武田薬品が今後10年に持続可能な成長を達成する戦略を第40回年次J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスで強調
配信日時: 2022-01-17 04:50:00
− トップラインの成長を継続して14個のグローバルブランドにより2025年度までに収益成長1を達成する流れ− 約40個の治療薬候補の多様性の高いパイプラインが2025年度以降も成長を推進する予想− 力強い基本的Core営業利益率、力強いキャッシュフロー、レバレッジ縮小を含む財務コミットメントを履行中
(大阪 & 米マサチューセッツ州ケンブリッジ)-(ビジネスワイヤ) -- 武田薬品工業株式会社(東証:4502、NYSE:TAK)(武田薬品)は本日、当社が中長期で成長を遂げる態勢にあり、2030年度までに収益成長率を高める可能性とさらに業績が上向く可能性を持っていることを確認しました。第40回年次J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスで発表を行ったクリストフ・ウェバー社長兼最高経営責任者(CEO)は、14個のグローバルブランドの中期的な収益成長の可能性を再度強調しました。最近のFDAの承認に加え、武田薬品の約40個の臨床段階にある多様な資産の力強いパイプラインが、今後数年間に規制当局から多数の承認を受ける可能性を提供し、長期でのトップライン成長の見通しが一層支持されています。確かなパイプラインの構築に向けた武田薬品のアプローチの一部として、当社は本日、複数年の研究開発パートナーシップで成果を上げてきたAdaptate Biotherapeuticsを買収するオプションを行使する計画も発表しました。これにより、抗体ベースの新規ガンマデルタ(γδ)T細胞エンゲージャーのプラットフォームが武田薬品の免疫オンコロジー・プラットフォームに加わります。これは、前臨床段階の候補薬と創薬パイプライン・プログラムを含み、生活を変える医薬品を患者さまに届けることへの当社の決意をさらに裏付けています。
「過去10年にわたって当社は、イノベーションによる力強い成長に向けた態勢を整えた最高レベルのグローバル企業へと、自らを作り替えてきました。当社のグローバルな規模、有望なパイプライン、確かなブランド・ポートフォリオを持ち、データとデジタルへの投資も行うことで、当社は、疾病の治療方法に革命を起こし、患者さまのエクスペリエンスの向上を目指しています。当社の成長戦略は明確であり、当社パイプラインの中で大きな販売潜在力を持ついくつもの薬剤分子によって当社の高いビジョンを継続的に達成していく能力に私は自信を持っています。このことは、昨年後半の当社のパイプライン資産の直近2件のFDA承認と発売によっても示されています」と、武田薬品のクリストフ・ウェバー社長兼最高経営責任者(CEO)は述べています。
14個のグローバルブランドが中期的成長を推進する見込み
武田薬品の商業面の力強い事業遂行は14個のグローバルブランドの成長として結実しています。これらは2021年度は14~16%の基本的収益成長予想を達成する流れにあり、中期的にもトップラインの加速、競争力のある利益率、力強いキャッシュフローの推進に継続的に貢献すると予想されます。当社は、これらのグローバルブランドとEXKIVITY™(mobocertinib)、LIVTENCITY™(maribavir)といった新規製品の発売が、2025年度までに予想されている全社総額約5000億円(45億ドル)の収益成長1に貢献すると確信しています。 収益成長は、継続的な市場浸透、上市済みの国での市場規模の拡大、新規の適応症、地域的拡大(日本と中国などの新興国を含みます)によって達成されると予想されます。当社はまた、Entyvio®(vedolizumab)バイオシミラーの想定を見直し、現在は、データ保護期間の満了時にバイオシミラーの参入があるとは予想していません。
持続的な価値をもたらすと見込まれるパイプライン
武田薬品の研究開発エンジンでは、オンコロジー、希少な遺伝性疾患および血液疾患、ニューロサイエンス、消化器系疾患、血漿分画製剤、ワクチンの分野で約40個の治療薬候補が臨床段階にあります。この多様なパイプラインは、2025年度以後の長期的成長を確保すると予想されています。2022年度末までにピボタル試験に入ると予想されている資産は、総ピーク売上高がPTRS調整前で1兆円(100億ドル)、PTRS調整後で約5000億円(約50億ドル)になる潜在力を持っています2,3。これには、世界的な公衆衛生の脅威となっているデング熱の治療ワクチン候補のTAK-003、希少で生命に関わる血栓障害である血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)の最初で唯一の変革的可能性を持つ標的型ADAMTS13代替治療薬のTAK-755、発達性・てんかん性脳症治療薬のsoticlestatが含まれます。さらに、複数の細胞・遺伝子治療薬を含む開発早期段階にある有望な治療薬5種類が、これから2~3年にピボタル試験のデータ取得に至ると予想され、高いピーク売上高を達成する可能性を持つものがいくつか含まれています。
優れた実行がもたらす価値
世界的変革を通じて、武田薬品は財務コミットメントを履行しました。これには、その14個のグローバルブランドが推進するトップラインの加速が含まれ、2020年度には1兆2000億円(110億ドル)の収益が実現し、武田薬品の2021年度の基本的収益成長予想の14~16%(Core収益総額の約45%に相当)を達成できる流れにあります。さらに、武田薬品は、力強い基本的Core営業利益率とフリーキャッシュフローを継続的に実現し、2023年度までに純負債/調整後EBITDA比率を2倍台前半にする目標を達成できる流れにあります。当社は最近、自社株式を買い戻す計画も計画も発表し、事業戦略への自信と株主への価値提供に対するコミットメントを示しました。
J.P.モルガン・ヘルスケア・カンファレンスでのプレゼンテーションのスライドと音声ウェブキャストへのリンクは、武田薬品のウェブサイトからアクセスできます:https://www.takeda.com/investors/ir-events/
武田薬品工業株式会社について
武田薬品工業株式会社(TSE: 4502/NYSE: TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、「すべての患者さんのために、ともに働く仲間のために、いのちを育む地球のために」という約束を胸に、革新的な医薬品を創出し続ける未来を目指します。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少遺伝性・血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)および消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。詳細については、https://www.takeda.comをご覧ください。
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財務情報
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医療情報
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1 収益成長のベースラインは、売却済み資産について調整した2020年度の報告収益です。収益の数字はすべて、開発リスクと規制リスクについて調整されています。当社が上市する製品とパイプラインによって達成される将来の実際の純売上高は、安全性、有効性、製品表示を含むいくつかの変動要素を要因として臨床開発結果の可能性に幅が存在していることから、異なる(場合によっては大きく異なる)ものとなります。さらに、製品が承認されたとしても、患者の人数、競争環境、価格、診療報酬など、商業的要因の影響も不確実です。
2 技術的および規制上の成功確率(PTRS)について調整されておらず、「予測」や「目標」の数字ではありません。PTRSは、特定の臨床試験や研究が事前設定されたエンドポイント、実現性、その他の要素を基準とした成功を収めて規制機関から承認が得られる確率に関係します。当社が上市する製品とパイプラインによって達成される将来の実際の純売上高は、安全性、有効性、製品表示を含むいくつかの変動要素を要因として臨床開発結果の可能性に幅が存在していることから、異なる(場合によっては大きく異なる)ものとなります。さらに、製品が承認されたとしても、患者の人数、競争環境、価格、診療報酬など、商業的要因の影響も不確実です。
3 プレ・プルーフ・オブ・コンセプトの適応症追加による収益を含みます。商品化の権利のオプション契約を武田薬品がまだ執行していない地域での収益の可能性を含みます。
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プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ
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