【頼朝杉で制作「源頼朝公像」特別公開】挙兵の地・静岡県伊豆の国市にて披露

プレスリリース発表元企業:銘木総研株式会社

配信日時: 2022-12-03 11:45:20

坐像の背面や厨子の中まで至近距離で鑑賞、韮山文化センターにて市長・市民らが参加

頼朝公像プロジェクト委員会(事務局長:銘木総研株式会社代表取締役 前井宏之)は、2022年11月23日(水)、源頼朝お手植えと伝わる「頼朝杉」で制作された源頼朝公像を1日限定で特別公開しました。頼朝ゆかりの地を代表して伊豆の国、伊豆、三島の3市長らが参加、約450名が来場しました。



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(主催:頼朝公像プロジェクト委員会 協賛:伊豆の国市 後援:伊豆市、三島市、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」伊豆の国市推進協議会 協力:銘木総研株式会社)



お像の背面や厨子の中まで特別公開


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お像は、背面も細部にいたるまで有職故実に則って表現。お像と同じ頼朝杉で制作された厨子には、正面と両脇の扉の内側に截金(きりかね)細工が施されており、伊豆に流された頼朝が政子と共に韮山(にらやま)から眺めたであろう伊豆の風景が見事に描かれています。

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「生きているかのような素晴らしい像。おかえりなさいという感じだ(伊豆の国市・山下市長)」

「頼朝がリアルに浮かび上がってくる(伊豆市・菊池市長)」

「征夷大将軍の威厳と品格を感じる(三島市・豊岡市長)」
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来場者は「頼朝公が本当にそこにいるかのようなお姿。息をしているようで鳥肌が立ちました」「頼朝公像が、これから末永く世の人々を見守ってくれる事を誇りに思う」「貴重な頼朝杉 (800年)の歴史を像として残し、未来の人へ伝えていくことは夢のあることだ」「源氏再興の地で改めて頼朝公に会えたことはとても感慨深い。関係者の方々に深く感謝いたします」と口々に感動を語っておられました。


お像に込められた願い


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制作者である江里仏師は、「単なる肖像ではなく、神像として彫らせてもらった。頂点を極めた頼朝の勇気と希望を感じてもらいたい」と語りました。委員会の事務局長を務める銘木総研株式会社(本社:大阪府大阪市)代表取締役 前井宏之氏は、「頼朝公の功績と、日本の文化や芸術、技術のすごさを世界中に知ってもらいたい」と期待を込めています。


源頼朝お手植えと伝わる「頼朝杉」


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静岡県島田市の千葉山 智満寺の境内で10年前に空洞化が進み自然倒木した、元国指定天然記念物「頼朝杉」。
推定樹齢800年、かつて源頼朝が挙兵前に天下治平の大願成就を祈念して植えたと伝承される樹高約36メートルにもおよぶ大杉でした。
樹高の三分の一ほどが空洞になっていたのが豪雨に耐えかね、根元から南側の急斜面に向かって倒木。本来なら傍らの薬師堂を直撃しても不思議でない位置にありながら、なぜか避けるように倒木しました。


樹木は倒木しても木に宿る「木魂(こだま)」は永遠


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源頼朝が生涯を賭けて実現した天下治平。その大願成就を祈念して手植えたという伝承のある頼朝杉は10年前に倒木し、残念ながら樹木としてはもう存在しません。
しかし「800年生きた樹木は新たに800年の生命を持つ」と言われます。頼朝杉はお像に姿を変え、今に甦りました。
まさに、今に生きる私たちの歴史遺産、文化遺産です。これらの遺産を、心豊かな未来へ紡ぐシンボルとして未来にどのように紡いでいけるか。
「武家政権樹立」「天下治平」の大願を成就させた頼朝公が歴史に刻んだチャレンジ精神、諦めない心・・・
そんな木魂が宿る木製品を製作し、多くの方に愛用していただくことは、私たちがめざす心ゆたかな未来への一歩です。

当日は、お像の端材や残材で製作されたチャームやブレスレット、御朱印帳が展示販売されました。
「頼朝杉を頼朝と共有している感じでとてもうれしい」「形に残ってわたしたちに寄り添ってくれている気がする」と好評でした。
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源頼朝公像の今後の予定


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お像と厨子は、2022年12月7日(水)~9日(金)に東京ビッグサイトで開催される「エコプロ2022」の“森と木で拓くSDGsゾーン” F-02にて展示。
来春には頼朝ゆかりの地である神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮へ奉納予定です。


会社概要

社名:銘木総研株式会社
本社所在地:〒530-0001 大阪市北区梅田1-13-1 大阪梅田ツインタワーズ・サウス 26F
代表取締役:前井 宏之
事業内容:名木調査・研究、名木イベント開催、名木商品木企画、名木情報発信
設立:2020年9月
HP:https://meiboku-souken.co.jp/

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