ロシア・ウクライナ情勢に伴うノルウェー産サーモンの日本国内の供給状況に関する最新情報

ノルウェー水産物審議会（本社：ノルウェー・トロムソ）は、ロシア・ウクライナ情勢に伴う、ノルウェーから日本への空輸におけるメインルートのロシア領空を経由した輸送の継続困難による、ノルウェー産サーモンの供給状況について最新情報をお知らせいたします。

9日の発表以来、ノルウェーの水産業界および関係各社において、ノルウェーから日本への生鮮サーモンの安定的な供給を継続できるよう最善を努めて参りました。現在、早急な代替策としてロシア上空を迂回する北極圏を経由する北回りのルートや中央・南アジアや中東を経由する南回りのルートを確保する等に取り組んでおります。迂回ルートは、ロシア上空を経由するメインルートよりも日本への距離が長くなりますが、本日時点で通常の供給量の約60～80%まで戻り、少しずつ回復に向かっていることをご報告いたします。急な空輸ルートの変更の中、生サーモンの鮮度及び安全性を最優先としつつ、再び安定した全国的な供給を実現できるよう、引き続き協議を続けていく予定です。

この度の危機で被害に遭われた方々に謹んでお見舞いを申し上げますとともに、一刻も早く平穏な日々が戻りますよう強く願っております。

PR TIMESプレスリリース詳細へ