品川区、区立保育園40園に保育・教育施設向けICTサービス導入

プレスリリース発表元企業:品川区

配信日時: 2023-06-29 09:00:00

~保護者の利便性向上・保育士の業務負担軽減~

 品川区はDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進の一環として、7月1日から区立保育園40園に保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(以下コドモン)」を導入します。保育園利用者の利便性を向上させるとともに、職員の業務負担を軽減し、保育の質の向上を図ることを目的としています。

 連絡帳、写真や動画配信を含むお知らせ配信機能や保育士が作成する帳票のペーパーレス化など、ICTサービス「コドモン」の機能を活用して、業務の電子化をしていきます。


「コドモン」導入機能について

◆園児の様子を伝え合う連絡帳を電子化します。保護者はスマホアプリを使って、家庭での様子を選択形式で報告するため、最小限の手間で入力できます。

◆登降園時間帯の遅刻・欠席・お迎え・延長などに伴う連絡を、保護者アプリから申請できます。保護者は時間を気にせず瞬時に園に報告することができ、園は電話対応することなくタブレット等でリアルタイムに受け取ることができます。

◆お知らせ配信を活用し、保護者への連絡は、クラスや園児を指定しあらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで、簡単シンプルに情報配信を行うことができます。メール配信の他に、スマホの通知機能やアプリ内で配信などあらゆる方法で情報を届けることができます。

◆行事予定や園で作成した書類を共有します。

◆保育士の日々の記録や計画書作成をペーパーレス化し、データの一元管理と利活用を可能にします。

その後も順次、動画配信サービスや保育ドキュメンテーションなどの機能を導入していきます。


「コドモン」導入背景について

 区立保育園40園では、保護者との連絡手段として0歳~2歳を対象とする電子連絡帳を除き、主に口頭や紙の掲示物で行われており、保護者にとって利便性が低く、保育園でも負担が大きい状況です。また、保育日誌や午睡チェックなど、手書き作業の各帳票が多くあり、保育士の業務時間について、効率よく保育に充てることを困難にしています。

 今回、「コドモン」を導入することで、保護者はスマートフォンやタブレットなどで、いつでも保育園からの情報を確認でき、保育園と保護者との円滑なコミュニケーションが可能となります。

 一方、保育園では各帳票をシステムでの一元管理を行い、保育士間での情報共有がスムーズになり、手書き作業を減らし事務の効率化を行うことで、保護者の利便性向上と保育士の事務負担の軽減を図ります。


「コドモン」について

 「コドモン」は、保育・敎育施設で働く先生と保護者に対して、子どもたちと向き合う時間と心のゆとりを持っていただくための各種支援ツールを提供するSaaSです。手掛けるのは、株式会社コドモン(本社:東京都港区、代表取締役:小池義則)。園児情報と連動した成長記録や指導案などをスマートに記録する機能をはじめ、登降園管理や保護者とのコミュニケーション機能など先生の業務負担を大幅に省力化しながら、保育の質を高める環境づくりの支援をしています。2023年2月末時点で、全国約14000施設、職員約27万人が利用。全国約348の自治体で導入および実証実験の導入が決定しています。

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