七尾国家石油ガス備蓄基地における令和3年度国家備蓄石油ガス放出訓練の実施について

プレスリリース発表元企業:JOGMEC

配信日時: 2021-12-09 14:47:04

JOGMECは、2021年12月5日、国から委託を受けて管理している七尾国家石油ガス備蓄基地(以下「七尾基地」)において、国家備蓄石油ガスの放出訓練を実施しました。



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 七尾基地の放出訓練は、石油ガスの供給途絶や災害時等の緊急時を想定し、国が備蓄する石油ガス(以下「国備ガス」)を隣接する民間基地のタンクに配管輸送で放出するもので、今回の訓練ではプロパン及びブタン各300トンの放出を実施しました。

 本訓練はJOGMECが主催し、七尾基地の操業会社であるENEOSグローブガスターミナル株式会社が実施主体となって行いました。七尾基地は2005年7月から操業を開始しており、緊急時の国備ガスの放出を想定した訓練を平成20年度から毎年実施し、今回が14回目となります。

 当日は、新型コロナウイルスによる感染防止対策のため、計器室への入室制限を徹底し、オンラインで訓練状況を把握できるようにして実施しました。また、訓練従事者が、役割別に色分けしたビブスを着用することにより指揮・命令系を明瞭化するとともに、計装システムと連動したモニター及び放出量等の作業記録をプロジェクターにて投影し、リアルタイムに運転状況を説明する等、訓練内容の「見える化」に取り組みました。

 訓練においては、関係者の意識も高く、各関係機関への報告、各種作業手順の確認等を本番さながらに実施し、無事訓練を終了しました。また、今回は訓練の実効性を検証・評価するため、第三者機関(日本LPガス協会)による外部評価も行われました。



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