敬愛大学の教授陣が房日新聞でリレーコラム「南房総活性化のヒント」の連載を開始 -- 南房総の地元紙でそれぞれの専門分野の視点から地域活性化・地域貢献について執筆

プレスリリース発表元企業:敬愛大学

配信日時: 2022-01-04 14:05:03



敬愛大学(千葉市稲毛区、学長:中山幸夫)は12月14日から房日新聞で同大教授陣によるリレーコラム「南房総活性化のヒント」の連載を開始した。これは、同大経済学部長である成松恭平教授の発案によるもので、全10回の予定。それぞれが持つ専門分野の知識を基に、地域活性化・地域貢献の観点から南房総についてさまざまな視点で執筆していく。また、国際学部の三浦知子教授による連載第2回目のコラムをきっかけとして、鋸南町(きょなんまち)との地域活性化についての意見交換が予定されており、今後も地元紙と協働したコラム連載の取り組みが地域活性化に繋がっていくことが期待される。




■リレーコラム連載開始の経緯
 管理会計論と簿記論が専門の成松恭平教授は、安房地域の出身。かねてより南房総地域への貢献および活性化に協力したいという思いを持っており、このたび同地域に根差した新聞社である房日新聞社と協働することとなった。
 12月14日の連載第1回は、発案者である成松教授自らが担当。南房総を活性化するにあたり、自身の経験や出身地への思い、過疎化およびそれに起因する地域公共交通の衰退といった課題などについて語った。
 第2回は、観光地経営・都市農村協働を専門とする国際学部の三浦知子教授が執筆。「鋸南と言えば」と題し、これまでに鋸南町を訪れた際のエピソードを交えながら、廃校を活用した「道の駅 保田小学校」について触れ、その魅力と活性化の可能性について語っている。

■三浦教授のコラムをきっかけとして鋸南町との交流が開始
 三浦教授は同大で「旅行ビジネス論」「地域観光論」「千葉県の産業と行政」などの科目を担当しており、副専攻「エアポートNARITA地域産業学」の旗振り役も務める。
 今回のコラムをきっかけに、鋸南町長から大学と連携した地域活性化の取り組みについて意見交換したいという申し入れがあり、同町を訪れる予定の三浦教授。三浦教授は訪問にあたり、「千葉県に来て愕然としたのが、都市と農山漁村が見事に両方ある点でした。どの自治体を取り上げても個人的に興味深く、夢中になって千葉県の市町村を研究しています。学生の多くが人口の多い主に東京に近い市域の学生なので、鋸南町、南房総市、勝浦市、大多喜町などの話をすると本当に新鮮に受け止めているようです。そこが千葉県の醍醐味であり、本学国際学部の中の観光マネジメント専攻として、地域活性化・地域貢献に力を入れていきたいので、ぜひ鋸南町長にお目にかかった際にお話しできれば」と語っている。

■今後の掲載予定
 第3回は、国際学部国際学科の廻洋子特任教授が担当。「海と観光」をテーマに、ヨーロッパにおける海とリゾートに対する考え方や、南房総の海岸線が持つ素晴らしい景観について触れる。また第4回では、経済政策と交通経済学を専門とする経済学部経済学科の根本敏則教授が、千葉県の農業に焦点を当て、効率的で安心な農業、スマートファーミングについて語る。
 第3回、4回は2022年の年明けに掲載が予定されている。

 三浦教授、廻特任教授、根本教授はそれぞれの専門領域から、千葉県、とくに南房総地域活性化に役立つヒントについて3本ずつコラムを執筆する予定。同大では、大学が地元紙と協働で町おこしを進めていく企画が今後の地域活性化における一つの目玉となることを期待している。

※掲載記事は同大ホームページMEDIA NEWS欄でも随時紹介
<第1回目記事>
 https://www.u-keiai.ac.jp/news/2021121601/
<第2回目記事>
 https://www.u-keiai.ac.jp/news/2021121701/


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