天津港グループとファーウェイが天津港のデジタルツイン構築で協力関係を強化すると発表

天津港グループとファーウェイが天津港のデジタルツイン構築で協力関係を強化すると発表

（中国・天津）-（ビジネスワイヤ） -- 天津港グループ（天津港集団）とファーウェイ（華為技術）は今週、天津港のデジタルツインを構築して自動化を進めたインテリジェントな港を作るために、両社の協力関係を強化すると発表しました。天津港グループのヤン・ジーミン副社長は、この計画が新しい自動化ターミナルの建設、従来のターミナルのアップグレード、総合的なデジタルトランスフォーメーションの三部構成であることを説明しました。

天津港の北江港エリアにあるセクションCターミナルは、世界初のスマートなゼロ炭素のポートターミナルでした。2021年10月に大規模な商業運営を開始し、以降安定的に運営され続けています。このターミナルでは5GとL4の自律運転技術を採用し、安全性と効率性を高めています。コンテナクレーンが自動で稼働し、水平運搬システムのインテリジェント・ロボットが頻繁に往来します。遠隔操作の岸壁クレーンが貨物船のコンテナを持ち上げ、水平運搬用のインテリジェント・ロボットに積載します。北斗衛星導航系統にサポートされているこれらのロボットは、自動施錠／解錠ステーションまで誘導されてコンテナを解錠した後、リアルタイムに計算された最適な走行ルートを通ってコンテナヤードに誘導されます。このプロセス全体がスムーズに進行します。

ヤン・ジーミンは、5GとL4の自律運転技術を組み合わせた新しいソリューションがセクションCターミナルでの部分的に公共のシナリオで初めて大規模に商業利用された状況について、説明しました。これは、世界各地の既存の従来型コンテナターミナルをアップグレードして変革する際の新しいモデルになりました。ジーミンは、次のように語っています。「天津港で使用されているこうしたイノベーションは港湾産業に大きな影響を与えており、運営環境を改善し、グリーンで低炭素の開発を推進し、運用効率を高めることで、港に新しい価値を生み出しています。私たちは、これらの実践によって世界の港湾産業のインテリジェントな発展が促進されると考えています。」

ファーウェイのスマートロード・ウォーターウェイ・ポートBUのCTOを務めるユー・クンは、次のように述べています。「港は世界中の貿易と供給の市場を結ぶ海上輸送の重要な中継地です。より効率的なスマートポートの構築は、世界のサプライチェーンにとってますます急務となってきています。天津港のセクションCターミナルは現在、安定的に運用されて1年以上経っています。これは、5GとL4の自律運転がすでに中国の産業において成功裏に採用されていて、真の商業的、社会的価値を生み出していることを証明するものです。」クンは、この進歩がさまざまな産業に利益をもたらし、5GやAIなどの次世代デジタル技術と共に産業の問題を解決し、デジタル産業の変革とアップグレードを促進し、社会的な価値を生み出すと考えています。

最新式の主要港である天津港は、水路の深さ22m、30万トン級のターミナルを有しています。さまざまなタイプのバースが213本あります。2022年、同港のコンテナ・スループットは2100万TEUを超え、世界の上位10港にランク入りしました。

ファーウェイについて

1987年に設立されたファーウェイ（華為技術）は、情報通信技術（ICT）インフラとスマートデバイスを世界的に提供する大手企業です。19万5000人の従業員を擁し、170カ国・地域以上で事業を展開して、世界の30億人以上の人々にサービスを提供しています

当社のビジョンと使命は、完全に接続されたインテリジェントな世界に向けて、すべての人、家庭、組織にデジタルをもたらすことです。そのために、当社はユビキタス接続と包摂的なネットワーク・アクセスに取り組みながらインテリジェントな世界の基礎を築き、必要な時に必要な場所で多様なコンピューティング・パワーを提供して、世界各地にクラウドとインテリジェンスをもたらそうとしています。また、あらゆる産業と組織がより機敏で効率的かつダイナミックになれるようサポートするデジタル・プラットフォームを構築し、AIでユーザー体験を再定義して、自宅、移動中、オフィス、娯楽、トレーニングなど、生活のあらゆる場面の人々にとって、よりスマートでパーソナライズされたものにしようとしています。詳細情報については、ファーウェイのオンライン・サイト（www.huawei.com）をご覧いただき、以下で当社をフォローしてください。

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天津港グループについて：

天津の港は中国天津市浜海新区の渤海湾西端に位置し、北東アジアと中央・西アジアの中継地の役割を果たしています。同港は、新ユーラシア・ランドブリッジ経済回廊沿いの重要な停泊所であり、開かれた中国のための国際ハブでもあります。

2022年、同港のコンテナ・スループットは2100万TEUを超え、世界の上位10港にランク入りしました。最新式の主要港である天津港は、水路の深さ22m、30万トン級のターミナルを有しています。さまざまなタイプのバースが213本あり、主に北江、東江、南江、大沽口、高沙嶺、大港の6つのエリアで構成されています。

天津港は、世界の180を超える国と地域の500以上の港と貿易を維持しています。天津港グループの詳細情報については、https://www.ptacn.com/をご覧ください。

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