電動キックボードのヘルメット着用が任意の実証実験をE-KONが兵庫県姫路市にて8月12日より開始!

プレスリリース発表元企業:合同会社E-KON、神姫バス株式会社

配信日時: 2021-08-12 09:00:00

公道走行可能な電動キックボードを製造・販売する合同会社E-KON(本社:兵庫県姫路市、代表:岡田 慶太、以下 当社)は、2021年7月30日(金)に産業競争力強化法に基づく「新事業特例制度」を用いた電動キックボードによる公道での実証実験計画の認定を受けたことから、8月12日(木)より、姫路市および神姫バス株式会社(本社:兵庫県姫路市)の協力を得て、公道でのヘルメット着用が任意となる実証実験を行います。

今回の実証実験では、電動キックボードの道路交通法上の扱いが「小型特殊自動車」となり、ヘルメット着用の任意化や最高速度が15km/hに制限されるなど、走行条件の変更が適用されます。
現在、マイクロモビリティ推進協議会(任意団体、会長:株式会社Luup 岡井 大輝氏)に参画する4社が同様の実証実験を行っていますが、当社のように日本国内で公道走行可能な電動キックボードを販売する会社が「新事業特例制度」を用いた公道実証を行うのは西日本初となります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/271018/LL_img_271018_1.jpg
実証実験用車体


■経済産業省の特例措置と実証の内容について
経済産業省の特例措置内容
●道路交通法における区分:小型特殊自動車
※道路運送車輌法上は、現行法と同様「原動機付自転車」の扱いです。
●速度制限:最高15km/h(機体で制限)
●走行場所:車道、自転車道と一方通行だが自転車が双方通行可とされている車道(※)
●走行時のルール:ヘルメットの着用が任意(安全の観点から着用を推奨)、免許の帯同、自賠責保険の加入
●機体要件:ナンバープレートやミラーの装着など、原動機付自転車にもとめられる保安基準を満たすこと

今回の特例措置は、認定を受けた新事業活動計画のもとに実施される実証実験にのみ適用されます。認定を受けていない事業者や、個人所有の電動キックボードの走行に関しては、特例措置は適用されません。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/271018/LL_img_271018_2.jpg
特例措置内容

※当実証実験では、エリア内に普通自転車専用通行帯(通称「自転車レーン」)がないため、今回は対象外です。一方通行だが自転車が双方通行可とされている車道についても、安全に配慮して今回は自主規制で走行禁止としています。また、片側2車線以上の道路は交通量が多く、走行リスクが大きいことから自主規制で走行禁止としています。


■実証内容
実施期間:2021年8月12日(木)~10月29日(金)終了予定
実施協力:神姫バス株式会社、姫路市役所、三井住友海上火災保険株式会社、
MS&ADインターリスク総研株式会社

産業競争力強化法に基づく新事業活動計画の認定(経済産業省プレスリリース)
https://www.meti.go.jp/press/2021/07/20210730002/20210730002.html


■実証実験の協力と実施エリア
今回の実証実験では、姫路市の職員と神姫バスグループの社員に、姫路駅から半径2kmのエリア内において、通常業務の移動手段として電動キックボードを使っていただきます。自動車を使うほどでもない短距離の移動に電動キックボードを用いることで、便利で快適な新しい移動手段としての可能性が期待されます。そして歩行者、自転車、自動車などが安全に共生するために必要なデータのほか、自転車や徒歩と比べ行動範囲がどのように変わるのかといったデータの取得を目指します。
日本国内で1,000台以上の電動キックボードを販売している当社では、既存のユーザー様からの声をはじめ、今回ご協力いただく方々の感想を得ることで、機体の安全性や快適性をさらに高める開発を行っていきたいと考えています。今回の実証実験をもとに、2022年度以降に改正予定の低速モビリティ領域の新製品の開発にもつなげていき、国内の電動モビリティの普及に少しでも貢献したいと考えています。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/271018/LL_img_271018_3.jpg
実施エリア

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/271018/LL_img_271018_4.jpg
写真:清元 秀泰姫路市長とE-KON代表 岡田 慶太

今回の実証実験は、姫路市の協力のもと行われます。


■合同会社E-KON(イーコン)について
日本国内の保安基準を満たした公道走行可能な電動キックボードを製造・販売しています。企画から設計・開発、改良までを当社で一貫して行い、納車前には日本国内で安全点検を行うことで、安全性と快適性を確認しています。また、良い製品を低価格で提供するため、海外の提携工場で製造しています。

販売モデル(一例)

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/271018/LL_img_271018_5.jpg
E-KON grande 2.0

E-KON grande 2.0(公道仕様)
価格 :96,690円(税込)
モーター定格出力:350W
耐荷重 :約120kg
サイズ :1210×200×670mm
重量 :約17.5kg
最大速度 :38km/h
最大航続距離 :約35km
ブレーキシステム:両輪ディスクブレーキ
バッテリー電圧 :48V
バッテリー容量 :10Ah
バッテリー :リチウムイオン
タイヤサイズ :前後10インチ(チューブレスエアタイヤ)

密を避けるための新しい移動手段として、世界的に注目されている電動キックボードですが、日本の現行法では原動機付自転車扱いであり、安全な走行には保安基準や法令遵守が欠かせません。
ルールを守り安全性を確保して走行することで、電動キックボードの利便性や快適性を知っていただき、電動キックボードの素晴らしさをより多くの方にお伝えしたいと考えています。
また、当社は日本電動モビリティ推進協会(任意団体、会長:glafit株式会社 鳴海 禎造氏)に参画しており、日本国内で電動モビリティを販売する事業者合計6社で電動モビリティの普及に努めています。


■企業概要
合同会社E-KON
所在地 : [本社] 兵庫県姫路市嵐山町6-8、
[神奈川営業所]神奈川県厚木市旭町二丁目11-3-101
代表 : 岡田 慶太
従業員数: 5名
URL : https://www.e-kon.jp/


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