連結子会社Helios社、CWSグループの買収を完了

プレスリリース発表元企業:関西ペイント株式会社

配信日時: 2023-02-02 15:00:16

~粉体塗料や合成樹脂の分野での市場地位を高める~

 関西ペイント株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:毛利 訓士、以下「関西ペイント」)の欧州連結子会社であるKansai Helios Coatings GmbH(以下Helios社)は、2022年11月30日付適時開示「欧州における粉体塗料事業会社の株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ」の通り、2023年2月1日にCWS Lackfabrik GmbH(以下CWSグループ)の買収を完了しましたのでお知らせします。Helios社はCWSグループの全株式を取得し、子会社化いたしました。

 CWSグループは、1864年に創業し150年以上の事業経験を持つ老舗塗料メーカーです。ドイツを中心に欧州各国及び米国にて工業向けの粉体塗料や合成樹脂の製造販売で確固たる地位を築いています。粉体塗料の分野は、環境面やQOL(Quality of Life)の観点から、今後世界各地で大きな成長が見込まれます。今回の買収により、Helios社は、粉体塗料や合成樹脂分野の事業を補完・拡張し、市場での地位を高め、さらには当社グループとしての競争力を一層高めることとなります。

 当社グループは、2022年4月にスタートした第17次中期経営計画の重点方針のひとつとして「成長分野への積極投資」を掲げています。インドや欧州を中心に当社グループの強みを強化しつつ、200億円規模の枠で中小型のM&Aを行い、海外事業の拡大を進めております。これまでに本件のほか、Helios社において2022年8月にドイツwefa社の鉄道事業資産の買収完了、2022年12月にフランスBeckers社の鉄道事業資産の買収合意を公表いたしました。
 
 今後も、グループ戦略として「BtoBビジネスへのシフト」「インド・欧州等の注力事業・分野の強化」を進めるべく、事業ポートフォリオの最大化を実現する中小規模のM&Aだけでなく、大規模なM&Aの可能性も模索しながら、当社グループの事業拡大を進めてまいります。



関連ニュースリリース

・2022年11月30日 欧州における粉体塗料事業会社の株式取得(連結子会社化)に関するお知らせ
 https://prtimes.jp/a/?f=d22308-20230202-dadfbc2881fb7bb97a87d8bf1196a81e.pdf
・2022年12月16日 関西ペイントグループ、欧州事業を拡大 連結子会社Helios、鉄道塗料事業資産を買収
 https://www.kansai.co.jp/news/press22/publicrelationsnewsarticle.html-34


関連資料

・2021年11月17日 戦略説明会資料
 https://ssl4.eir-parts.net/doc/4613/ir_material_for_fiscal_ym/109137/00.pdf


会社概要

会社名 : 関西ペイント株式会社
本社  : 大阪市中央区今橋二丁目6番14号
代表者 : 代表取締役社長 毛利 訓士
設立  : 1918年5月
事業内容 : 「各種塗料の製造・販売」「配色設計」「バイオ関連製品および電子材料関連製品の製造・販売」
ホームページ : https://www.kansai.co.jp/


Helios社概要

会社名 : Kansai Helios Coatings GmbH
本社  : Ignaz-Kock-Strasse 15 1210 Vienna, Austria
代表者 : 梶間 淳一
設立  : 2005年1月19日
事業内容 : 「塗料製造」「販売会社の持株会社」
株主構成 : 関西ペイント株式会社80%
ホームページ : https://www.kansai-helios.eu/


関西ペイントについて

 関西ペイントは、1918年に創業以来、100年以上にわたり塗料や塗料事業で培った技術を提供してきました。「塗料事業で培った技術と人財を最大限に活かした製品・サービスを通じて、人と社会の発展を支える」というミッションのもと、地球環境と世界に貢献し、持続的に成長できる企業グループを目指してまいります。

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