東陽テクニカ、テナブル・ネットワーク・セキュリティ、情報セキュリティセミナーを共催

プレスリリース発表元企業:株式会社東陽テクニカ

配信日時: 2014-04-22 11:00:00


東陽テクニカ、テナブル・ネットワーク・セキュリティ、情報セキュリティセミナーを共催 ~セキュリティ対策の第一人者がトレンドを分析~

株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:五味 勝、東証第一部8151、以下 東陽テクニカ)と、コンピュータやネットワークの安全性試験を行う包括的な脆弱性検知ツールの代表製品「Nessus (ネッサス)」の販売元であるTenable Network Security社(本社:米国メリーランド州、CEO:Ron Gula、以下 テナブル・ネットワーク・セキュリティ)は2014年4月18日、情報システム担当者を対象に、「情報セキュリティセミナー ~日米のエキスパートが語る、サイバーセキュリティの現状と対策」を開催しました。

東陽テクニカ、およびテナブル・ネットワーク・セキュリティでは、2014年2月に、脆弱性検知スキャナの主力製品、Nessus製品の日本における総販売代理店契約を締結。Nessusおよびテナブル社の全製品の販売、マーケティング活動、およびサポート対応など、国内の主要な事業展開を東陽テクニカが担当しています。

今回のセミナーでは、テナブル米国本社より、サイバーセキュリティ対策の第一人者であるロン・グーラ(Ron Gula)が、全世界に広がりを見せる昨今のサイバーセキュリティの最新事例をもとに、以下のようにサイバーセキュリティの現状を説明。全世界における直近のサイバーセキュリティの共通課題として、以下の4点を挙げました。
● 中国によるサイバーアタック
● スノーデン事件に代表されるハッキング脅威
● 米小売大手TargetでのPOS端末のマルウェア感染に端を発する情報流出
● 今月7日に明らかにされたOpenSSLのソフトウェア・バグ「ハートブリード」による被害

なかでも今後ITおよびセキュリティ担当者が取り組むべき点として、Target社ではコアシステムに連結された空調(HVAC)システムを通じてマルウェアが侵入したことから、また、「ハートブリード」の例ではバグ自体はシンプルなものでありながら、ライブラリに存在していたことが被害を大きくしたことを挙げ、セキュリティ対策範囲の見落としがある点を指摘。また、ゼロデイ攻撃の危険性が高まっていることから、リアルタイム対策の重要性を強調しました。

さらに、テナブル社の製品では、モバイル、パッチ監査、コンフィギュレーション監査、クリティカル・インフラストラクチャ―、クラウドシステム、マルウェア検出など、6つの領域に対する対応を可能にすることを説明しました。

ロン・グーラ(Ron Gula)のセミナーに先立ち、ソフトバンク・テクノロジー株式会社、技術統括プラットフォーム&データソリューション本部シニアセキュリティエヴァンジェリストの辻伸弘氏が国内における標的型攻撃の現状を説明しました。

Nessusは、サイバー攻撃など外部からの脅威に対する遠隔セキュリティー・スキャナーを提供することを目的にテナブル・ネットワーク・セキュリティが開発。これまで、米国の国防総省や国土安全保障省といった、高度なネットワークセキュリティ対策を必要とされる政府機関、公共団体、大手企業など、20,000を超える企業・機関・団体が利用しています。日本国内でも、すでに400社近い企業・団体が利用しています。

株式会社東陽テクニカ
情報通信システム営業部
担当: 小澤 大輔、佐野 好雄
TEL: 03-3279-0771
Mail: tenable@toyo.co.jp

プレスリリース情報提供元:valuepress