郷土の祭り文化を伝える愛知の祭り写真集を制作し、写真集を県下の小中学校に寄贈するためのクラウドファンディングを開始

プレスリリース発表元企業:合同会社STUDIO A&D

配信日時: 2023-01-17 09:30:00

愛知の祭りのイメージ

写真集の表紙

亀崎潮干祭(ユネスコ無形文化遺産)

合同会社STUDIO A&Dは、当社所属の写真家、デン真がこれまでに取材した愛知の祭りから約100件を選び写真集を制作し、名古屋市北区の株式会社三恵社から出版を企画することが決定し、それに伴い写真集のほかに当社業務サービスもリターンとして提供するクラウドファンディングを2023年1月16日に開始いたしました。
デン真は、生まれ育った愛知の祭り文化をライフワークにして10年以上、故郷の祭りを撮り、5年前には写真集「日本真ん中山車まつり」を中日新聞社より出版しました。祭り文化を写真に収め、まだ祭りを知らない人に祭りの魅力を伝えていくことに取り組んでいます。
今回のクラウドファンディングは、集まった資金で、愛知県の中学校、小学校に写真集を寄付し、子どもたちに自分が住んでいる土地の素晴らしい祭り文化を知ってもらい、将来、地元の祭りが好きな人を増やすことで、次世代への祭りの継承の環境を整えることを目的とするものです。まずはプロジェクトの概要を御覧ください。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/341871/LL_img_341871_1.jpg
愛知の祭りのイメージ
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/341871/LL_img_341871_2.jpg
写真集の表紙

■写真集「祭りいこまい」
予定価格 :¥2,700(税別) 三恵社
A4変形判(210x230mm)フルカラー176ページ
撮影・制作:デン真


■クラウドファンディングの紹介
【祭り文化を未来に伝える】愛知の祭りの写真集を作り、全小中学校に寄付する。
<ファーストゴール 1,500,000円>
教育委員会を通じて、愛知の祭り写真集を愛知県下の全中学校(約400校)に寄贈します。

<セカンドゴール 3,000,000円>
教育委員会を通じて、愛知の祭り写真集を愛知県下の全小学校(約1000校)に寄贈します。

クラウドファンディング運営会社: For Good(株式会社ボーダレス・ジャパン)
クラウドファンディング企画立案: 合同会社STUDIO A&D
クラウドファンディングURL : https://rescuex.jp/project/38596


■クラウドファンディングのリターン
リターンの一例です。リターンは他にも各種ありますので、詳細はURLからぜひご確認ください。※なお、表示価格の他にクラウドファンディング手数料(5%+180円)が発生します。

<写真集購入 ¥3,000>
写真集1冊+支援者限定LINEオープンチャットへ招待

<写真集購入5冊セット ¥12,800>
写真集5冊+支援者限定LINEオープンチャットへ招待
◆写真集5冊セットのコースです。セット価格になりますので大変オトクです。
祭り仲間でのグループ購入におすすめです。

<写真集+A3額装パネル ¥25,000>
額装A3プリント+写真集1冊+支援者限定LINEオープンチャットへ招待

<晴れ姿のスタジオ&祭り記念撮影 ¥50,000>
祭りの晴れ姿をスタジオと祭り当日に撮影+6切3折アルバム2冊+写真集1冊
+支援者限定LINEオープンチャットへ招待
◆名古屋のスタジオでデン真が撮影、祭当日にも、撮影に伺います。
※祭り当日の撮影は、同日に複数の申し込みがあった場合、デン真が伺うとは限りません。

<祭りのあの人を、写真集にします ¥300,000>
あなたが主役の写真集2冊+愛知の祭り写真集1冊(写真集巻末に、支援者として、お名前を入れます)+出版記念パーティに無料にてご招待します+支援者限定LINEオープンチャットへ招待
◆この世に1冊しかない、晴れ姿のあの人を密着取材で写真集にします。家族とか大切な人、お世話になった人、またはあなた自身でもOKです。
2023年2月に行われる愛知県または隣接する地域の祭りが対象です。撮影は祭り2日間、その他に2日程度、指定いただきます。祭りを含めて4日間通しでの撮影も可能です。大切な人や家族の晴れ姿の記念にプレゼントとしても。写真集は、30×30cm 30ページハードカバー2冊です。
注意)祭りの撮影にあたって、主催者等に必要な許可は必ずもらっておいてください。
※このリターンは祭りの日が被らないように定員1名としておりますが、予約が入れば、予約が入った日を記してそれ以外の日を予約可能日として追加募集していきます。ご不明な点、お問い合わせなどあれば den@studio-aandd.com または090-4216-7721デンまでご連絡ください。


■クラウドファンディングが目指すもの
<祭り文化継承の危機>
少子化のうえに新型コロナも重なり、地域の魅力ある祭り文化の継承が難しくなっています。私は愛知県で生まれ、かつて尾張・三河と呼ばれた愛知県下の祭り文化の魅力に魅せられ、10年以上この地域の祭りを撮影している写真家です。しかし、この素晴らしい祭り文化が次世代を担う子供たちにきちんと受け継がれていくのか、とても不安に感じますし、祭り関係者の多くも同じように危機感を抱いています。これまで祭りのときに故郷に帰って祭りに参加していた子世代も家庭を築き、子(孫)を持っていますが、子の故郷と孫の故郷は違います。孫世代の子供たちは祭りの担い手になってくれるでしょうか。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/341871/LL_img_341871_3.jpg
亀崎潮干祭(ユネスコ無形文化遺産)

<子どもたちに祭りを知ってもらう>
祭りは、町内の氏子が中心となって行うものですが、少子化の影響でこれまでのやり方では難しくなってきています。氏子が中心の仕組みは変わらなくとも、祭りを支える人の輪を大きくしていかねばならない状況です。それにはまず、祭りを愛する人を増やしていかねばなりません。なかでも未来を担う子どもたちに地域の祭り文化の素晴らしさを知ってもらうことがとても重要なのです。

<小中学校の図書室に写真集を寄付する>
過去にも写真集は出版しましたが、祭りの写真集は子供の目に触れるところには、なかなか届きません。祭りが好きな大人が購入することはあっても、子供たちが目にする機会は少ない。ならば、出版するだけではなく、子供たちが触れやすい学校の図書室に置いてもらうのが一番いい。しかし、愛知県下に中学校はおよそ400校、小学校はおよそ1,000校もあり、あわせて1,400校以上もあるので、この全図書室に本を置いてもらう、すなわち、県の教育委員会を通じて寄付をするのが一番合理的だと考え、その資金をクラウドファンディングすることを考えました。

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犬山祭(ユネスコ無形文化遺産)

■支援の使い道
リターンの制作準備経費と、寄付する写真集の仕入れ費用です。目標達成し、資金が余れば、(1)写真集のページ数を増やし見開きページなど内容を充実させる、(2)県下で写真展を巡回、等を実行したいと思います。より多くの人が愛知の祭りは凄い!と分かれば、わが町への愛着、伝統文化を愛する心、伝統文化への関心も高まることと思います。

<支援金の使途>
・1stゴールまで達成 150万円の使途
中学校寄付とリターンの写真集仕入れ代:120万円
返礼・リターンの制作経費 :30万円(想定)
(額縁の仕入れ・プリント代など)

・2ndゴールまで達成 300万円の使途
小中学校寄付とリターンの写真集仕入れ代:240万円
(スケールメリットにより仕入れ単価は安くなります)
返礼・リターンの制作経費 :60万円(想定)
(額縁の仕入れ・プリント代など)

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挙母祭

■写真集の概要
<プロ写真家が10年にわたって撮影取材>
この写真集では、愛知の祭りの多様性を10年にわたって撮影した写真家の作品を通して、約100件の県内の祭り、6件の周辺の祭りを紹介しています。さらにこの地の文化に精通した7名の方にコラムを寄稿していただき、より深く祭りの魅力を伝える内容になっています。子供たちに伝えるだけでなく、大人が手にしても満足のいく、愛知の祭りの素晴らしさを実感する写真集です。

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写真集のデザイン

<地元の祭り・文化に造詣深い7名がコラムを寄稿>
著者による祭りの説明と写真キャプションだけでなく、さらに、随所に当地で活躍される祭りや文化の専門7名にコラムを寄稿していただき、写真だけでなく言葉でも祭りの素晴らしさをお伝えします。

・コラムを寄稿いただく方
石田芳弘 犬山祭保存会会長
安田文吉 南山大学名誉教授
鶴田知大 豊橋市美術博物館学芸員
おくだ健太郎 歌舞伎ソムリエ
大竹敏之 フリーライター
エリザベスヨピス 名古屋を世界に発信するブロガー
松井健斗 名古屋の若者文化のリーダー

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三谷祭

■祭の宝庫、愛知
「愛知は祭りの宝庫」と聞いて納得する人は少ないでしょう。しかし、愛知の祭りは見れば見るほど素晴らしいと思わずにはいられないのです。世界で日本の祭り文化が評価される要素として、多様性が抜きん出ていると言われますが、この多様性こそ愛知の祭りが持つ素晴らしい特色なのです。

画像8: https://www.atpress.ne.jp/releases/341871/LL_img_341871_8.jpg
手筒花火

<多様性あふれる祭文化>
愛知は東西の文化が太古の時代より交雑する場所でした。西部の広大な平野部から山深い奥三河まで人の住む土地は変化に富み、さらに古くから東西文化の交雑する境界にあったことが多様性を生み出す素地としてあったのでしょう。そして江戸時代には尾張は徳川御三家筆頭、三河は家康公の生誕地であったことから、尾張・三河の祭礼文化は特別な恩恵を受けてきました。また現代においても、ものづくり産業の拠点として発展したおかげで、祭りの担い手である生産年齢層に地元志向が強いのも祭り文化を支えてきた大きな要因と言えます。

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知立祭り(ユネスコ無形文化遺産)

■掲載予定の祭り
【奥三河の花祭り、鬼、訪れ神の祭り】
奥三河の花祭(津具、上黒川、小林、御薗、東薗目、月、河内、中設楽、中在家)御神楽祭・参候祭・豊橋鬼祭・滝山寺鬼まつり

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河内の花祭

【奇祭・火祭り】
開扉祭・信玄原の火おんどり・鳥羽の火祭り・豊橋祇園祭・羽田祭・乗本万灯・豊川進雄神社の綱火・田縣神社豊年祭・国府宮はだか祭・てんてこ祭・きねこさ祭・若葉祭・鯛まつり・三河一色大提灯まつり・刈谷万燈祭・三好大提灯まつり・大縣神社豊年祭・尾張富士の石上げ祭

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津島神社の開扉祭

【ユネスコ無形文化遺産】
犬山祭・知立まつり・亀崎潮干祭・尾張津島天王祭・須成祭・綾渡の夜念仏(写真集では盆行事として紹介)

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尾張津島天王祭(ユネスコ無形文化遺産)

【山車祭り】
若宮祭・出来町天王祭・筒井町天王祭・花車神明社祭・有松天満社祭・西枇杷島祭・津島秋祭・小牧秋葉祭・岩倉桜まつり・鳴海表方祭・鳴海裏方祭・蟹江祭・戸田祭・乙川祭・上半田のちんとろ祭・成岩の祭り・下半田の祭り・西成岩の祭・半田山車まつり・上野間の祭り・岡田春まつり・長尾の春祭り・冨貴の祭り・大足蛇車まつり・常滑祭・大野祭・西之口祭・尾張横須賀祭・大田祭・藤井神社の子供三番叟・日間賀島祇園祭・内海の神楽船・挙母祭・足助祭・三谷祭・菟足神社の風祭・能見神明宮大祭・雨乞いまつり・田原祭

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徳川園山車揃え

【その他にも多様な祭りがいっぱい】
熱田神宮の祭り・御田神社御田植祭・熱田祭・笑酔人神事・熱田踏歌神事・舞楽神事・田峯田楽・歌舞伎・鳳来寺田楽・渋川神社の棒の手・貝津田の棒の手・高浜おまんと・東浦のおまんと・桃花祭・田原凧・矢田の虫送り・祖父江の虫送・だんつく獅子舞・朝倉の梯子獅子・巫女舞神楽・砥鹿神社の流鏑馬・鍋つる万灯・大海の放下・田峯の念仏踊り・にっぽんど真ん中まつり【愛知県周辺の祭り】桑名石取祭・垂井曳山祭・大垣祭・加子母歌舞伎・飯田お練りまつり・遠州森の祭り

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綾渡の夜念仏(ユネスコ無形文化遺産)

■著作者情報
<祭り写真家 デン真>

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著者

【デン真 ホームページ】
https://denmakoto.com

【プロフィール】
私が育った愛知県の知多半島は山車祭りがとても盛んな地域で、鉄道の駅がおよそ50あるのですが、山車祭りの数もほぼ同じくらいあるところです。つまり町には山車祭りがあるのが当然という環境でした。しかし、社会人になって故郷を離れるとどこにでもあると思ってた祭りがじつはとても価値のあるものだったと知りました。そして、あの東北の大震災で地域の伝統文化が失われてしまう姿を目の当たりにして、私が住む愛知の祭り文化を写真におさめる活動を始めました。
しかし、その当時はそれほど大きなことではないと考えていたのですが、調べるうちに、愛知の祭りは地理と歴史を背景として、全国でも稀というほど多様な祭り文化を持っている地域だと知ることになり、愛知の祭り文化、さらにはそのベースにあるものを写真に収めていくことがこれからの人生をかけて取り組むライフワークなのだと確信するに至りました。

【これまでの活動】
1986年 東京工芸大学短期大学部卒業
1995年 日本広告写真家協会(現在は公益社団法人)入会
2011年 愛知県の祭り文化を題材にした撮影活動を始める
2017年 中日新聞社より「日本真ん中山車まつり」出版
2020年 オリンパスギャラリー東京にて「祭り行こまい」展開催
その他、地元で写真展多数開催


【デン真の連絡先】
〒461-0005 名古屋市東区東桜2-13-4 伊藤ビル201 STUDIO A&D
TEL・FAX: 052-886-2297
HP : 090-4216-7721
メール : den@studio-aandd.com


■さいごに
故郷を愛する心を育てる
これからの日本は、国や故郷を愛する心、それを良くしていこうという志を持つ人をいかに増やせるか、そこに未来がかかっています。祭り文化は、地域のひとつの側面でしかありませんが、地域の魅力を形作る重要な要素です。これを守っていきたいと思う心が子供たちの心に芽生えさせられたら、このプロジェクトは大成功だと思います。


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プレスリリース提供元:@Press