変革期の自動車業界で、事業構造シフトのために、自動車部品メーカーの国分プレス工業が樹脂関連の加工会社と金属加工会社の2社をM&A(法人・審査制M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」経由)

プレスリリース発表元企業:Visional

配信日時: 2022-09-07 10:30:00

Visionalグループの株式会社M&Aサクシード(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:金 蓮実)が運営する法人・審査制M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」(https://ma-succeed.jp/)を通じて、自動車部品メーカーの国分プレス工業株式会社(所在地:東京都、略称:国分プレス工業)が、2社を譲り受け、その経緯やグループ入り後の状況と、今後のM&A経営方針について公開します。国分プレス工業が譲り受けたのは、樹脂関連の加工会社の永井プラスチック工業株式会社(所在地:長野県、略称:永井プラスチック)と、金属加工会社の大島工業株式会社(所在地:東京都、略称:大島工業)です。国分プレス工業は、電気自動車(EV)シフトなど自動車業界が大変革期であるなか、M&Aにより、事業構造シフトの実現や新規顧客の開拓が可能になります。



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国分プレス代表へのインタビュー詳細に関してはこちらをご参照ください。
https://ma-succeed.jp/content/agreement/post-12540

国分プレス工業株式会社 代表取締役社長 国分 秀俊様 コメント

当グループでは「3つの資産」という考えで会社の価値を位置付けています。3つの資産とは「顧客価値(どんなお客様がいらっしゃるか)」「人材価値(社内の人材)」「資本価値(財務状態)」です。自動車業界は大変革期と言われるなか、新しい時代を迎えるにあたって、手を打つべきは、顧客価値と人材価値を上げることだと考えています。この2つの価値を向上させていくために、M&Aを行っています。

自動車業界の変革で最も大きいと考えられているのが、EV(電気自動車)です。EVでは軽量化のために樹脂(プラスチック)が多用されます。そのため、樹脂まわりを得意とするメーカーとご一緒できればと考えました。永井プラスチック工業のメイン事業は、樹脂を使った自動車部品やOA機器部品等の製造で、自動車部品に対応できることと、大手電機メーカーを得意先に持っていたことが魅力でした。リスク分散や事業拡大という点では、自動車とは異なる業界とも接点を持っておきたいと考えました。

一方、大島工業は当社と同様に金属加工を主業務としていますが、お得意様が大手光学メーカーだったので、当社の顧客層とは異なるところが魅力でした。2社ともに顧客価値や人材価値に寄与してくれる、という判断です。

今後、売上げを大きく伸ばすためには、異業種への参入など、これまでとは違った展開をする必要があります。M&Aはそのための大きな助けになると考えています。


【M&A概要】
譲渡
永井プラスチック工業株式会社
(現:モールドバンク国分株式会社)
事業概要: 自動車部品・OA機器部品製造等
本社所在地:長野県
従業員数:51名~100名
売上高:約16.2億円(2019年2月期)
譲渡理由:持ち株会社の事業の選択と集中

株式譲渡

譲り受け
国分プレス工業株式会社
事業概要:2輪・4輪・汎用車用部品製造等
本社所在地:東京都
従業員数:349名(2022年3月現在)
売上高:約80.6億円(国内単独:2022年3月期)
譲り受け理由:事業拡大のため

譲渡
大島工業株式会社
(現:東栄化成株式会社 三春工場)
事業概要:金型製作、金属プレス加工
本社所在地:東京都
従業員数:21名~50名
売上高:約5.2億円(2019年3月期)
譲渡理由:先行き不安のため

事業譲渡

譲り受け
国分プレス工業株式会社
事業概要:2輪・4輪・汎用車用部品製造等
本社所在地:東京都
従業員数:349名(2022年3月現在)
売上高:約80.6億円(国内単独:2022年3月期)
譲り受け理由:事業拡大のため

国分プレス代表へのインタビュー詳細に関してはこちらをご参照ください。
https://ma-succeed.jp/content/agreement/post-12540

■法人・審査制M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」について

[画像2: https://prtimes.jp/i/34075/408/resize/d34075-408-862a1b9a9c00f409892f-0.png ]

「M&Aサクシード」は、譲渡企業と譲り受け企業をオンライン上でつなぐ法人・審査制M&Aマッチングサイトです。譲渡企業は「M&Aサクシード」に会社や事業の概要を匿名で登録でき、譲り受け企業はその情報を検索して閲覧できます。譲り受け企業は興味を持った譲渡企業へ直接アプローチできるため、譲渡企業にとっては、潜在的な資本提携先の存在や、自社の市場価値を把握するきっかけになります。これにより、譲渡企業は経営の選択肢の一つとしてM&Aを早期から検討でき、経営者の選択肢が広がります。2017年11月にサービスを開始し、全国の譲渡案件が累計12,200件以上(掲載中4,600件以上)登録され、利用中の譲り受け企業は8,100社以上です(2022年6月末時点)。URL:https://ma-succeed.jp/

■株式会社M&Aサクシードについて
「人生を託せる、出会いのために。」をミッションとし、法人・審査制M&Aマッチングサイト「M&Aサクシード」を運営。同サービスは、2017年11月に株式会社ビズリーチの新規事業としてサービスを開始。2020年2月、グループ経営体制移行にともない新設したビジョナル・インキュベーション株式会社が2021年10月まで運営。組織再編にともない、2021年11月より、株式会社M&Aサクシードとして、ミッションの実現を目指す。URL:https://www.visional.inc/ja/ma-succeed.html

■Visionalについて
「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。URL:https://visional.inc

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