SDGs時代に対応した七五三用の衣裳をご用意。京都の「お衣裳さわらぎ」が、「正絹」を用いた古生地反物や古い着物を活用し、七五三用に日本古来の着物をリバイバル

プレスリリース発表元企業:株式会社さわらぎ

配信日時: 2022-03-28 10:00:00


保管して眠っていた、自然素材「正絹」の白生地を使用。京都の職人の手で白生地を染色し、型紙を作り、そこに「お衣裳さわらぎ」の店舗で廃棄する予定であった着物を数種類ピックアップ。裁断してパッチワークのようにつなぎ合わせ着物を無駄にすることなく活用し、男児の七五三用レンタル衣裳を製作いたしました。

京都で創業以来45年にわたり、“お祝い事”の貸衣装業を営んできた株式会社さわらぎ(本社:京都府京都市、代表取締役:椹木秀明)が運営する「お衣裳さわらぎ」では、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」に沿って、
2022年3月7日(月)、店舗で廃棄する予定であった古生地反物や古い着物を活用し、男児・七五三用の和装レンタル衣裳を製作しました。「正絹」を用いた本格的な反物・着物を再活用しており、今秋より貸し出しを開始いたします。

▼ 「SDGs時代に対応した七五三用衣裳(着物)」案内ページ(株式会社さわらぎ公式ウェブサイト):https://wedding-sawaragi.com/sdgs-ceremony-kimono/

▼ 「お衣裳さわらぎ」公式ウェブサイト:https://wedding-sawaragi.com/


■日本古来の着物を再活用。古き良きものを大切にする心を次代に継承
2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」について、世界中で取り組みが進んでいます。しかし日本では、まだまだ大手企業を中心に推進されているように感じられます。また、商品の見せ方など、形式的なことに重点が置かれているケースも多いように思われます。

日本は、古くから四季折々の自然と共存しています。その地に息づく人や産業にも自然が織り込まれ、育まれてきたと言えるのではないでしょうか。日本の民族衣装である「着物」自体が、まさにSDGsを象徴する存在であるように思えます。

京都で長年にわたり貸衣装業を営んできた株式会社さわらぎでは、日本古来の着物を再活用し、率先して社会にその価値を発信することで、「お祝い事」や「着物」産業が再び見直される契機となることを願い、このたび男児の七五三用の貸衣装を、古生地反物や古い着物を再活用し、製作いたしました。

「着物をリメイクして洋服に一部活用」した商品はよく見かけます。しかし、このたびの衣装では「着物(和服)」としてリバイバルすることに、さらには「七五三(歳時)」という用途にもこだわりました。日本の伝統や慣習に基づき、古き良きものを大切に長く扱うという心を重んじたものです。

製品には在庫として眠っていた自然素材「正絹」(絹100%)の生地や、本格的な古い着物を用いました。当面は男児用の2つの型で展開しますが、いずれ七五三に該当する男女のお子さまに提供できるよう、さらにはご家庭で簡単に着れる仕様にできるよう取り組みたいと考えております。


■日本で受け継がれる着物文化
着物は細長い反物で直裁断で作られるため端切れなどほとんど出ず縫い目も直線で仕立て直しも容易です。ものを大切に扱う心は、古くから日本で受け継がれてきた美徳で親子何代に渡って着れるほど長持ちします。

江戸時代には着物は古着として再利用されていたり、着古しても使える部分で仕立て直したり、端切れを活用したり、おしめや雑巾として利用、など少しも無駄にすることなく使いきっていたといいます。

■各地で盛況な「着物」の会や催し
日本では昨今、「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に登録されたことなどを機に、「正絹」の価値や「着物」の価値が再び見直されるようになりました。着物をお召しになった方々の女子会やイベントなども、各地で盛んに開催されています。

古くなった着物や使われなくなった着物は、洋服の一部としてリメイクできるほか、風呂敷やバッグとしても、ペンダントやイヤリングなどのアクセサリーとしても、また日傘やスマートフォンの収納小物などとしても、再活用されるようになりました。まさに「着物」は昔から、“余すところなく、さまざまな用途で使用できる”と言われてきた証でもあるでしょう。

和のデザインは、日本の風景に馴染み、四季折々の行事にもよく合います。人生の大事な節目はもちろんのこと、普段の生活にもさまざまに工夫をこらし、取り入れることが可能です。


■人生儀礼の専門家として、衣裳を通じて大切な方々の気持ちに寄り添う
株式会社さわらぎは、七五三や結婚式などの人生儀礼を、衣裳を通して彩り、創業以来「お祝いの文化」を受け継いでまいりました。衣裳を着るお子さまや新郎・新婦、それらを見守るご家族のお一人お一人が「人のことを思い、過去から未来に向けて進んでいく機会に寄り添えるよう」努めてまいりました。

さわらぎでは、人生儀礼の専門家として「大切な方々を想う気持ち」に寄り添い、お一人お一人の貴重なシチュエーションや背景を踏まえて最適な体験をご提供できるよう努めるとともに、古き良き伝統を大切に、変わりゆく社会情勢をもふまえ、時代に合ったチャレンジにも取り組んでまいります。


■「お衣裳さわらぎ」店舗紹介
<本店>
所在地:〒602-8143 京都府京都市上京区猪熊通丸太町下る中之町507-6
電話番号:075-812-1895
営業時間:10時~18時
定休日:水曜、第2・第4木曜(※祝日は営業)

<Kimono Agaru kyoto>
所在地:〒605-0825 京都府京都市東山区下河原町530 京・洛市「ねね」2F
電話番号:075-561-7001
営業時間:10時~17時
定休日:水曜、第2・第4木曜(※祝日は営業)


【株式会社さわらぎについて】
本社:〒602-8143 京都府京都市上京区猪熊通丸太町下る中之町507-6
代表者:代表取締役 椹木秀明
設立:1976年4月
電話番号:075-812-1895(代表)
URL:https://wedding-sawaragi.com/
事業内容:
・ブライダル、人生儀礼の貸衣装
・婚礼カップルへの婚礼衣装のコーディネート
・お宮参り、七五三、卒業式等のお祝い衣裳のコーディネート
・神社仏閣挙式検討者のウェディングプランニング
・神社仏閣のイベント企画・運営
・フリーペーパーの企画・発行


【一般の方向けのお問い合わせ先】
企業名:お衣裳さわらぎ
担当者名:椹木
TEL:075-812-1895
Email:info@wedding-sawaragi.com


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