アストロスケール、みずほ銀行と30億円の融資契約を締結
配信日時: 2023-04-25 11:01:16
持続可能な宇宙環境を目指し、スペースデブリ(宇宙ごみ、以下、デブリ)除去を含む軌道上サービスに取り組む株式会社アストロスケールホールディングス(本社:東京都墨田区、創業者兼 CEO 岡田光信、以下「アストロスケール」)はこの度、株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区、取締役頭取 加藤勝彦、以下「みずほ銀行」)と総額30億円の融資契約を締結したことをお知らせします。この資金により、軌道上サービスの開発をさらに加速します。
厳しい資金調達環境にある中で、資金調達手段を拡充するため、今回初めてみずほ銀行との借入契約を締結しました。これにより、当社の累計融資調達額は110億円となりました。
アストロスケール創業者兼CEOの岡田光信のコメント
「アストロスケールは軌道上サービスを日常的な活動にするという中期的な目標の達成にむけて、みずほ銀行と本契約を締結することで、財務においてより高い柔軟性を得ます。当社はみずほ銀行と強力なパートナーシップを築いており、この契約により、私たちは成長と革新を続けることができると確信しています。」
アストロスケールについて
アストロスケールは、宇宙機の安全航行の確保を目指し、次世代へ持続可能な軌道を継承する為、全軌道における軌道上サービスに専業で取り組む世界初の民間企業です。 2013年の創業以来、軌道上で増加し続けるデブリの低減・除去策として、衛星運用終了時のデブリ化防止のための除去(EOL※1)、既存デブリの除去(ADR※2)、寿命延長(LEX※3)、故障機や物体の観測・点検(ISSA※4)など軌道上サービスの実現を目指し技術開発を進めてきました。また、長期に渡り安全で持続可能な宇宙環境を目指す為、技術開発に加え、ビジネスモデルの確立、複数の民間企業や団体、行政機関と協働し、宇宙政策やベストプラクティスの策定に努めています。本社・R&D 拠点の日本をはじめ、英国、米国、イスラエルとグローバルに事業を展開しています。https://astroscale.com/ja/
※1 EOL:End-of-Lifeの略称
※2 ADR:Active Debris Removalの略称
※3 LEX:Life Extensionの略称
※4 ISSA:In-Situ Space Situational Awarenessの略称
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