アルメニア/アゼルバイジャン:ユニセフ事務局次長「子どもの安全と生存を最優先に」【プレスリリース】

プレスリリース発表元企業:公益財団法人日本ユニセフ協会

配信日時: 2023-09-27 11:43:35

【2023年9月26日 ニューヨーク発】

アルメニアとアゼルバイジャンの深刻な衝突の激化を受け、ユニセフ(国連児童基金)事務局次長のテッド・チャイバンは以下の声明を発表しました。

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ユニセフは国連事務総長の和平への呼びかけを支持し、人道支援の到着を歓迎します。また、すべての当事者に対し、支援従事者に全面的なアクセスを認めるよう求めます。ユニセフは、女性や子どもに命を守るための支援や物資を提供する準備ができています。

家族が離ればなれになっているとの報告を受け、憂慮しています。早急に家族の捜索を行い再会を実現させることが優先されるべきです。

大勢の子どもと家族が避難しています。子どもたちの移動や移住においては、子どもたち自身の最善の利益が第一に考えられなければならず、また彼らの安全はすべての当事者によって保障されなければなりません。この状況に巻き込まれた子どもの安全と保護が、最重要です。私たちは、すべての当事者、そして子どもに影響を与える立場にあるすべての人に対し、子どもの安全と生存を何よりも優先するよう、強く求めます。

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■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念をさまざまな形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています。 https://www.unicef.or.jp/
※ ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する33の国と地域を含みます

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、33の先進国・地域にあるユニセフ国内委員会の一つで、日本国内において民間で唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 https://www.unicef.or.jp/

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