TBSテレビ、LiveUのEcosystemの導入を拡大してリモートカメラ制御を効率化する。

プレスリリース発表元企業:LiveU Japan株式会社

配信日時: 2023-10-11 08:30:00

LiveUの制作ツール「IP Pipe」がG7広島サミット2023でTBSの制作ワークフローに初めて採用されました。

2023年10月10日ニュージャージー州ハッケンサック - LiveUのEcosystemは、今年5月に広島で開催されたG7広島サミット2023のライブ放送で中心的な役割を果たしました。日本を代表する放送局の一つであるTBSテレビ(以下TBS)は、LiveUのLU300SにIP Pipe機能を追加し、遠隔カメラ制御の効率化でコスト削減を実現しました。系列の地方局であるRCC中国放送(以下RCC)と並行して、TBSは3日間のイベント期間中、会場を見下ろす港湾側と黄金山俯瞰側から高品質のライブフィードを撮影しました。サポートは、LiveUの日本における長年のパートナーである三信電気株式会社が提供しました。



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これまでTBSはカメラを制御するためにLANベースのシステムを利用していましたが、LAN制御できる全天候型のロボットカメラには機材選定の幅が少なくコストがかかり、設置が複雑だと言う課題を抱えていました。対照的に、LiveUの制作ツールであるIP Pipeを使うことにより、セットアップが素早くでき、LiveUのユニットを通して既存のカメラ機材の制御が可能です。すべてのIPベースの機器は、TBSの中央制御室からLiveUサーバー経由で遠隔操作ができ、信頼できる仕組みであることが証明されました。


TBSテレビ 報道局 報道取材センター 取材部デスク 野口 隼平氏は、「およそ2週間から1か月の期間で安定して映像伝送と接続が可能で、固定回線を引く工事の手間も必要ないので、今後も積極的に運用を検討しています。更に災害など突発的な現場でも夜間の現場監視および撮影が可能で、現場の負担を軽減できると感じています。既存の送受信機にライセンスを付与するだけで運用が開始できる点も、導入しやすいポイントでした。」と述べています。


RCC中国放送報道制作局映像センター長 角 浩徳氏は、次のように述べています。「情報カメラでの利用は電源とモバイル環境があればLiveUのみで映像/音声伝送とカメラ制御ができるので、光回線などの工事が不要、急な現場にも対応でき、設置場所の幅も広がりました。またネットワーク設定等が不要で単純にイーサーネットのトランク線として使用できるも導入のポイントでした。」


またLiveU Asia - GM Yaal Eshel氏は、「TBSは日本を代表する放送局の一つであり、当社の技術によって、TBSとその系列パートナーであるRCC中国放送がG7広島サミット2023期間中に高品質のライブ放送を配信できたことを誇りに思います。」と述べています。

LiveUについて
LiveUは、ライブビデオの未来を形作り、ニュース、スポーツ、その他の分野でのビデオ制作ワークフローやクラウドサービスを提供している。グローバルマーケットにおけるリーダーシップとイノベーションを基盤に、あらゆるタイプのライブプロダクションに対して、最高品質で信頼性が高く、コスト効率の高いエンドツーエンドソリューションを提供し、より少ないコストで多くのプロダクションに貢献している。ポータブルなプロダクションレベルのフィールドユニットやスマートフォンアプリから衛星とモバイル回線のハイブリッド伝送ソリューション、次世代クラウドベースのIP管理、配信、放送オーケストレーションのクラウドソリューションまで、幅広いラインナップを取り揃えています。世界150カ国に5,000以上の顧客を持つLiveUの技術は、グローバルな放送局、スポーツ、その他の組織(政府、教育、公共安全、企業、プロダクションハウスなど)に選ばれており、テレビ、モバイル、オンライン、ソーシャルメディアにライブ映像を配信している。

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