三重県で「森つなぎプロジェクト」始動!

プレスリリース発表元企業:イオン株式会社

配信日時: 2014-05-08 13:21:05

イオンは、林業に興味を持つ若者を応援します

イオンは、三重県、NPO法人みやがわ森選組※とともに、森びと養成講座「森つなぎプロジェクト」を主催します。「森つなぎプロジェクト」は、森林資源の持続的な利用を通じて森とくらしを守りたいという想いのもと、三重県、NPO法人みやがわ森選組、イオンが協力し、林業後継者の育成を目指すものです。

【森びと養成講座「森つなぎプロジェクト」の主な内容】
1.対象:全国の林業に興味のある満20歳~39歳までの方(定員:20人)
2.期間:2014年10月~2015年3月までの期間で12日間
3.場所:三重県多気郡大台町
4.主な内容:
 森の機能や林業に関する講義、実地研修、ビジネスモデルを考えるワークショップ、
 一般の方々や「イオン チアーズクラブ」へのオープンスクール企画
5.応募:8月1日よりメール(E-mail : nmiyare@pref.mie.jp)にて受付
詳細についてはこちら(http://www.sinsengumi.info/tsunagi.html

近年、地球温暖化防止や生物多様性の保全のみならず、日本文化の伝承やレクリエーションの場など多面的な役割を担う森と、人と自然の共生の場である里の保全・持続可能な利用が社会の喫緊の課題となっています。

イオンは、1991年より国内外でお客さまとともに植樹活動を続け、その植樹本数は昨年累計1,000万本を超えました。これを機に里や森の循環を通じていのちと自然のめぐみを守るため、これまでの「植える」活動に加え木を「育てる」「活かす」活動にも取り組んでいきます。このたびの取り組みはその一環として行うものです。

「森つなぎプロジェクト」では、林業などに興味がある方に半年間のプログラムを通じて日本の森林管理について理解を深めてもらいます。また、一般の方々や環境活動に取り組む「イオン チアーズクラブ」の小中学生を招待し森について学習する企画も実施し、森の大切さや林業の魅力をより多くの方々に知っていただく機会につなげます。

参加者は、インターネット等を通じて全国から森や林業に対して高い関心を持つ方々を募ります。このほか東京、大阪で説明会を実施します。また、プロジェクト終了後も、林業への就業を希望される方へのサポートやビジネスプランの実現サポートなど、林業の活性化のための支援活動を行う予定です。

イオンは、これからも小売業としてお客さまに自然の恵みを持続的に提供するため、多くの生き物の命を育む森と里の保全に取り組んでまいります。

※NPO法人みやがわ森選組は、三重県大台町(旧宮川村)で森林、河川、農地を活用した「都市農山村交流」を中心に、地域活性化、遊休農地回復、放棄山林活用、生態系保存などに取り組む団体です。

【ご参考~三重県での環境保全活動~】

◆三重県宮川植樹(2005年~2009年)
2004年9月の台風21号による土石流や山地崩壊が相次ぎ、甚大な被害を受けた三重県大台町 (旧宮川村)において、土砂災害防止、水源涵養などの森林本来の機能を再生するため、大台町、みやがわ森選組とともに2005年より5年間で8,100本を植樹しました。

◆三重県四日市市水沢植樹(2006年~2008年)
四日市市からの要請により、「四日市サイクル・スポーツフェスティバル」レースコース沿いに桜やもみじを3年間で470本植樹し、美しい景観づくりに貢献しました。

◆三重県紀北町植樹(2012年~2014年)
紀北町海山地区において、高速道路や住宅の建設により伐採された森林に土砂災害防止、水源涵養などの機能を再生させるための3カ年の植樹活動に取り組んでおり、これまでに1万本の苗木を植えました。最終年となる本年は12月に植樹祭を実施する予定です。

◆東北復興支援 福島の子ども達の三重県大紀町ツアー(2014年)
三重県とイオンの官民交流の一環として、また、東日本大震災で被災された子どもたちに楽しく環境について学んでもらおうと、福島県の「イオン チアーズクラブ」20人を自然、産業体験などの教育旅行の受入れに取り組む大紀町に招待しました。

このほかにも、店舗の周辺で環境学習に取り組む「イオン チアーズクラブ」の活動や、地域活性化に取り組むボランティア団体をお客さまとともに応援する「イオン 幸せの黄色いレシートキャンペーン」などを通じて、三重県での環境活動に取り組んでいます。
また、ご利用金額の一部を寄付する「熊野古道伊勢路WAON」「伊勢志摩WAON」や全国に展開する店舗を活用した三重県の物産・観光PRフェア開催などを通じて地域活性化に貢献しています。

以上

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