気胸装置の市場規模、2026年に9億2000万米ドル到達予想

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2021-08-04 10:00:00

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「気胸装置の世界市場:市場規模・シェア、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の影響 (2020年~2026年) - 気腹装置、気胸用チューブ、ベレス針を含む」(iData Research Inc.)の販売を8月3日より開始いたしました。

【 当レポートの詳細目次 】
https://www.gii.co.jp/report/ida1010050-insufflation-devices-market-size-share-covid19.html



[画像: https://prtimes.jp/i/71640/363/resize/d71640-363-fdcb1befd16ae3dc184f-0.png ]


気胸装置の市場規模は、2026年には9億2000万米ドルに達すると予想され、中でも気胸器セグメントが最も高い成長を示しています。現在、同市場シェアは、Karl Storz、Stryker、オリンパスが、その大部分を占めています。

2016-2026年の、気胸装置市場の成長

気胸装置市場は、気胸器(または気腹コンソール)、気腹チューブ、ベレス針製品で構成されています。コンソールは、気胸装置市場の資本構成要素であり、1台あたりの収益が最も大きくなります。このコンソールの推定耐用年数は7~9年です。新型のマルチモード適応機器は、すでに旧世代の通常の気胸装置に徐々に取って代わりつつあり、市場の需要を押し上げています。過去10年間に小児腹腔鏡検査の需要が高まったため、小児用モードを備えた気胸器も増えています。

世界のチューブセット市場の成長は、腹腔鏡手術数の増加に比例しており、その販売台数に見ることが出来ます。加熱・加湿・排煙チューブの価格上昇は、より高度な気腹コンソールの採用に後押しされて、市場の成長を促進しています。しかし、低価格の標準チューブと広範な気胸装置との互換性が、今後の市場成長の重要な制限要因になると予測しています。

年間腹腔鏡手術数

毎年1300万件以上の腹腔鏡手術が行われています。しかし、COVID19の影響により、2020年は施術数が15%以上も減少しています。

COVID19の気胸装置市場に与える影響

2020年の気胸装置市場は、2019年の8億2200万米ドルと比較して、4%の微減となりました。今後市場は、2021年の初期~中期にCOVID19以前のレベルに回復すると予想されます。

2020年3月末、米国と欧州の専門団体が、COVID19パンデミックの外科的対応に関する勧告を発表しました。この提言は、外科手術中に起こりうる感染症を緩和するためのベストプラクティスに焦点を当てたものでした。この文書では、Stryker社、Olympus社、Medtronic社などの気胸装置を含む、市販の排煙システムのワーキングリストが提供されました。

気胸装置の主要企業

気胸装置の世界市場は、Karl Storz、Stryker、オリンパスの3社により発展してきました。これらの企業は、市場のグローバルリーダーです。一方、その市場での地位は地域によって異なります。例えば、北米では、Strykerが気胸装置とチューブの分野でリードし続けています。気胸装置分野での成功は、気胸器に同梱されているビデオシステムの成功によるものです。Karl Storzは、気胸器とチューブの両分野でStrykerに次ぐ第2位の地位を得ています。一方、欧州では、Karl Storzがトップを占めています。同社は、エンドフレーターとサーモフレーターを提供していますが、いずれもビデオシステムが内蔵されています。オリンパスは、UHI-4 High Flow™やUCR™などの気胸装置の販売が好調で、欧州の気胸装置市場で第2位のシェアを占めています。


【 無料サンプル 】
当レポートの無料サンプルは、こちらからお申し込みいただけます。
https://www.gii.co.jp/report/ida1010050-insufflation-devices-market-size-share-covid19.html

【本件に関するお問合せ先】
販売代理店 株式会社グローバルインフォメーション
TEL:044-952-0102(9:00-18:00 土日・祝日を除く)
E-mail:dbm@gii.co.jp
URL:https://www.gii.co.jp

【株式会社グローバルインフォメーション 会社概要】
1995年の創立以来、海外市場調査レポートの販売を通じて企業のグローバル展開を支援しています。世界6カ国に拠点を持ち、海外の提携調査会社250社以上が発行する調査資料約10万点をワンストップでご提供。市場情報販売のグローバル・リーディングカンパニーを目指し、企業ならびに社会の発展に寄与すべく、お客様にとって真に価値ある情報をお届けしています。

創立:1995年
所在地:215-0004 神奈川県川崎市麻生区万福寺1-2-3 アーシスビル7F
事業内容:市場調査レポート/年間契約型情報サービスの販売、委託調査の受託、国際会議/展示会の代理販売
市場調査レポート/年間契約型情報サービス:https://www.gii.co.jp
委託調査:https://www.gii.co.jp/custom_research/
国際会議/展示会:https://www.giievent.jp/partnering.shtml

PR TIMESプレスリリース詳細へ