古代エジプトの謎を解き明かせ!この夏、古代エジプトの神秘を楽しみながら学べる「神秘のミステリー!文明の謎に迫る 古代エジプトの教科書」展を角川武蔵野ミュージアムで7月23日(日)より開催

プレスリリース発表元企業:公益財団法人 角川文化振興財団

配信日時: 2023-07-20 13:00:00

公益財団法人 角川文化振興財団(所在地:東京都千代田区、理事長:川上量生、以下 角川文化振興財団)は、 「ところざわサクラタウン」内、「角川武蔵野ミュージアム」4階のエディットアンドアートギャラリーにて、『神秘のミステリー!文明の謎に迫る 古代エジプトの教科書』(監修:河江肖剰)を開催いたします。会期は2023年7月23日(日)から11月20日(月)までとなります。



■古代エジプトを楽しみながら深く学べる「立体教科書」展
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 3000年以上にわたり栄えた古代エジプト文明に対するイメージは、「ピラミッド」「ミイラ」「ヒエログリフ」など様々にあるものの、私たちは未だその真の姿を知ることができずにいます。しかし、分からないからこそ、その魅力に取りつかれ、今も果敢に謎に挑み続けているのが、考古学者・河江肖剰氏(※1)です。

 本展は、河江氏が監修する書籍『神秘のミステリー!文明の謎に迫る 古代エジプトの教科書』をもとに、古代エジプトの王(ファラオ)や死生観、ピラミッド建設や当時の生活など、古代エジプトについての様々な謎について紹介します。
 会場内では古代エジプトの護符、エジプト学の始まりともいわれるナポレオンによる「エジプト誌」や本物の遺物など貴重な資料を展示するほか、古代エジプトを学びながら楽しめるクイズラリーを実施。発掘品や先人たちの研究をもとに古代エジプト文明の謎に迫り、その世界を楽しみながら深く学べる展覧会です。


■注目の展示
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1.ピラミッドゲーム
 エジプトといえば、まずピラミッドを想像する人は少なくないかもしれません。WORLD SCAN PROJECT(※2)の最新技術による高精細3Dスキャンデータから再現されたピラミッドをアバターを動かして登るゲームをプレイすることができます。


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2.魅惑のブルー「ファイアンス」
 神秘の青色でツタンカーメンの棺やマスクを飾った「ファイアンス」。このガラスでも陶器でもない謎の物質でつくられた古代の護符や指輪を展示します。その他、土器や化粧壺等、古代エジプト人の生活が分かる貴重な発掘品も紹介します。


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3.ナポレオンの『エジプト誌』
 「エジプト誌」は、1798年のナポレオンによるエジプト遠征の調査と記録の集大成で、エジプト学のはじまりともいわれる貴重書です。会場では、そのエレファント版といわれる超大型本を展示します。


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■古代エジプトのなぞときクイズラリーでプレゼントをGET!
 古代エジプトの神さま「メジェド様」が出すクイズに答えながら、エジプトの謎を解き明かすクイズラリーを実施します。クイズの答えから導き出されるキーワードを記載して館内のボックスにご応募いただいた方の中から、抽選でオリジナルグッズをプレゼントします。


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■書籍『神秘のミステリー!文明の謎に迫る 古代エジプトの教科書』
 本展覧会は、ナツメ社が発行し河江肖剰氏が監修する『神秘のミステリー!文明の謎に迫る 古代エジプトの教科書』を元に構成されています。

 本書では、古代エジプトの歴史と王(ファラオ)についてや、ピラミッドや王家の谷といった埋葬施設の紹介、さらに当時の人々の暮らしや死生観、宗教と神々の特徴など、古代エジプト文明の全体像を豊富な写真とイラストで分かりやすく紹介しています。



■特別展「体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」 開催中!

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「超複製品(スーパーレプリカ)」の展示と「本物」をスキャニングした高精細デジタルデータによる映像没入体験で古代エジプト文明とツタンカーメンの素顔に迫る

 『古代エジプトの教科書』と合わせ、特別展『体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春』が開催中です。本展は、世界で最も有名な王の一人であるツタンカーメンに迫る体感型の展覧会で、会期は2023年11月20日(月)までとなります。

 展覧会のコンセプトは「HISTORYはSTORYだ!」。歴史(HISTORY)の中には物語(STORY)があるという考えに基づき、3000余年前の歴史上の人物として捉えがちなツタンカーメンを、生身の人間として捉え、その時代にどう生きて何を思ったかを豊かに想像できる展示空間を創出しました。

 ツタンカーメンは、父・アクエンアテンの後をわずか8~9歳で継ぎ、19歳で亡くなったとされています。彼が王・ファラオとして即位した期間は、人生の中で青春と呼ばれる期間に重なります。青春時代を王として過ごした若きファラオの短い生涯は一体どのようなものだったのでしょうか。

 その時代を生きた生身の人間であることを根底に置き、少年王の生き様と物語を、精緻な複製品の数々と最新デジタル技術の融合によって追体験します。これまでの100年で行われてきた美術展示とは一線を画す101年目のツタンカーメン展は、彼の新しい100年の1歩目として、歴史とテクノロジーを融合させた体感型の展覧会です。ぜひ『古代エジプトの教科書』とあわせてご覧ください。

※1 河江肖剰(かわえゆきのり)プロフィール
 エジプト考古学者/名古屋大学高等研究院准教授。
 古代都市ピラミッド・タウンの発掘やドローンを用いた三大ピラミッドの3D計測に従事。2016年米国ナショナルジオグラフィック協会より、エマージング・エクスプローラー(新世代の探究者)に選出。TBS『世界ふしぎ発見!』、NHKスペシャルなどに出演し、エジプト文明についての知見を広めています。著書に『ピラミッド‐最新科学で古代遺跡の謎を解く』(新潮社)、『世界のピラミッドWonderland』(グラフィック社)など。YouTubeチャンネル『河江肖剰の古代エジプト』を開設し、現在登録者23万人以上(2023年6月現在)。


※2 ワールド・スキャン・プロジェクトとは
 産業用自動化機器メーカーとして、これからの産業や生活にとって重要となるロボットやドローン、その他関連製品を設計・開発する事業を日米で展開。また、自社開発のドローンや3Dスキャンロボットを使って遺跡や自然環境の調査解析とデジタルアーカイブを行っており、それらのデータを活用したICT教育・SDGs教育用のアプリ開発にも取り組んでいます。
 本展示では、CTO(チーフテクニカルオフィサー)である市川泰雅氏が、自らエジプトで遺跡や副葬品のスキャニング、撮影を行い作成した3Dデータを駆使し、オリジナルアートコンテンツに昇華させました。



【展覧会概要】
<古代エジプトの教科書>
展覧会タイトル:神秘のミステリー!文明の謎に迫る 古代エジプトの教科書
英語タイトル:Let’s get to know Ancient Egypt.An Illustrated Guide to Ancient Egypt for Beginners.
会場:角川武蔵野ミュージアム4階 エディットアンドアートギャラリー
会期:2023年7月23日(日)~11月20日(月)
展覧会公式サイト: https://kadcul.com/event/125
主催:角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人 角川文化振興財団)
監修:河江肖剰(名古屋大学高等研究院 准教授)
協力:ナツメ社、ナツメ出版企画、WORLD SCAN PROJECT(ワールド・スキャン・プロジェクト)、東海大学文明研究所、明星大学、samboo/Platoo、大東石材工業所
チケット価格(税込): KCMスタンダードチケット
 ●オンライン購入(https://tix.kadcul.com/)、当日窓口購入
 一般(大学生以上):1,400円/中高生:1,200円/小学生:1,000円/未就学児:無料
 ※本展覧会の他、当館のスタンダードエリア(常設展エリア)をご覧いただけます。

<ツタンカーメンの青春>(現在開催中)
展覧会タイトル:体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春
英語タイトル:Unveiling Tutankhamun: The Pharaoh's Timeless Adolescence
会場:角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー
会期:2023年7月1日(土)~11月20日(月)
展覧会公式サイト: https://kadcul.com/event/124
主催:角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人 角川文化振興財団)
監修:河江肖剰(名古屋大学高等研究院 准教授)
協力:RE PROJECT PARTNERS(リプロジェクト・パートナーズ)、Densuke HD、WORLD SCAN PROJECT(ワールド・スキャン・プロジェクト)
チケット価格(税込):
 ●オンライン購入(https://tix.kadcul.com/)、当日窓口購入
 一般(大学生以上):2,400円/中高生:1,800円/小学生:1,000円/未就学児:無料

<共通情報>
開館時間:日~木10:00~18:00/金・土 10:00~21:00 ※最終入館は閉館の30分前
休館日:第1・3・5火曜日
住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内
*休館日、開館時間は変更となる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
*「1DAY パスポート」「イブニングパスポート」は両展覧会をご覧いただけます。詳細は公式サイトでご確認ください。
*展示替えなどにより、日程によっては一部施設に入場できない場合がございます。
*展示内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。


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■「角川武蔵野ミュージアム」について
図書館、美術館、博物館が融合した文化複合施設。
館長の松岡正剛氏が世界を読み解く9つの文脈に沿って独自の配架をした「ブックストリート」、博物学者の荒俣宏氏が監修する「荒俣ワンダー秘宝館」、「本と遊び、本と交わる」をテーマにした「本棚劇場」、これら「エディットタウン」は当館のメインエリアです。本棚劇場では、360度を取り囲む高さ8mの巨大本棚にプロジェクションマッピングが映し出されます。
また、マンガや多数の出版社のライトノベルが並ぶ「マンガ・ラノベ図書館」や、企画展が開催される「グランドギャラリー」など、松岡館長が提唱する「想像力とアニマに遊ぶミュージアム」として、様々な「まぜまぜ」を提供します。
建築デザイン監修は隈研吾氏、アート部門ディレクターは神野真吾氏。

公式サイト:https://kadcul.com/
Twitter:https://twitter.com/Kadokawa_Museum
Instagram:https://www.instagram.com/kadokawa_culture_museum
Facebook:https://www.facebook.com/kadokawaculturemuseum
一般の方からのお問い合わせ:0570-017-396(10:00-17:00)

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■角川文化振興財団について
角川文化振興財団は「わが国の文化の振興に寄与する」という財団の設立目的実現のために、文芸の成果に対する授賞、文芸に関する出版、文芸の研究や著述の刊行への助成、映画芸術振興に関する助成、また文芸・映画資料の収集・保存・展示等、様々な事業を行っております。
公式サイト:https://www.kadokawa-zaidan.or.jp/

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