国連WFP「アフガニスタン地震緊急支援」募金受付中
配信日時: 2023-10-10 12:47:26
認定NPO法人国連WFP協会(神奈川県横浜市)は、10月10日(火)よりアフガニスタン地震緊急支援募金を開始。これはアフガニスタン西部で発生した地震により被災した地域の緊急のニーズに応えるもので、日本の皆さまからの寄付による支援への参加を強くお願いすることを目的としています。
(寄付ページ: URL:https://www.jawfp.org/oneshot?btn=EM01 使途は「緊急支援」を選択してください。電話0120-496-819)
アフガニスタン地震の状況
[画像: https://prtimes.jp/i/9064/396/resize/d9064-396-253fcb0e5fa28433d8c4-0.jpg ]
10月7日(土)、アフガニスタン西部のヘラート州でマグニチュード6.3の地震が発生。アフガニスタン当局は、現時点で2,000人が死亡、4,000人以上が負傷し、1,400人が避難していると推定しています。被災者の多くが家を失い、所有していたものをすべて失っています。
ヘラートに拠点を置く国連WFPのチームは、地震発生から数時間以内に、被災した700世帯に栄養強化ビスケットの配布を開始。今後、最大7万人の被災者に食料または食料を購入するための現金を配給する準備を進めており、すでに2万人分の家庭用食料セットを用意しています。各セットには7人家族の1ヶ月分の食料となる栄養強化粉、植物油、豆類、塩が入っています。アフガニスタンの人口の3分の1が食料不安にあえぐ中、国連WFPは、紛争や災害、気候危機の影響を受けた人びとが、どこにいても必要な支援を受けられるように展開しています。
国連WFP協会 青木 創 事務局長のコメント
アフガニスタンの人びとは、何十年にもわたる戦争、深刻な干ばつ、経済停滞によって、すでにかつてないほどの危機に見舞われていました。2021年9月にはタリバン政権による首都掌握、2022年6月にはマグニチュード5.9の地震が発生しており、国連WFP協会では過去3年で2億円以上のご寄付を日本の皆さまからお預かりし送金しました。しかしながら、本年9月までに、深刻な飢餓が記録的な水準に達し、大幅な資金不足に陥り、アフガニスタンの1,000万人への食料配給を削減せざるを得ない状況になりました。今回の地震は、既に1,500万人が次の食事のあてがないという深刻な人道的ニーズがある中で発生しました。国連WFP協会はアフガニスタンの人びとに寄り添い、一人でも多くの人を救えるよう緊急支援募金を実施します。皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
■寄付受付および最新情報:
寄付ページ:https://www.jawfp.org/oneshot?btn=EM01 使途は「緊急支援」を選択してください。
電話:0120-496-819(受付時間9:00~18:00、年始を除く年中無休)
最新情報:https://ja.wfp.org/
■国連WFPとは
飢餓をゼロにすることを使命に活動する、国連唯一の食料支援機関です。災害や紛争時の緊急支援、栄養状態の改善、学校給食の提供などを活動の柱に、120以上の国と地域に拠点を持っています。2020年にはノーベル平和賞を受賞しました。
■認定NPO法人 国連WFP協会とは
国連WFPを支援する認定NPO法人で日本における国連WFPの公式支援窓口です。募金活動のほか、企業・団体との連携、広報を通じて、日本における支援の輪を広げています。
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