ビットトレックス・グローバル、SECと和解

ビットトレックス・グローバル、SECと和解

（リヒテンシュタイン・ファドゥーツ）- （ビジネスワイヤ） -- ビットトレックス・グローバルは、同社が米国で未登録の取引所を運営したとされる4月17日の起訴に関して米証券取引委員会（SEC）と和解したことを受け、次の声明を発表しました。

ビットトレックス・グローバルは、SECによる当社への起訴を取消すため6月に動議を提出した後、和解に達したことを発表いたします。

当初より、当社の立場を説明するに当たり、SECとの生産的なやり取りを前向に快く行ってきました。当社は、SECと和解に達し、両当事者が訴訟の労力とコストを避けられたことをうれしく思っています。このスピード感ある決着のため、和解合意では、ビットトレックス・グローバルではなく、ビットトレックス・インク（ビットトレックスUS）が2,400万ドルを支払うこととなっています。これにより、ビットトレックスが起訴内容を認めることも否定することもなく、SECが事案決着に合意して完全解決となりました。「顧客に対し、世界で最も安全、革新的、そして市場で規制監督を受けた取引所を提供する」という当社が最も誇る事業に完全に注力できることになります。

ビットトレックス・グローバルの最高経営責任者（CEO）であるオリバー・リンチは、次の通り述べています。 「当社は、この条件で早急に和解したことをうれしく思っています。これはビットトレックス・グローバルにとって朗報ですが、レースで言う勝利の周回走行のタイミングではありません。むしろ、すべての事案が完全に収束した今、当社は規制監督を正しく受け、成熟し、洗練された、より広範囲にわたる金融エコシステムの一部として、暗号資産の未来に向けビジョンを組み立てることに集中すべきなのです。このビジョンの実現には、目的に合った適切な規制制度が必要です。だからこそ、ビットトレックス・グローバルは世界で暗号資産の規制監督環境が最も整っているとして重んじられる、リヒテンシュタインとバミューダの規制監督に適合していることに誇りを持っています。」

「ビットトレックス・グローバルは、米国からの顧客を受け付けないようにするため、大規模な投資を行ってきました。当社は、米国外の顧客にのみ対応し、サービスを提供しています。米国とのあらゆる関連性について懸念を募らせている世界中の市場参加者には、米国の規制監督を受けていないデジタル資産取引所と事業提携したい場合、ビットトレックス・グローバルこそがお役に立てることをお留め置きください。ビットトレックス・グローバルは、暗号資産の未来が安全かつ革新的であり、規制監督下にあることを体現する方法をけん引し続けます。」

キング・アンド・スポルディング合同会社のパートナーであるアンドリュー・マイケルソン氏は、次の通り付け加えています。「当社は、本件についてビットトレックス・グローバルに助言できたことを誇りに思っています。この結果が特別であり満足できるものである理由は、当社のお客様であるビットトレックス・グローバルが和解において一切支払いせずに解決できたことです。お客様に代わり、この結果への喜びの思いを表したいと思います。」

ビットトレックス・グローバルは、セキュリティ、イノベーション、規制監督という3つの基本原則の上に設立され、世界で最も長期に渡る運営を誇り、規制監督要件に準拠した取引所の1つであるとの世界的な定評を誇りとしています。すべてのお客様の資金は安全性とアクセシビリティを維持しており、当社は市場における最も安全な取引所としてサービスを提供することに取り組んでいきます。

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