ネットアップがハイブリッドクラウド運用の簡素化、ランサムウエアの脅威からの保護、VMwareワークロードのクラウドへの移行加速を実現

プレスリリース発表元企業:NetApp

配信日時: 2022-06-10 04:10:00

ネットアップがハイブリッドクラウド運用の簡素化、ランサムウエアの脅威からの保護、VMwareワークロードのクラウドへの移行加速を実現

ネットアップが簡素でセキュアかつ柔軟なハイブリッドマルチクラウド体験を実現するための新たな革新成果を発表

(米カリフォルニア州サンノゼ)-(ビジネスワイヤ) -- グローバルなクラウド主導データ中心ソフトウエア企業のネットアップ(NASDAQ:NTAP)は本日、企業のためにハイブリッドマルチクラウド環境において簡素性、セキュリティー、柔軟性を高めるための継続的な革新成果とソリューションについて発表しました。

これらの新機能には、ランサムウエア対策の強化、単一サブスクリプションでのハイブリッドクラウドストレージ、単一ユーザーインターフェースでの統合管理、ワークロードのクラウドへの移行を支援するヴイエムウェアとの緊密な連携が含まれます。

企業が既存のオンプレミスデータセンターを補強するためにパブリッククラウドサービスを導入すると、これらの統合インフラストラクチャーは時間の経過とともに異種混在し、一貫性がなくなり、断片化していきます。このようなマルチクラウドサイロは、複数の異種環境に対応するため、本質的に管理が複雑になります。

現在、ネットアップは一貫性のある統合ハイブリッドマルチクラウド体験を提供しており、これにより顧客はオンプレミスから世界最大のパブリッククラウドまで、単一のプラットフォームで運用・管理することが可能です。

ネットアップのクラウドボリュームサービス担当シニアバイスプレジデントであるローネン・シュワルツは、次のように述べています。「今日の組織は、ハイブリッドマルチクラウド環境の可能性を追求する場合、複雑さ、セキュリティー、コスト効率に関する課題を回避したいと強く願っています。ネットアップの簡素化された管理/利用体験により、企業はセキュリティー、管理可能性、運用スピード、コスト削減の向上から利益を得ることができます。これにより最終的に、より迅速に機能を提供し、データがどこにあってもその可用性と保護された状態を維持することで、高まるビジネスニーズにより素早く対応できるようになります。」

ネットアップのハイブリッドクラウドポートフォリオには、以下に示すように、簡素でセキュアかつ柔軟な強化機能を盛り込んでいます。

業界をリードするハイブリッドクラウドの簡素化体験

ネットアップは、すべてを「サービスとして」提供することで、次を含む新機能によってハイブリッドクラウド環境を簡素化・最適化します。

Keystone(キーストーン)においてハイブリッドクラウド・ストレージ・アズ・ア・サービス(STaaS)を単一の柔軟なサブスクリプションとして提供する。これにより組織はクラウド間のワークロードを柔軟に移動できるようになる。マルチクラウド環境におけるデータストレージ、保護、ガバナンス、階層化の管理・モニタリングに加え、クラウド・マネジャー(Cloud Manager)はKeystoneサービスを管理し、ソフトウエアライセンスを追跡し、インフラストラクチャーの健全性をモニタリングし、積極的に推奨を行うことにより、自動化アクションでコストとデータ保護を最適化できるようになった。ESGのプラクティスディレクターであるスコット・シンクレア氏は、次のように述べています。「今日の組織は、オンプレミスとクラウドプロバイダーの両方において柔軟性を求めており、これを実現するためにアズ・ア・サービスの利用モデルに投資しています。Keystoneにおけるネットアップの手法はそのニーズに狙いを定めており、管理、オーケストレーション、課金を単一のサブスクリプションと体験にまとめることで、ユーザーがIT目標を加速できるよう、ハイブリッドクラウドの簡素性と柔軟性を提供します。また、Keystoneの移植可能なサブスクリプションモデルは、エンタープライズレベルのストレージ機能と総合的なデータ保護機能を備え、あらゆる主要クラウドプロバイダーへの将来的なクラウド移行計画もサポートします。」

今日のハイブリッドクラウドのためのサイバーレジリエンス

ここ数年のランサムウエアの台頭は、企業の問題として拡大しています。IDCの2021年ランサムウエア調査「Where You Are Matters!」1によると、世界中の組織の3分の1以上が、過去12カ月間にシステムやデータへのアクセスを遮断するランサムウエア攻撃または侵害を経験していることが分かりました。

ネットアップの新しく強力な組み込み型サイバーレジリエンス機能(ランサムウエア対策、データ保護、セキュリティーを含む)により、組織はユーザーによる不正アクセスやランサムウエア攻撃によるデータへの脅威を低減することができます。顧客は、多数のワークロード、エンタープライズアプリケーション、仮想化ワークロード、最新のコンテナ化アプリケーションをセキュリティー侵害から保護し、攻撃を迅速に検知し、業務に何らかの影響を与える前にデータを迅速に回復することができます。

エンタープライズクラウド変革を加速

ネットアップは、データ集約的でストレージへの負荷が高いワークロード(単一または複数のマルチクラウド環境で稼働)向けの追加データストアを使用して、顧客が「クラウドへの最新化」を実現できるよう力を与えます。ネットアップは今日、最大のパブリッククラウドで稼働するVMware Cloud 環境向けの外部追加データストアとしての使用が認定・サポートされるようになった唯一のクラウドストレージサービスプロバイダーです。

ヴイエムウェアのクラウドソリューション担当バイスプレジデントであるナラヤン・バラドワジ氏は、次のように述べています。「ヴイエムウェアとネットアップの組み合わせは、基幹業務向けのワークロードを提供するための最適なプラットフォームとして、あらゆる業界の組織が信頼を寄せています。ネットアップは、私たちの共通のお客さまが何十年もオンプレミスで享受してきたのと同じレベルのエンタープライズクラスのデータ管理を、あらゆる主要なパブリッククラウドで稼働するワークロードで実現できるようになったのです。」

追加資料:

ネットアップのハイブリッドクラウドポートフォリオブログ:ハイブリッドマルチクラウドにアズ・ア・サービスの簡素性をもたらすネットアップについて

ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウエア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウエア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.comをご覧ください。また、TwitterLinkedInFacebookInstagramでネットアップをフォローしてください。

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1 IDCの2021年ランサムウエア調査:Where You Are Matters! (IDC #US US48093721)2021年7月

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