QPS研究所は第5回「宇宙開発利用大賞」において「内閣総理大臣賞」を受賞いたしました

プレスリリース発表元企業:株式会社QPS研究所

配信日時: 2022-03-18 19:56:59

世界トップレベルの100kg級小型SAR(※1)衛星の開発・運用を行う株式会社QPS研究所(福岡県中央区、代表取締役社長CEO:大西俊輔、以下QPS研究所)は、内閣府が主催する第5回「宇宙開発利用大賞」において「内閣総理大臣賞」を受賞いたしましたのでお知らせいたします。



この表彰制度は、宇宙開発利用の推進において大きな成果を収める、先導的な取り組みを行う等、宇宙開発利用の推進に多大な貢献をした優れた成功事例に関し、その功績をたたえることにより、日本の宇宙開発利用の更なる進展や宇宙開発利用に対する国民の認識と理解の醸成に寄与することを目的としたもので、2年に1度開催されます。表彰は3月18日に内閣府で行われました。
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表彰時の記念写真。左から、河西康之内閣府宇宙開発戦略推進事務局長、東京大学大学院工学系研究科 中須賀真一教授(選考委員長)、QPS研究所創業者/取締役/九州大学名誉教授 八坂哲雄、小林鷹之内閣府特命担当大臣(宇宙政策)、QPS研究所代表取締役社長CEO 大西俊輔、同社代表取締役副社長COO 市來敏光

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今回の受賞は、2021年5月にQPS-SAR2号機「イザナミ」から、分解能70cm(※3)という日本最高精細・最高画質(※2)の画像データの取得に成功したこと、そして、今後のQPS研究所の観測データ提供サービス化に向けてご期待いただき、小型SAR衛星コンステレーションの領域で日本が世界をリードする意味でも重要な取り組みであると高く評価いただいたことによるものです。今後もQPS研究所は九州から宇宙産業の発展に努め、社会に役立つデータ提供を目指し前進してまいります。

<代表取締役社長CEO大西俊輔コメント>

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「この度はこのような映えある賞をいただき大変光栄です。今回はプロジェクト代表者として私が表彰の場に出させていただきましたが、この受賞は、日々開発に取り組む弊社の社員をはじめ、地元の九州を中心としたパートナー企業の方々、弊社の志を信じてご出資して下さった株主様、そして弊社の活動を支えてくださっている福岡の自治体やJAXA、経産省や内閣府、その他省庁、更に大勢の皆様、全ての方々のおかげです。この機会に、改めて心より感謝申し上げます。大変嬉しく思うと同時に、衛星コンステレーションによる準リアルタイムデータ提供に大きな期待を寄せていただいていると感じ、ますます気を引き締めて邁進していきたいと思っております。」

<受賞結果>
受賞者についてはこちらの発表をご覧ください。
https://www8.cao.go.jp/space/prize/prize.html
公式HP:https://space-award.jp/


(※1) SAR (合成開口レーダー):電波を使用して地表の画像を得るレーダー。雲や噴煙を透過し、昼夜を問わず観測することができる点が特長です。
(※2) 民間の100kg級小型SAR衛星においてを意味します。
(※3) 分解能70cm相当で処理した画像。

<株式会社QPS研究所について>
QPS研究所は2005年に創業され、名前のQPSとは「Q-shu Pioneers of Space」の頭文字を取っており、九州宇宙産業の開拓者となること、更には九州の地より日本ならびに世界の宇宙産業の発展に貢献するとの思いが込められています。その名の通り、九州大学での小型人工衛星開発の20年以上の技術をベースに、国内外で衛星開発やスペースデブリへの取り組みに携わってきたパイオニア的存在である名誉教授陣と若手技術者・実業家が一緒になって、宇宙技術開発を行っています。また、QPS研究所の事業は、創業者たちが宇宙技術を伝承し育成してきた20社の九州の地場企業に力強く支えられています。現在は世界でもトップレベルの高精細小型SAR衛星を開発・運用しており、今後毎年複数の衛星を打ち上げて、2025年以降を目標に36機の衛星コンステレーションで、地球のほぼどこでも任意の場所を平均10分間隔という準リアルタイム地上観測データサービスを提供し、社会の発展と人類の生活の向上に貢献することを目指しています。

本社住所 :福岡市中央区天神1-15-35 レンゴー福岡天神ビル6階
代表者 :代表取締役社長 大西俊輔
設立 :2005年6月
事業内容 :人工衛星、人工衛星搭載機器、精密機器、電子機器並びにソフトウエアの研究開発、設計、製造、販売
公式HP :https://i-qps.net/

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