ビザ、初となるミドルマーケット向けの成長企業運転資本指標を発表

プレスリリース発表元企業:Visa Inc.

配信日時: 2023-09-14 20:39:00

ビザ、初となるミドルマーケット向けの成長企業運転資本指標を発表

調査対象の成長企業、約半数が今後1年間に運転資本の利用が増加する見込み
業種ニーズと選択肢やアクセスとの幅広い調整が依然として必要


(サンフランシスコ)- (ビジネスワイヤ) -- ビザ(NYSE: V)は、初の2023-2024年成長企業運転資本指標(WCI)を発表しました。成長企業は独自のニーズと能力を持ちながら、目的に応じたソリューションにより中小企業と大企業の間の隙間に落ち込んでしまいがちですが、この調査は、そのような成長企業のCFOと財務担当者を対象としたものです。

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Visa Releases First Growth Corporates Working Capital Index for the Middle-Market (Graphic: Business Wire)Visa Releases First Growth Corporates Working Capital Index for the Middle-Market (Graphic: Business Wire)

調査結果によると、これらの企業は、事業独自の業務および財務ニーズに適合する運転資本ソリューションの確保に課題を抱えていることが明らかになりました。調査対象となった成長企業の半数近くは、戦略的成長イニシアチブのために今後1年間でさらに多くの運転資本を利用する予定ですが、18%は現在、運転資本へのアクセスが不十分であるか、運転資本ソリューションが業種特有の要件に適合していないため、運転資本の活用が最適化されていません。

運転資本指標は、調査対象となった成長企業のほぼ3分の1(32%)が、事業拡大資金、在庫購入、レガシーシステムのアップグレード、その他の成長イニシアチブのための戦略的成長目的で外部運転資本ソリューションを利用していることを明らかにしています。実際、この1年間、業績優秀企業は、業績下位の企業よりも34%多く戦略的な目的で外部運転資本を利用しています。これらの業績優秀な成長企業は、仕入債務回転日数(DPO)の改善に効率性を示すと同時に、支払を受けるサプライヤーの財務的安定性と、関与する下流の財務エコシステムを改善しています。

「ビザは、2023-2024年成長企業運転資本指標を発表できることを嬉しく思います。この指標では、中堅企業コミュニティおよびその運転資本課題への取り組み方を詳しく調査しています」とビザ・コマーシャルソリューションのグローバル責任者であるダレン・パースローは述べています。「このレポートは、CFOや財務担当者がビジネスの日常的な要件と、生き残り・成長・規模拡大に必要なキャッシュフロー要件とのバランスをどのように取るかについて、実践的な洞察を提供しています。注目すべきは、戦略的目標を達成するために幅広い外部運転資本ソリューションを採用しながら、優秀な業績を上げている成長企業がどのような手本を示しているかということです」

WCIにおけるその他の調査結果

0から100までの尺度(100は運転資本ソリューションの利用による業務効率の完璧な比率を表す)で、回答者の平均スコアは49であり、これは、利用可能な運転資本オプションや運転資本へのアクセスにおける業種によるニーズの不一致が広範に存在していることを示しています。業績優秀企業は、平均WCIスコア70を達成し、これは業績下位企業の3倍であり、平均で年間330万ドルの金利、遅延損害金、社内処理コスト、早期支払によるサプライヤー割引により、節約しています。過去12ヶ月間に、戦略的成長資金を調達するために運転資本ソリューションを利用したCFOと財務担当者の数は、計画外のキャッシュフロー不足を埋めるために利用したCFOと財務担当者の2倍でした。運転資本ソリューションの利用を希望したが利用を拒否された回答者の8%は、主にCEMEAとAPAC地域に集中しており、利用できなかった理由として、適格基準や申請プロセスの長さなど、承認関連の障壁を挙げています。調査対象となった成長企業は、世界的な景気後退の予測を気にせず、2024年には信用状況の緩和と業況の改善を見込んでいます。そのため、成長企業CFOの92%が今後12ヶ月間に運転資本ソリューションを利用する予定であり、これは運転資本ソリューションの利用が30%増加することを示しています。回答した成長企業の3分の2以上が、バーチャルカードを多目的な運転資本オプションと考えており、その利用は2024年には3倍になると予想されています。「ビザは、成長企業、すなわち明日の巨大企業になる大きな可能性を秘めた今日の中堅企業の育成に注力し、そのための投資を行っています」と、ビザ・コマーシャルソリューションズのラージ・ミドルマーケット、財務および業種別グローバル責任者であるSVPのAlan Koenigsbergは述べています。「2023-2024年成長企業運転資本指標によるビザの目標は、運転資本ソリューションがこれらの企業の業務効率に与える影響をもっと深く理解することでした。このレポートは、この活気あるビジネスセクターの健全性と、事業成長のために運転資本ソリューションを頼りにするCFOや財務担当者のニーズや期待に沿った運転資本ソリューションを調整する能力を測定するための重要なベンチマークです」

WCIについての詳細は、https://visa-business-solutions.foleon.com/vbs/knowledge-hub/report-working-capital-index をご覧ください。

ビザについて

ビザ(NYSE: V)は、デジタル決済の世界的リーダーであり、200を超える国と地域の消費者、事業者、金融機関、政府機関の間の取引を促進しています。その使命は、革新性・利便性・信頼性・安全性が最も高い決済ネットワークを通じて世界をつなぎ、個人、企業、経済の繁栄を実現することです。ビザは、あらゆる場所であらゆる人が参加する経済が、どんな場所でも全ての人を向上させ、アクセス性がマネー・ムーブメントの未来の基礎となると信じています。詳しくはVisa.comをご覧ください。

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