原三溪氏が考案した意匠「三溪四弁花文」【老舗織物ブランドによる雑貨製品化も】

プレスリリース発表元企業:株式会社龍村美術織物

配信日時: 2023-08-17 11:10:00

文様が描かれた円卓や椅子が8月25日(金)まで三溪記念館にて展示中

国指定名勝である横浜 三溪園には、所蔵する円卓や椅子に描かれた「三溪四弁花文(さんけいしべんかもん)」という文様があります。人気のお土産である香炉庵の薄皮どら焼きや、龍村美術織物の三溪園オリジナル製品(三溪園でのみ販売)にも描かれている文様として、良く知られています。三溪園では、現在開催中の所蔵品展「華ひらく」にて、この文様をはじめとする貴重な作品の数々を8月25日(金)まで展示中です。



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三溪園と原三溪氏


三溪園(さんけいえん)は神奈川県横浜市にある庭園で、敷地内には17棟の日本建築が建てられています。実業家で茶人でもあった原三溪(本名 原富太郎)氏によって1906年に創設され、2006年11月17日に国の名勝に指定されています。原三溪氏は明治・大正・昭和の前半期にかけて生糸貿易で財を成し、経済界だけにとどまらず、文化の保護や振興にも大きく貢献された人物として知られています。
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「三溪四弁花文」とは


「三溪四弁花文(さんけいしべんかもん)」は、原三溪氏がデザインし、調度品の装飾等にあしらっていた文様です。菱形をベースに4枚の花びらにて構成されるこの文様は原三溪氏に大変好まれ、今も三溪園に残されている様々な家具などに見ることが出来ます。
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龍村美術織物の三溪園限定アイテム


龍村美術織物では、この「三溪四弁花文」を元にデザイン化し、オリジナルの絹織物を製作し、その生地を使用した商品をご用意しています。全商品とも三溪園でのみの販売、他では手に入らない限定商品となっております。(龍村美術織物公式オンラインショップやショールーム等での販売はございません。)
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所蔵品展が開催中


この「三溪四弁花文」のオリジナルが描かれている円卓や椅子を含む、貴重な所蔵品を見ることのできる所蔵品展「華ひらく」が現在開催中です。オリジナルの文様も龍村美術織物の製品もあわせてぜひお楽しみ下さい。
■所蔵品展「華ひらく」開催概要
●会期
2023年7月14日(金)~8月25日(金)
●時間
9:00~17:00
●会場
三溪記念館 第1・第2展示室
●観覧料
無料(入園料のみで観覧できます)
※所蔵品展に関する御質問等は三溪園様へお問い合わせ下さい。
・三溪園ホームページ:https://www.sankeien.or.jp/


■龍村美術織物について
龍村美術織物は、1894(明治27)年の創業以来、"独創と復元"というテーマを根底に、織物づくりに真摯に向き合ってきました。創業者である初代龍村平藏は、織物における芸術的完成を求め、古代裂(こだいぎれ)の復元研究に没頭し、様々な織物の知識、技法を学び蓄積することで得た「織の総合力」をもって、正倉院裂(しょうそういんぎれ)をはじめとする国宝や、名物裂(めいぶつぎれ)の復元を果たします。また、緻密さと大胆さを兼ね備えた新しい独創的な織物を、その知識と技術をベースに数多く創作していきます。この織物づくりにおける"独創と復元"という考え方は今日に至るまで連綿と受け継がれ、艶やかな色合い、立体的な表現、美的エッセンスが凝縮された独特な紋様など、龍村美術織物らしい唯一無二の独創性をもった織物を、日々世に生み出し続けています。

社名:株式会社 龍村美術織物
代表取締役:龍村 育
本社住所:〒615-0022 京都市右京区西院平町25 ライフプラザ西大路四条2階
Tel:075-325-5580
従業員数:62名
創業:明治27年 (1894年)
会社設立:昭和53年 (1978年) 2月23日
資本金:24,000,000円
事業内容:美術織物の製造および販売、各種緞帳・懸装品の企画・デザイン、製造および販売、和装雑貨などのインターネット販売
公式サイト:https://www.tatsumura.co.jp/
公式オンラインショップ:https://shop.tatsumura.co.jp/

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