ミリ波技術の市場規模、2026年に47億米ドル到達予測
配信日時: 2021-07-29 18:00:00
株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「ミリ波技術の世界市場 (~2026年):製品 (スキャナーシステム・通信機器)・ライセンスタイプ (免許不要・要免許)・用途 (モバイル&通信・自動車)・コンポーネント・周波数帯・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を7月28日より開始いたしました。
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ミリ波技術の市場規模は、2021年の18億米ドルからCAGR20.8%で成長し、2026年には47億米ドルに達すると予測されています。ブロードバンドやモバイルの高速化、スモールセルのバックホールネットワークにおけるミリ波の使用の増加、セキュリティやレーダーアプリケーションにおけるミリ波技術の需要などが、同市場の成長を促進する要因となっています。
COVID-19によるミリ波技術市場への影響
通信分野を考慮すると、ミリ波技術製品は、主に5Gインフラストラクチャの増加傾向により、採用が拡大しています。COVID-19は、5Gの提供を遅らせることになり、収益とCapExの予測に影響を与える可能性があります。2020年3月、5G技術を開発している世界的な団体である3GPPは、5G仕様の完成時期を3カ月遅らせることを発表しました。
牽引要因:ブロードバンドおよびモバイル速度の向上
ブロードバンドの速度は、IPトラフィックを実現する重要な要素です。ブロードバンド速度の向上により、広帯域コンテンツの消費やアプリケーションの利用が増加します。世界の平均ブロードバンド速度は、2020年から2025年にかけて、62.5Mbpsから130Mbps以上へと2倍に成長すると予想されています。固定ブロードバンド速度の予測にはいくつかの要因が影響しており、その中にはFTTH(Fiber-to-the-Home)、高速DSL、ケーブルブロードバンドの導入・採用状況や、ブロードバンド全体の普及状況が含まれています。日本、韓国、スウェーデンなどの国がブロードバンド速度でリードしているのは、主にFTTHの導入が進んでいるためです。現在、5Gの技術標準はまだ開発段階にあります。しかし、一部の先進国では、低遅延・大容量の固定無線ブロードバンドネットワークのためのミリ波周波数を使用した5Gのプレスタンダード技術を含む5Gが導入されています。ミリ波の周波数では、非常に狭いビーム幅のアンテナを使用することができ、発生した電力を必要な場所に正確に向けて、高速な能力を発揮することができます。また、ミリ波特有の性質により、近距離無線ネットワークが可能となり、1台の送信機で様々な場所にある複数のトランシーバーにサービスを提供できるポイントツーマルチポイント技術が実現します。
抑制要因:普及率の低さ
ミリ波は、他の周波数帯に比べて圧倒的な優位性を持つ一方で、いくつかのデメリットもあります。例えば、ミリ波は物理的な物体を跳ね返すことができません。木の枝や壁などの障害物が邪魔をして電波を吸収してしまい、信号が止まってしまいます。さらに、ミリ波は他の一般的な周波数に比べて高価であるため、資金力のない中小企業にとってはほとんど利用できない技術です。現在、モバイルネットワークプロバイダーは、ミリ波に対応した5Gインフラの構築に注力しています。
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