大阪芸術大学×ホテルインターゲート大阪 梅田 デザインを学ぶ学生の視点から、大阪の魅力を発信する産学連携プロジェクト ホテルのアートルーム販売&リーフレット配布開始に伴う、先行メディア披露会を実施

プレスリリース発表元企業:大阪芸術大学

配信日時: 2021-11-11 11:00:00

■開催場所:ホテルインターゲート大阪 梅田 2階インターゲートラウンジ ■開催日時:2021年10月22日(金) 13:30~

 大阪芸術大学(学校法人塚本学院/所在地:大阪府南河内郡/学長:塚本 邦彦)はこの度グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:須田貞則)との産学連携プロジェクトとして、グランビスタが運営するホテルインターゲート大阪 梅田(大阪市北区、支配人:種村昌宏)にて、大阪芸術大学の学生から見た大阪の伝統文化を表現した、アートルームの造成を行いました。この度、完成したアートルームのメディア披露会を2021年10月22日(金)にホテルインターゲート大阪 梅田 2階インターゲートラウンジにて開催いたしました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/44215/42/resize/d44215-42-71c869b870d361ee95cc-0.jpg ]

 大阪芸術大学では「大学は夢を実現させるための手がかりを見つけ、自らの力によってその夢をつかみ取る場所でありたい」といった理念を掲げています。過去にも様々な企業・自治体とコラボレーションをし、学生が経験を積めるようなカリキュラムを提供してきました。今回コラボレーションしたのは、シティホテルから水族園などのレジャー施設まで幅広い施設の運営を行っているグランビスタ ホテル&リゾートです。
 グランビスタ ホテル&リゾートは「地域の価値で、未来を変えていく。」をブランドステートメントに、価値体験型ホテル、‟INTERGATE HOTELS”の運営を行っております。そして2021年4月に開業した 「ホテルインターゲート大阪 梅田」においては、地元のコーヒーショップとのコラボレーションやホテルオリジナルの上方落語を客室で配信するなど地域と連携した魅力発信を行っております。そして今回、今までには無い新たな視点で、大阪の魅力を発信していきたいといった想いから大阪芸術大学デザイン学科と連携した、産学連携プロジェクトを実施することとなりました。
 本プロジェクトは、デザイン学科 デジタルアーツコース 教授 カズ・オオモリ先生指導のもと、デザイン学科が展開するコースと社会がつながる領域を横断する実習授業、デザインプロジェクトの1つとして、スタートいたしました。
 プロジェクトではデザイン学科の学生が「アートルーム」「グラフィック」「ワークショップ」「デジタルアート」の4チームに分かれ、大阪の魅力を発信する施策に取り組み、約半年の時を経て「アートルームチーム」が携わった、新たな切り口で大阪の伝統文化を表現するアートルーム『茶てる ~22世紀の茶の湯文化~』と、「グラフィックチーム」が携わった、大阪の街を大阪芸術大学の学生ならではのアートの視点から表現した「大阪発見リーフレット」が完成いたしました。


■本プロジェクトに参加した大阪芸術大学 デザイン学科学生のコメント

・「茶てる ~22世紀の茶の湯文化~」アートルーム/デザイン学科空間デザインコース3年 斉木 有羽さん

[画像2: https://prtimes.jp/i/44215/42/resize/d44215-42-49e1cd639f7304d3a83a-4.png ]

 ホテルインターゲート大阪 梅田が文化や歴史を発信していることから、大阪の生活・食・文化・歴史の中から軸となる題材の案出しを行っていきました。そして数ある案の中から議論を重ね、アートルームのコンセプトは大阪城の茶室と千利休をモチーフにした、「未来の茶室」に決定しました。過去と未来の対比表現が伝わるよう、対照的なデザインづくりを工夫いたしました。特にこだわったポイントは、宇宙船で宇宙人とお茶を飲んでいる様子をイメージして描いた「クッションカバー」です。
 そして今回のプロジェクトでは、企業の方々とのやり取りを私たち自らで実施しました。今まで授業の中でデザインをする機会は多々あったものの、こういった企業の方々とのやり取りはしてこなかったため、とても良い経験になりました。
 また、今回私たちが手掛けたコラボアートルームが今までよりも幅広いお客様がホテルに宿泊するきっかけづくりになったらと思います。

・「大阪発見」リーフレット/デザイン学科グラフィックデザインコース3年 荒川 芙生さん

[画像3: https://prtimes.jp/i/44215/42/resize/d44215-42-5b9431dfcb355af27032-3.jpg ]

 この「大阪発見」リーフレットは、ホテルに宿泊していただいたお客様のステイ体験が少しでも素敵なものになることを目的に作成を進行していきました。作成においては「大阪芸術大学の学生の頭の中のイメージを知ってもらいたい」をモットーに、「アートの観点から見た大阪の街」を、大阪芸術大学らしい雰囲気が伝わるように工夫いたしました。同時に、ホテルの高級感やアートルームの持つ和モダンの要素を損なわないよう、バランスを取った表現となるよう試行錯誤いたしました。またリーフレットとして成り立つように、3パターンのテーマを用意いたしました。
 本リーフレットはアートルームへの設置は勿論、ホテルのラウンジにも置いて頂くので、ホテルインターゲート大阪 梅田の宿泊者にはぜひ手に取ってもらえたら嬉しいです。そして私たちも今回のプロジェクトを経てホテルの皆様とやり取りさせて頂く機会が多々あり、勉強になる面が多くあったので、今後の自分の創作活動に生かしていきたいと思います。


■本プロジェクト担当教授コメント

大阪芸術大学 デザイン学科 デジタルアーツコース教授 カズ・オオモリ先生
 今回のプロジェクトは3回生が対象でした。そのため、このプロジェクトを通じてクリエイティブに関しての感性を磨いてほしいのは勿論ですが、社会との実践的な取り組みを実感する機会にもなって欲しいという想いを持って、指導を行いました。
 アートルームチームは学生ならではのフレッシュな感覚・発想力を生かしながら、お客様に喜んでもらえるようなデザインになるようホテルの部屋の中をアートワーク、装飾するようこだわりました。併せて産学連携プロジェクトだからこそ味わえるリアルな仕事の現場を学生も体感いただけるよう、学生が主体的にクライアントと連絡を取って課題解決のために動いていく場を設けました。このようにいつもとは違うクリエイティブなことだけではなく、物を作る以外の調整なども学生が行ったのは、学生にとって良い体験になったのではないかと考えています。
 グラフィックチームでは「学生の視点で大阪を再発見する。」を表現するべく、ホテル周辺が学生にどう映っているのかを言語化し魅力が伝わるよう、リーフレットに落とし込んでいきました。「誰にどこでみられるのか」を意識して作ってもらうよう進行していたため、クリエイターというよりも読んだお客さんが笑顔になるようなプランナーとして立ち回ってもらいました。
 今後も本プロジェクトは、第二弾としてワークショップとデジタルアートの分野における施策を予定しております。今回の施策を体験していただいたお客様が、新たな大阪の魅力を発見する機会になれば嬉しいです。


<「茶てる ~22 世紀の茶の湯文化~」概要>

2022 年に生誕 500 年を迎える、大阪で生まれた千利休。その千利休が確立した「茶の湯文化」に学生が注目し、22 世紀の茶の湯文化をテーマに、茶の湯文化の未来を学生独自の自由な発想でデザインされたアートルームです。
 「ネオンが主照明になるような近未来な空間」を目指し、「宇宙」「近未来」を連想させるデザインが特徴。客室のシンボルアートは、“大阪の豊かな未来”を賑やかな街と縁起が良い象徴の「招き猫」と芸能の盛んな大阪を「扇」で表現しており、見るものを明るい未来へ導いてくれるような想いで、心を込めて作成しております。ベッドスローやクッションなどのアイテムにも「22 世紀の茶の湯文化」をデザインに反映しており、大阪芸術大学の学生が描く世界観をご体感いただけます。

詳細は下記URLをご参照ください。
URL:https://bit.ly/3lYM3DC


<「大阪発見」リーフレット概要>

 大阪芸術大学の学生ならではのアートな観点で大阪を紹介する「大阪発見」リーフレット。このユニークな視点で建築物を紹介する ~観光編~ 、大阪の古き良き文化を紹介する ~伝統編~ 、そしてついついお土産に購入したくなる ~お土産編~ の3つから「大阪発見」リーフレットは成り立っています。
 「大阪を訪れるお客様に、大阪の良いところをもっと知っていただけますように。」と想いを込めた本リーフレットは、インターゲートラウンジ(2 階)に設置し、どなたでもお持ち帰りいただけます。


<デザイン学科デザインプロジェクトとは>

 グラフィック、イラストレーション、デジタルメディア、デジタルアーツ、プロダクトデザイン、空間デザイン、デザインプロデュースという7つのコースを展開するデザイン学科ですが、ひとつの領域にとらわれず、コースを越えて社会とつながる領域を横断する実習授業です。3年生の学生が取り組み、共同作業をとおして自分にはない視点の学びがデザインの幅を広げるきっかけとなり、またさまざまな形でアウトプットされ、社会とのつながりを感じる実践的な機会となっています。

PR TIMESプレスリリース詳細へ