「バリアフリー日比谷公園プロジェクト」の公表について

プレスリリース発表元企業:東京都

配信日時: 2023-07-05 14:00:00

 東京都は、令和3年(2021年)7月に「都立日比谷公園再生整備計画」を策定し、日比谷公園の開園130周年を迎える令和15年(2033年)の完了に向け、本公園をエリアごとに段階的に整備していくことを予定しています。本計画では、日比谷公園を、年齢、性別、国籍、障害の有無などに関わらず、誰もが利用しやすく、楽しめる公園に進化させ、将来の都民へ引き継いでいく必要があります。
 この度、本計画の実現に向け、事業計画として「バリアフリー日比谷公園プロジェクト」を取りまとめましたので、お知らせいたします。



1 公表資料
・「バリアフリー日比谷公園プロジェクト」(全文)
以下の建設局ホームページからご覧いただけます。なお、「都立日比谷公園
[画像: https://prtimes.jp/i/52467/4511/resize/d52467-4511-3fb5204d55e4eb1b19c9-0.png ]

再生整備計画」についても、以下のリンクからご覧いただけます。
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/park/hibiyakouensaiseiseibi.html
また、都民情報ルーム(都庁第一本庁舎3階南側)、建設局公園緑地部計画課(都庁第二本庁舎5階北側)、東部公園緑地事務所(台東区上野公園7-47)、日比谷公園サービスセンターで閲覧できます。
※各窓口にお越しになる場合は、手指の消毒等、感染症対策にご協力ください。

2 本プロジェクトの基本的な考え方
(1)歴史的文化的な価値を継承しつつ、誰もがより楽しめる公園に進化させます
120年の時代を経て積層した魅力に更に磨きをかけ、バリアフリー化により誰もが利用しやすい空間の創出
を目指します。都心の緑の骨格としてあり続け、文化や歴史を伝えるとともに、公園の立地特性を活かしてす
べての来園者、そして将来の都民にとってWell-beingとなる公園に進化させます。
(2)公園の緑を守っていきます
これまで受け継いできた公園の緑を守っていくとともに、将来にわたり上質な緑の空間であり続けるため、適
切に樹木を保全します。
(3)アクセシビリティを向上させ、より多くの方が公園を訪れることを目指します
公園とまちをつなぐデッキの整備や、公園を囲む柵の撤去により、車椅子やベビーカーでも安全、快適かつ
自由に多様な人々が訪れることができるよう、公園へのアクセシビリティ、公園内外の回遊性、まちとの一体 性を高め、より訪れやすい公園を目指します。

3 本プロジェクトのポイント
(1)バリアフリーについての考え方
  ・誰もが利用しやすい公園にします。
  ・誰もが必要な情報にアクセスしやすい公園にします。
  ・誰もがより楽しんでもらえる公園にします。
(2)樹木の取扱いについての考え方
  ・施設の整備工事にあたっては、樹木を保全します。
  ・樹木を守るため、適切に保全管理します。
  ・将来世代とともに日比谷公園の緑を考えます。
(3)都民の皆さんと進める公園づくりの取組
  日比谷公園を都民の皆さんと一緒に作っていくため、以下の取組を実施していきます。
  ・樹木診断に親子で参加
  ・未来の日比谷公園体験イベント
  ・日比谷公園ガイドツアー
  ・都民参加で遊具などをデザイン
  ・オープンハウスの開催
 ※実施時期や参加方法等については建設局ホームページ等にてお知らせします。

 なお、今後、本プロジェクトの情報は進捗状況に応じて更新し、建設局のホームページでお知らせします。

 本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
 戦略9 都市の機能をさらに高める戦略
 戦略13 水と緑溢れる東京戦略

[表: https://prtimes.jp/data/corp/52467/table/4511_1_ff14fe0be7000bd90166832c41219476.jpg ]


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