国内初となる国産SAFの大規模生産実証設備向け廃食油精製用 遠心分離機「三菱ディスクセパレータ」を受注
配信日時: 2023-09-15 11:01:51
三菱化工機株式会社(代表者:田中 利一、所在地:川崎市、以下「当社」)は、日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長CEO:佐藤 雅之、以下「日揮HD」)、コスモ石油株式会社(代表取締役社長:鈴木 康公、以下「コスモ石油」)、株式会社レボインターナショナル(代表取締役:越川 哲也、以下「レボインターナショナル」)、日揮株式会社(代表取締役 社長執行役員 山田 昇司、以下、「日揮」)の4社が取り組む、国内初となる廃食用油を原料とした国産SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)の大規模生産実証設備の建設に向け、分離板型遠心分離機「三菱ディスクセパレータ SJシリーズ」を受注しました。
本実証設備は、国内初となる国産SAFの大規模生産を目指し、100%廃食用油を原料とした年間約3万キロリットルのSAFの生産実証を行うものです。
当社のディスクセパレータは、供給する懸濁液*1から遠心力により固形物を分離し、清澄液*2の連続回収と分離固形物の自動間欠排出が可能な連続遠心分離機です。本実証設備向けでは、ディスクセパレータの分離性能が評価され、原料廃食用油に含まれる夾雑物*3の除去用として利用されます。
当社の遠心分離機「三菱ディスクセパレータ」は、主に船舶用燃料油、潤滑油用の油清浄機として70余年の歴史と11万台以上の納入実績を持つ、分離板型遠心分離機のベストセラーです。船舶用に加えて、今回納入したクリーンエネルギー分野での用途も拡大しています。今後も当社は、SAF製造プラント向けなどへのディスクセパレータの供給により、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
*1:懸濁液(けんだくえき:固体粒子が液体中に分散した混合液)
*2:清澄液(せいちょうえき:ろ材を通過して固体物質と分離された液)
*3:夾雑物(きょうざつぶつ:不純物)
■製品写真
[画像1: https://prtimes.jp/i/116512/15/resize/d116512-15-e5153f84f320896fc2cd-0.jpg ]
■本リリースの取り組みを通じて、当社はSDGs(持続可能な開発目標)における次の目標に貢献します。
・目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
・目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
・目標13 気候変動に具体的な対策を
・目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
[画像2: https://prtimes.jp/i/116512/15/resize/d116512-15-8c85989d93af3ce5f921-1.jpg ]
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