していきたいと思います。

最優秀賞を受賞した株式会社杉本商店 CMO　杉本 達則氏のコメント


最優秀賞を受賞した杉本氏の喜びの声になります。

美味しいクヌギの原木で作った干し椎茸は企業で作ることは難しく、山奥に家族で暮らして自然と対話をしながら作ってくださる生産者の皆様がいるからこそ、できるものです。クールジャパンデータ&デジマケアワードで最優秀賞をいただけたことを、こうした生産者の皆様と一緒に分かち合いたいと思います。
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クールジャパンDXサミット2023 開催概要


開催日：2023年10月4日（水）～10月5日（木）
※次回開催は2024年秋頃を予定しております。
開催方法：4日（水）オンライン開催、5日（木）会場開催
開催会場：クールジャパンパーク大阪　TTホール
主催：クールジャパンDXサミット実行委員会
運営事務局：Vpon JAPAN
オフィシャルサイト：https://www.cooljapan-dxsummit.com/

クールジャパンDXサミット実行委員会について


クールジャパンDXサミット実行委員会は、海外での日本ブーム創出やインバウンド振興を、データやデジタルを活用したマーケティングにより強力に推し進め、官民がタッグを組み推進することを目的に、Vpon JAPANが企業・団体とともに発足しました。
クールジャパンとデータ・デジタルマーケティングを掛け合わせた多くの事例を広めていくことでクールジャパン戦略のデジタルシフトの機運を高めることに繋げてまいります。

〈構成メンバー〉
Vpon Holdings株式会社 代表取締役　クールジャパンDXサミット オーガナイザー　篠原 好孝
株式会社ジェイアール東日本企画 常務取締役 社長補佐CDO　ソーシャルビジネス・地域創生本部長　高橋 敦司氏
株式会社イントゥ 代表取締役　観光ブランドプロデューサー　小松崎 友子氏
特定非営利活動法人 元気な日本をつくる会　海外取引支援プロジェクトリーダー　常井 孝之氏

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運営事務局Vpon JAPANについて


Vpon JAPANは独自のAI技術とデータソリューションの提供により、日本と海外のソフトパワーの発信と経済貢献を官民問わず支援しているアジアビッグデータカンパニーです。
【会社概要】
社名：Vpon JAPAN株式会社
本社所在地：東京都新宿区新宿4-1-6　JR新宿ミライナタワー18F
代表取締役：篠原 好孝
事業内容： 独自AI技術によるビッグデータ解析事業、スマートフォン広告プラットフォーム事業、インバウンド・アウトバウンドマーケティング支援事業、DMP構築事業、クールジャパンDXサミット運営事務局
設立： 2014年6月
HP：https://www.vpon.com/jp/

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