オミクロン変異株BA.5に対する抗体価は、“若年層ほどが低い”ことが判明!新型コロナの抗体保有量を、年代に独自調査した結果を公開

プレスリリース発表元企業:株式会社プロテックス

配信日時: 2023-02-01 09:00:00

オミクロン変異株BA.5に対する抗体価は、“若年層ほどが低い”ことが判明!新型コロナの抗体保有量を、年代に独自調査した結果を公開


10代以下の3回目接種率は約27パーセント(昨年12月時点)と若い世代へのワクチン接種がなかなか進まない中、対象者を10~30代、40~50代、60~80代の3つにグルーピングして検査を実施。若年層の抗体量(抗体価)の低さと感染率の高さが判明しました。

株式会社プロテックス(本社:埼玉県和光市、代表取締役:西崎政男)は、2023年1月24日(火)、ワクチン接種歴や感染歴から見るワクチン接種有無の判断材料として活用してもらうため、新型コロナウイルスの従来株とオミクロン株(BA.5、BA.4)に対する抗体保有率をリサーチし、年齢層ごとに比較した調査結果を発表いたしました。
▼ 株式会社プロテックス|公式サイト:https://prote.jp/

■高齢者の5回目接種率は約12パーセントと順調に推移、一方10代以下の3回目接種率は約27パーセント
株式会社プロテックスは、人々の健康と安全をプロテクトする技術開発に邁進。新型コロナウイルス関連の製品にも注力しています。理化学研究所の技術を使用し、新型コロナウイルス感染症の大半を占めるオミクロン株BA.5、BA.2、BA.1、従来株の4種類に対応した、イージードク(R)「変異株抗体検査」を販売しています。
▼ イージードク(R)「変異株抗体検査」公式サイト:https://easydoc.jp/

近年、ワクチン接種が政府主導で進められていますが、高齢者の5回目接種率は約12パーセントと順調に進んでいるのに比べ、10代以下の3回目接種率は約27パーセントと大きく遅れています(2022年12月12日現在)。また、第108回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(2022年11月30日現在)では、「献血時の検査用残血試料を用いた新型コロナウイルスの抗体保有率調査」について報告。感染により得られたN抗体保有率は年齢が下がるほど高くなることを明らかにしました。

そこで株式会社プロテックスでは、これらの知見をもとに、新型コロナウイルスの従来株と現在流行している株に対する抗体の保有率を年齢層別に独自に調べることといたしました。

■年齢の若いグループほど抗体量(抗体価)が低い傾向に
本調査では、対象者を10~30代、40~50代、60~80代の3つにグルーピング。従来株、オミクロン株(BA.5、BA.4)に対する抗体について、それぞれの抗体量(抗体価)を検査した結果、年齢の若いグループほど抗体量(抗体価)が低いことがわかりました。このことは、年代層が若いほど、感染者の指標となるN抗体保有率が高い結果となった要因の一つといえるかもしれません。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3OTY0OSMzMTIyMTYjNzk2NDlfTUh5ck5iakZvaS5wbmc.png ]
<調査概要>
検査目的:新型コロナウイルスに対する抗体の保有量調査
検査方法:従来株、オミクロン株(BA.5(BA.4))のスパイクタンパク質断片(受容体結合領域[*1])に対する抗体を定量
対象:イージードク(R)「変異株抗体検査」を受けた、国内在住で調査の同意を得た389名
検体採取時期:2022年9月12日~2022年11月29日
*1 受容体結合領域に結合する抗体は中和抗体になりえます。

【本調査の留意点】
今回の調査では、有料で検査にご協力いただいたこともあり、新型コロナウイルス感染症対策に高い関心をお持ちの方が調査に参加されたという「選択バイアス」の存在がございます。このバイアスが、本調査の結果に影響を与えた可能性はあります。

【今回使用した、変異株抗体検査について】


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3OTY0OSMzMTIyMTYjNzk2NDlfanp5Qklpa05UTi5wbmc.png ]
これまでの抗体検査では、感染やワクチン接種により抗体が作られたことが分かったとしても、どの変異株に対応できる抗体を保持しているかまでは分かりませんでした。
その為、株式会社プロテックス(本社:埼玉県和光市、代表取締役:西崎政男)では、オミクロン株 BA5、BA2、 BA1、従来株の4種類に対する抗体を調べることができる、自宅で検査ができるイージードクⓇ『 変異株 抗体検査 』を提供しております。
▽本サービス TV報道
https://www.youtube.com/watch?v=FofFsCD3CFg
 
【オミクロン株 2022年変異の推移】
東京都によりますと、現時点で、新型コロナウイルスの感染では、BA5株が9割以上を占めている様です。そして、都内感染者の検体を東京都が解析したところ、1月から3月がBA1、4月から6月がBA2、7月以降はBA5が流行していたとのことです。https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/henikabu/screening.html

【『変異株抗体検査』の求められる理由】


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3OTY0OSMzMTIyMTYjNzk2NDlfWmpoUlJ0a3pKci5wbmc.png ]
ワクチン接種や感染によって抗体がどの程度作られるかは個人差があります。また、接種後に一旦上がる抗体量(抗体価)は日にちが経過するにつれて低下することが知られています。イージードクⓇ『変異株抗体検査』をすることで、ワクチン接種の効果がどれくらい現れてれ、接種から数ヶ月後に抗体がどれくらいであるのかを知ることができます。

【『変異株抗体検査』の特徴】
特にオミクロン株BA5、BA2、BA1の3種類の抗体量(抗体価)を調べることができます。現在流行中のBA5変異株に対する抗体も判ります。※基準値:文献をもとに設定した検査結果比較用の参考値。詳しくはアプリ上にて説明

【検査を受けるメリット】
ご自身や近親者の抗体が十分であると分かれば普段の生活で安心感を持つことができるでしょう。また、抗体量(抗体価)が少ないと知ることができれば、旅行やスポーツ観戦などの際に一層の注意を払うことができます。将来的には、ワクチン接種時期の判断材料に発展させていきたいと考えております。

【サービスの概要】


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3OTY0OSMzMTIyMTYjNzk2NDlfZGppWnNPeEN5QS5wbmc.png ]
商品名:イージードクⓇ「変異株 抗体検査」 (研究用)
検査項目:オミクロン株の抗体検査(RBD領域)、ワクチン接種の効果を調べる抗体検査。
過去の感染歴を調べる抗体検査(オプション検査)
採血方法:自己採血 ※ご自宅で採血できます
検査方法:マイクロアレイ自動測定システム、ELISA法
申込方法:スマホやPCで「イージードクⓇ」サイトよりお申込み
販売価格:9,900円(税込) 

【サイトURL】
イージードクⓇURLは、https://easydoc.jp/


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3OTY0OSMzMTIyMTYjNzk2NDlfZXR5T1F3clFnbS5wbmc.png ]
【販売元】
会社名:株式会社プロテックス
住所:埼玉県和光市南2-3-13 和光理研インキュベーションプラザ
事業内容:ウイルス及び細菌の高感度検出技術の研究開発、試薬等の製造販売他

【注釈】
※1 受容体結合領域に結合する抗体は中和抗体になりえます。
※2参考値(120AU/ml)とは、培養細胞を用いた実験上でのウイルス阻止効果が十分あると推定される抗体量(抗体価)を指します(この推定は実験による結果をもとにしたものです)。ただし、この基準値を下回ると効果がなくなるということではなく、十分な効果を示す確率が抗体量(抗体価)に応じて低下するとされています(従来株に対する抗体の場合、基準値の半分量で約8割の確率)。


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