片岡義男『僕は珈琲』が、1月24日(火)に光文社より発売!カラー写真と珈琲エッセイ52篇が絡み合い、短編小説も特別収録。コーヒーを片手にゆっくりと読みたい一冊

プレスリリース発表元企業:株式会社光文社

配信日時: 2022-12-15 14:00:00



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2018年に刊行された大ヒット作『珈琲が呼ぶ』から5年。その著者・片岡義男が新たに書き下ろした珈琲エッセイ『僕は珈琲』(光文社 刊)が、1月24日(火)に発売されます。


52篇のエッセイ、そのすべてが珈琲とつながっています

大瀧詠一/スティーヴ・マックイーン/男はつらいよ/刑事コロンボ/植木等/チャールズ・ブロンソン/歯科診察券/宮沢賢治/リチャード・ブローティガン……
エッセイに登場する人物、モノ、事柄は実に多彩。これらがどう珈琲と関係してくるのか、
推理しながら読むのも楽しい一冊です。


掲載されている貴重な写真にも注目


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エッセイの本文中に挿し込まれた写真も見どころのひとつ。「25歳のとき、自分が映っている写真をすべて捨ててしまった」という片岡義男が、25歳以降の秘蔵写真を「時系列に並べて」公開しています。ファンにとっては驚きのポートレート群と言えるでしょう。

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「自然光に黒バック」で、著者自らが撮影した写真もエッセイに数多く添えられていて、写真家としても知られる片岡義男、その世界を堪能できるつくりになっています。


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片岡義男の必殺フレーズ、ますます健在!

あの独特の乾いた筆致は、この書き下ろしエッセイ集でも冴えわたっています。そのごく一部を紹介すると………
「遠く離れたところにぽつんとひとりでいるのが僕だ、と長いあいだ、僕は思ってきた。そのように自分を保ってきた、という自負は充分にあった」
「ピリオドを打ったなら、その文章はそこで完全に終わる。と同時に次の文章が始まるのだから、どこからどのような言葉で始まるのか、よくわかっていないことには、完全なピリオドにはなっていないのだ」
「ドトールの謎なら、なんと言ってもミラノサンドだ。なぜ、ミラノなのか。近くにテューリンがある。トリノと読めばいい。ジェノアもある。モナコ。サンマリノ。ローマ。どれもみな、サンドと合うではないか。トリノ・サンド。ローマ・サンド。なぜ、ミラノなのか」



「短編小説が生まれるまで」の過程をエッセイで、そして生まれた小説を特別掲載!

本書には短編珈琲小説「謎なら解いてみて」が収録されていますが、その小説が生まれるまでの過程を、エッセイ二篇でつぶさに明らかにしています。作家がどのようにして物語を編んでいくのか、そして珈琲はその過程でどのように作用するのか、この企みに満ちた文章は必読です。


エッセイに登場する珈琲豆をスペシャル・ブレンドにして、サイン本とセットでどうぞ


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話題のオンライン書店「コトゴトブックス」では、『僕は珈琲』の為書き入り著者サイン本に、エッセイに登場する世田谷代田「グラウベルコーヒー」が特別に焙煎したスペシャル・ブレンドの珈琲豆200グラムを添えて予約受付中です。さらには著者が撮影した写真、そして文章を添えたフォト・カードもセットされるという特典も。貴重なサイン本と、著者も愛する大人気の喫茶店が今回のために特別焙煎した珈琲は、ぜひとも一緒に味わいたい! 
https://cotogotobooks.stores.jp



著者プロフィール


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片岡義男(かたおか・よしお)
1939年東京都生まれ。作家、写真家、翻訳家。1974年に『白い波の荒野』で作家としてデビュー。
著書多数。近著に『珈琲が呼ぶ』『彼らを書く』『言葉の人生』『これでいくほかないのよ』など。

【書籍概要】
書名・僕は珈琲
著者・片岡義男
発行・光文社
発売日・2023年1月24日(火)
価格・1980円(税込)
判型・四六ソフトカバー


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