【美術出版社】Chim↑Pom from Smappa!Groupの初期から近年までの代表作と新作を発表するなど話題を集めた「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」の公式図録(ドキュメント版)を刊行

プレスリリース発表元企業:美術出版社

配信日時: 2023-08-03 10:00:00

美術出版社(東京都品川区)は、2022年の2月18日から5月29日まで森美術館(東京)で開催された展覧会、「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」の101日間を多角的に記録・考察した公式図録(ドキュメント版)を刊行、2023年8月8日(火)より一般発売いたします。



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書誌概要

2022年の2月18日から5月29日まで東京・六本木の森美術館で開催された展覧会、「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」の公式図録(ドキュメント版)です。本展は、Chim↑Pom from Smappa!Groupの初期から近年までの代表作と本展のための新作を一挙に紹介する世界初の本格的回顧展。入り口に設けられた託児所や、展示会場内に出現した大きなアスファルトの《道》、その《道》の上で行われたパフォーマンスやイベント、別会場につくられた共同プロジェクトスペース。そして、アーティストと美術館との間で生じた問題を逆手に取るようにして、会期中に発表された改名ステートメント…。その充実した内容と前代未聞の展開は、大きな話題と議論を巻き起こしました。本書は、80頁にわたる展覧会風景のイメージページと、12名の執筆者による豊富なテキストと資料によって、101日間の展覧会を多角的に記録・考察する一冊です。日英併記。

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豊富なカラーページと、インパクト抜群のデザイン

展示風景を80頁にわたりカラーで掲載。森美術館だからこそ実現した、特別な空間をたっぷりお楽しみいただけます。デザインは吉岡秀典+飯村大樹(セプテンバー・カウボーイ)。テキスト頁や資料に至るまで、Chim↑Pom from Smappa!Groupの活動と呼応するかのような、カオスさと緻密さが共存するレイアウトにもご注目ください。

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多彩な執筆者による考察


論考・エッセイの執筆者はなんと12名。キュレーターや建築史家、作家、行政書士、映像ディレクター、思考家、モデルなど、通常の美術展のカタログでは滅多にない多彩な立場の方に執筆を依頼しました。Chim↑Pom from Smappa!Groupのメンバーと作品の魅力、展覧会の分析、会期中に起こった改名に関する考察まで、多様な視点から展覧会を考察します。
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記録・資料も充実

《道》という作品の上で、行われたイベントの数々も詳細な記録を収録。さらに巻末には、美術館による展示セクションと作品の解説、これまで行ってきた主要なプロジェクトの解説、会場内で展示されていた、Chim↑Pom from Smappa!Groupとヒロシマと東日本大震災に関する年表も収録。展覧会やアーティストの記録としても資料性の高い一冊です。

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目次
- はじめに
- 会場MAP
- 展示風景
- 伊藤亜紗「不可視のストリートラット」
- 五十嵐太郎「都市の公共性と道」
- アーサー・ビナード「新しい古典様式『チン↑ポムSDGs』」
- ジェイソン・ウェイト「『貧しい画像』が放つ力」
- 藪前知子「リアルタイムの回顧展―Chim↑Pomが駆動する時間についての一考察」
- 仙波希望「すべてのものをただしいところに―文化が都市を/都市が文化を殺すとき」
- 改名のお知らせ
- 金原ひとみ「Concept of Ellie」
- 作田知樹「ホワイトキューブとブラックボックス―二つの会場が象徴するもの、そして可能性」
- 近藤健一「『ハッピースプリング』を振り返って」
- ドキュメント 道
・石谷岳寛「道を映す、編む。―ドキュメント『道』101日間の記録」
・シャラ・ラジマ「生き続けている『道』」
・佐々木敦「反復かつ連続かつ切実」
・《道》での主な出来事
・《MICHI NO TOCHI》
- 資料
・プロジェクト「Sukurappu ando Birudo」
・プロジェクト「道」
・プロジェクト「酔いどれパンデミック」
・年表 Chim↑Pom from Smappa!Groupとヒロシマ
・年表 Chim↑Pom from Smappa!Groupと東日本大震災
・作家略歴
・セクション解説+作品解説
・作品リスト


書誌情報

「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」公式図録(ドキュメント版)

発行|カルチュア・コンビニエンス・クラブ
発売|美術出版社
価格|4,980 円+税
発売日|2023年8月8日(火)
仕様|252ページ、A4変形
ご購入はこちら|https://www.amazon.co.jp/dp/4568105641


美術出版社

1905年の創業以来、一貫して良質な美術図書の出版を手がける。『カラー版美術史シリーズ』をはじめとする美術・デザイン・建築などの芸術全般にわたる書籍の出版、美術展のカタログ制作、『美術手帖』『ワイナート』などの定期雑誌、「美術検定」事業のほか、アートと人々をつなぐ多彩な事業を行う。
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