「令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」において、代表取締役の篠田大輔が「科学技術賞」を受賞

プレスリリース発表元企業:株式会社シンク

配信日時: 2023-04-07 15:10:00

「スポーツを活用し災害に備える防災プログラムの普及啓発」の業績において、当社・篠田大輔は、東京大学・廣井悠教授および神戸大学大学院・長ヶ原誠教授と共に科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞を受賞

株式会社シンク(所在地:東京都千代田区、代表取締役:篠田大輔)は、「令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰」において、当社代表取締役の篠田大輔が科学技術賞(理解増進部門)<推薦団体:東京大学>を受賞しましたことをお知らせします。表彰の対象となった業績「スポーツを活用し災害に備える防災プログラムの普及啓発」は、2018年から展開している「防災スポーツ」の取組となります。この成果が高く評価され、当社代表篠田を筆頭者として、東京大学 先端科学技術研究センター 廣井悠教授および神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 長ヶ原誠教授と共に受賞に至りました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/75689/2/resize/d75689-2-a73f234cddd100565ce9-0.jpg ]




業績「スポーツを活用し災害に備える防災プログラムの普及啓発」

災害大国と言われるわが国においては、防災に関する「知識」のみならず、体力・スピード・瞬発力といった災害対応に必要とされる身体特性を養うこともまた重要である。また、今後ますます少子高齢化が進むことから、助ける側となりうる若い世代への防災啓発も極めて重要となる。
本活動は、「楽しんで、競い合って、身体で覚える」ことをコンセプトに、災害時に想定されるシーンに震災の教訓を組み込み、スポーツ競技化した体験型防災学習プログラム「防リーグ」や「防災ウォーク」、「防トレ」などを開発し、「防災スポーツ」として普及啓発を推進するものである。
本活動により、「知識だけではなく、防災の知恵や技を身体で覚える」事前防災が可能となり、これまで学校(小学校~大学)<防災教育>、自治体<防災訓練、スポーツ振興プログラム>、企業、商業施設等で子供から大人まで幅広い世代に全国各地で体験機会を提供している。さらに、アスリートやスポーツチーム、スタジアム(防災拠点)といったスポーツアセットを活用した普及啓発も進めるなど、防災とスポーツを組み合わせ、防災活動に“楽しみ”や“運動”といった特徴を加えることで、防災活動の継続性に寄与している。

■【文部科学省報道発表】令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者等を決定
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/mext_01224.html

■防災スポーツ サービスページ
https://bouspo.jp/



篠田大輔(当社 代表取締役)コメント

この度は名誉ある賞を頂戴し、大変光栄に思います。阪神・淡路大震災を被災した経験から、災害に対して「スポーツで備える」環境づくりをこれまで行ってきました。スポーツの持つ親しみやすさ(楽しさ)により防災を身近に感じ、運動を通して災害時に行動できる可能性を高めるべく、今後もスポーツの持つ価値や科学技術を最大限活用し、活動を広げていきたいと考えております。

[画像2: https://prtimes.jp/i/75689/2/resize/d75689-2-116131c1fd218525399a-1.jpg ]




廣井悠(東京大学 先端科学技術研究センター 教授)コメント

このたびは令和5年度科学技術分野の文部科学大臣表彰をいただき、たいへんうれしく思っております。防災スポーツは、ともすれば「知識の習得」のみにとどまりがちな防災教育に、行動力や楽しみといった要素も持たせた地域防災の先進モデルをつくろうとする取り組みです。ここで養われる対応力と継続性は防災だけにとどまらず、みなさんの地域社会を再構築する新しいツールになるものと期待しております。


長ヶ原誠(神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 教授)コメント

このような大変光栄な賞を賜り心から感謝申し上げます。本プロジェクトは、これまでのスポーツ振興分野での伝統的手法である健康増進のためのエネルギー消費量向上を目的した運動処方的なアプローチではなく、「有事に備える」という課題対応型に加え、スポーツ技術獲得と体力づくりの質的な楽しさ経験を軸とした「防災×スポーツ」によるハイブリッド型の革新的プログラムです。さらに「防災」はグローバルな課題であり、この日本発のプロジェクトが、スポーツという世界的資産を通じて、国際的なレベルでの発展と貢献に繋がる可能性を有します。


株式会社シンクについて

株式会社シンクは、スポーツに関連した企画・コンサルティング会社として2014年に創業。“スポーツで災害に強くなる”をコンセプトにした「防災スポーツ」、スポーツ記録配信サービス「スポロク」(【導入実績】東京レガシーハーフマラソン2022、名古屋ウィメンズマラソン2023など)を展開。その他、企業、自治体、スポーツ団体、学校等へのスポーツコンサルティングや各種イベントプロデュースを展開。


主な受賞歴

■内閣府主催 第4回日本オープンイノベーション大賞 スポーツ庁長官賞(オープンイノベーション)【2022年】
https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/20220128oip.html

■第8回スポーツ振興賞 スポーツ庁長官賞(地域振興、まちづくり)【2020年】
https://www.jsif.or.jp/others/2020promo_prize.html

■スポーツ庁主催 INNOVATION LEAGUE コンテスト ソーシャル・インパクト賞(スポーツビジネス、オープンイノベーション)【2021年】
https://innovation-league.sportstech.tokyo/achievements/2020/index.html#contest

■東京都主催 世界発信コンペティション 東京都革新的サービス特別賞【2021年】
https://www.tokyo-kosha.or.jp/sekai2020/compe/2021_02.html#j21s_01

PR TIMESプレスリリース詳細へ