開催11回目を迎えた「3月11日の、あのね。」今回から新たなカタチで各地の「子どもたちの今」を伝える展覧会を3月13日(日)より新宿・スペース・ゼロにて開催

プレスリリース発表元企業:株式会社スペース・ゼロ

配信日時: 2022-03-10 10:00:00


東日本大震災当時、福島県相馬市の小学校3年生の子どもたちが描いた作品を預かり、毎年「3月11日の、あのね。」として展覧会を開催してきました。今年から新たなカタチで開催する1回目の展覧会は、原発事故の影響で帰還困難区域だった大熊町の子どもたち9 名の作品展、「ぼくも、わたしも、ここにいる」です。会津若松市の大きな校舎に、全校児童たった9人の子どもたちが通っています(2021年6月当時)。子どもたちの中には震災を知らず、なぜ自分たちが大熊町から集団移転しているのか分からない子もいます。大人の事情で翻弄されていると言っても過言ではない子どもたち。成長してその両手を大きく開くとき、取り巻く世界が美しく幸せである事を切に願います。ここに未だサテライトしている子どもたちの筆致から聴こえる声に耳を傾けてみてください。彼ら、彼女らは日本に生まれ、今ここにいます。この大切な事を皆さんに伝えたいと思います。

東日本大震災・被災地復興支援展覧会として開催をつづける「3月11日の、あのね。」


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 東日本大震災直後に福島県相馬市の小学校3年生の子どもたちの描いた約200点の作品を10年後に返却する約束の元、NPO法人3.11こども文庫 理事長 蟹江杏が預かり、毎年「3月11日の、あのね。」として展覧会を開催してきました。
 昨年2021年に10年を迎え、18歳になった彼らに返却を行いました。


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 今年、11回目となる「3月11日の、あのね。」では新たなカタチで子どもたちの「今」を伝える展覧会として開催されます。
 新たな「3月11日の、あのね。」の第1回目となる今回は原発事故の影響で帰還困難区域だった大熊町の子どもたち9名の声を届けます。


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開催概要

「3月11日の、あのね。#11 ―ぼくも、わたしも、ここにいる―原画展」
〔WEBサイト〕https://www.spacezero.co.jp/information/138644
〔日 時〕2022年3月13日(日)~3月20日(日) 11:00~19:00(最終日17:00まで)
〔会 場〕
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ B1 ギャラリー・展示室
東京都渋谷区代々木2-12-10 最寄駅:JR新宿駅 南口徒歩5分
※会期中無休・入場料無料※
※本展覧会は新型コロナウィルス感染症対策を施して開催いたします。感染症対策についての詳細はスペース・ゼロ ホームページをご確認ください。
https://www.spacezero.co.jp/information/134679

〔書籍「ぼくも、わたしも、ここにいる」原画展〕
2021年に福島県大熊町教育委員会から発行された「ぼくも、わたしも、ここにいる」
この本は震災後、大熊町から会津若松市にサテライトしている「大熊町立熊町小学校・大野小学校」の児童らと、当法人理事長である蟹江杏が、1年間を通して開催したワークショップの記録です。このワークショップで児童たちが描き、書籍に掲載された作品約30点を展示します。


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〔みんなの展覧会〕
3.11こども文庫から生まれた「にじ」「おひさま」「みず」の3つの文庫。それぞれの文庫の多彩な活動を紹介します。


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〔3.11こども文庫のこれまで〕
被災地への絵本や画材の配布、アートワークショップ、展覧会、講演会、演劇、ライブペインティング、書籍出版、商品開発など3.11こども文庫の11年間に渡る活動をパネルにて紹介します。

〔チャリティ物販〕
NPO法人3.11こども文庫のオリジナルグッズや協賛作家のグッズ等を販売。
売り上げの一部は、福島の子どもたちの活動への寄付とする。


□NPO法人3.11こども文庫□ http://www.311bunko.com/


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版画家 蟹江杏(かにえ・あんず)が、「東日本大震災で傷ついた子どもたちに絵本と画材を送ろう」と知人・友人へ10通のメールを送ったことから「NPO法人3.11こども文庫」は始まりました。
国内外から集まった児童書は約15,000冊となり、これは福島県相馬市に届けられました。また、届けた画材で子どもたちが描いた絵は、約300点になりました。
これらの活動は、絵本の文庫の設立や、全国各地での子どもの絵の展覧会、アートワークショップ、講演会など、「アートによる復興支援」として、展開・発展しています。

〔主 催〕NPO法人3.11こども文庫 http://www.311bunko.com/
〔共 催〕スペース・ゼロ https://www.spacezero.co.jp/
〔後 援〕大熊町教育委員会
〔協 力〕
株式会社東海教育研究所/大熊町立大熊町小学校・大野小学校/福島LOVE会/シュピリこども育英基金/Atelier ANZ


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