〈実施報告〉産学官×SDGs!食品ロス解決に向け、自治体フードシェアリング事業の課題に対し国士舘大学政経学部3ゼミが解決策を検討するプロジェクト 成果発表会を実施

プレスリリース発表元企業:株式会社G-Place

配信日時: 2023-08-16 11:00:00

最終発表会_会場風景

自治体向けの業務支援を行う株式会社G-Place(本社:京都府長岡京市、代表取締役社長:綾部英寿、以下「当社」)と国士舘大学政経学部は、2023年6月12日からの1か月間、「目指せ食品ロス・ゼロ!ミッションin国士舘大学」と称して共同プロジェクトに取り組み、7月12日に成果発表会を行いました。
本プロジェクトでは、当社の提供する自治体向けフードシェアリングサービス「タベスケ」を採用する自治体が共通に抱える事業課題に対し、国士舘大学政経学部の3つのゼミナールが解決策を検討しました。当社では本プロジェクトで得た解決策を参考にサービス改善に取り組んで参ります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/365200/LL_img_365200_1.jpg
最終発表会_会場風景

■プロジェクト概要
本プロジェクトでは6月12日から7月12日までの1か月間、国士舘大学政経学部の専門の異なる3つのゼミナールが当社の提供する課題に取り組み、7月12日に成果発表会を行いました。

▼参加ゼミナール
国士舘大学政経学部
担当教員 赤石秀之(専門・環境経済学) 学生数15人
担当教員 佐藤恵(専門・財務会計) 学生数18人
担当教員 柴田怜(専門・経済政策) 学生数16人


■当社が本プロジェクトで解決を目指した課題
「タベスケ」を利用してフードシェアリング事業を行う自治体が共通に持つ課題として、食品を掲載する店舗(協力店)の確保とその利用率向上が挙げられます。今回のプロジェクトではこの点をテーマに、学術的な視点、学生の率直な視点で改善策を検討していただきました。


■プロジェクト結果、最終発表会内容
3つのゼミナールの学生が全11チームに分かれて課題を検討し、最終発表会ではチームごとに課題と感じた点とその課題に対する解決策について発表を行いました。
各チームがそれぞれの視点から課題を整理した結果、地域スポーツチームとの連携や訪問介護利用者への利用促進などの独自性のあるアイディアが出されました。一方で、SNSの積極活用や地域イベントでの普及活動など複数のチームに共通するアイディアもあり、学生の視点で見た際に共通して認識される課題も示された結果となりました。
最終発表会には現在タベスケを運用している江戸川区の担当者にもご参加いただき「イベントでのPRやSNSの活用などの案は参考にしたい」とのフィードバックを得ました。


■当社における今後の取り組み
当社では本プロジェクトで得た提案を参考に、システムの機能改善、サービス周知手法の多様化を検討していきます。システムの機能改善としては今年度末のリリースを目安にシステムの改修を進め、現在サービス提供中の全自治体に対しより良い利用環境を提供することを目指します。


■国士舘大学 担当教員からのフィードバック
実際の企業課題を題材とした学習は初めてでした。学習を進めるうちに、今自分たちの取り組んでいる課題が実際に多くの人々が関わる現実社会に繋がっていることを学生が理解していったように感じました。検討の過程においては実社会におけるトレードオフの関係に直面することもあり、解答を見出すためのグループワークでは机上の学習を実際の社会課題の分析に生かすことに非常に苦労したと思います。ですが企業や自治体関係者に対して結果報告を行うために、ギリギリまで試行錯誤を繰り返し、発表に望む姿が見られました。互いに尊重しあい、最後までより良い解答を求めたことは学生にとって得難い経験となりました。
また、普段直接目にすることのないBtoB企業の社会貢献を知る機会となり、学生のキャリア形成の幅を広げる意味もあったと捉えています。


■関連リリース
『産学官×SDGs』食品ロス解決に向け、自治体フードシェアリング事業の課題に対し国士舘大学政経学部3ゼミが解決策を検討
https://www.atpress.ne.jp/news/357943


■株式会社G-Placeについて
1968年に「日本グリーンパックス」という社名で事業をスタート。2019年5月、創業50周年を機に現社名に変更しました。『アイディアで未来をつくる、創造総合商社』を掲げ、さまざまな分野で独自性のある商品やサービスを提供しています。創業から一貫して、全国自治体のごみ減量促進を支援。また、再生可能エネルギーに関する資材や再生樹脂製品の販売、天然由来成分にこだわったオリジナルの化粧品や雑貨類の企画・販売、海外家電製品の輸入販売なども行っています。現在では海外にも拠点を設け、積極的に事業を展開中です。


■G-Placeが提供する自治体向けICTサービスラインナップ(一部)
◆ごみスケ https://gomisuke.jp
全国150以上の自治体が導入するごみ分別アプリ。ダウンロード数は230万以上。昨今需要の高い外国語・やさしい日本語にも対応。

◆ごみサク https://www.gomisaku.jp
家庭ごみの減量化・適正排出を促進し、地球環境に貢献するための分別辞典サイト。地域×品目ごとに、正しい捨て方やリユース方法を簡単に検索可能。

◆パーズ https://perze.jp
「ごみ・子育て支援・防災」など必要に応じ自由にカテゴリ登録ができ、イベントやMAP、コラムなど様々なテンプレートを組み合わせて自治体毎のオリジナルアプリを作れます。

◆タベスケ https://tabesuke.jp/
自治体向けフードシェアリングサービス。まだ食べられるけれど廃棄されてしまう可能性の高い食品を購入者につなげることで食品ロス削減に取り組みます。

◆ロカスタ https://locapo.jp/service/locasta/
農林水産業・飲食店と地産地消に関心のある住民をつなぐツールです。直売所の情報やイベント情報のPRなどを通し、「地産地消」を推進・支援します。

◆ロカポ https://locapo.jp
G-Placeが提供する地域の課題解決・活性化につながる自治体向け製品の検索サイト。


【会社概要】
商号 : 株式会社G-Place(読み:ジープレイス)
所在地 : 〒617-0835 京都府長岡京市城の里10-9
創業/設立 : 1968年5月7日/1969年5月16日
代表取締役社長: 綾部英寿
公式HP : https://g-place.co.jp


【事業に関するお問い合わせ先】
株式会社G-Place
公共イノベーション事業グループ
東日本営業チーム Email: kan2@g-place.co.jp
西日本営業チーム Email: kan1@g-place.co.jp


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