Digia、Qt Developer Days Asia を発表

（オスロ、ノルウェ）- Digia は今年のQt Developer Days Asia（Qtデべロパーデイ・アジア） の開催を発表しました。東京は5月20日、中国、北京は5月22日に行われます。終日行われるこのイベントでは、Digia Qt チームよりシニアスタッフのスピーチに加え、技術トレーニングとデベロパープレゼンテーションが注目されます。技術セッションでは、最先端のデスクトップ開発や組込み、モバイルのOSプラットフォーム開発における強化、簡素化、加速化を実現するため、Qt クロスプラットフォームアプリケーションとユーザーインターフェース（UI）デベロップメントフレームワークの使用方法が焦点となります。

Qt はこの一年でアジア市場から注目されており、中国語圏および日本からも多くの支持を得ています。2013年12月に導入された Android と iOS 向け Qt は、こうしたアジア市場における多数のクロスプラットフォーム開発者やモバイル開発者に明確な方向性を示し、Qtにおける開発戦略を標準化するものとなりました。

「アジア市場はQt技術の世界的な成長と適応に向け非常に重要です。昨年のQt Developer Day Beijing は出席者が400人を超える大成功を収め、中国語圏市場においてQtについての知識がより必要とされていることが明らかとなりました。日本においてはQtが活用されている産業オートメーション、家電、ロボティクス分野などの産業で膨大な商業需要が見込まれています。当社の目標はアジアにおけるQtエコシステムを育成し、Ｑｔ開発者のためのQt Developer Days Asia イベントを通じて成長促進につなげることです」と、Digia、Qt、シニアバイスプレジデントのトミー・ライティネンは語ります。

Qt は、リッチグラフィックとベルベットのような動画を備えた説得力のあるアプリケーション創造を支援するもので、複数のプラットフォームに簡単に導入することができます。現在、世界中で50万人を超える開発者に使用されています。デスクトップ、組込み、モバイルのプラットフォーム、あるいはこれらを組み合わせた開発者の方は、迅速な開発と他のプラットフォームに単純にリコンパイルすることで導入できることがお分かりいただけることでしょう。これによりユーザーは、上市時間の削減と、投資収益率の最大化という2つの目標を達成することができます。

Qt Developer Days Asia では、Digiaシニアバイスプレジデントのトミー・ライティネンがQtとDigiaの将来戦略について、またDigia、Qt最高技術責任者兼Qtプロジェクトチーフ管理者のラース・ノールが現況とQtのロードマップ計画について基調演説を行います。この２本立てのスピーチではQt 5.2、Qt Quick、Qt Creator インテグレーテッド開発環境、アンドロイドおよびiOSモバイルアプリケーションの開発導入に向けた内容となります。

Qt Developer Days Asia の登録は3月末より開始されます。イベントにご関心のある方は、http://qt.digia.com/jp または http://qt.digia.com/zh-CN/よりご登録ください。

About Qt and About Digia Qt

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2014年3月 参照番号：DQ095A



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