高吸水性ポリマーの市場規模、2026年に131億米ドル到達予測

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2021-07-15 19:00:00

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「高吸水性ポリマー (SAP) の世界市場 (~2026年):タイプ (ポリアクリル酸ナトリウム・ポリアクリル酸/ポリアクリルアミド共重合体)・用途 (個人向け衛生用品・農業・医療・工業・包装・建設・石油&ガス)・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を7月14日より開始いたしました。

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高吸水性ポリマーの市場規模は、2021年の97億米ドルからCAGR5.9%で成長し、2026年には131億米ドルに達すると予測されています。可処分所得の増加や消費者の衛生意識の高まりにより、新興国を中心にパーソナルケア産業が活発化していることが、同製品需要の増加につながっていると考えられます。一方、原材料の入手可能性や価格の変動が市場の成長を妨げています。

COVID-19が高吸水性ポリマー市場に与える影響

過去2、3年の間に、高吸水性ポリマー市場は成長を遂げてきました。しかし、COVID-19パンデミックの状況下では、各国で実施されたロックダウンや、労働力不足による生産抑制などにより、市場は縮小すると考えられます。一方、COVID-19の患者数が世界的に増加していることから、衛生・医療関連製品やソリューションの需要と供給が増加しています。高吸水性ポリマーは、病院からの需要で紙おむつやワイプに広く使用されています。

牽引要因:世界人口の増加

世界銀行グループによると、2050年には14歳以下の世界人口が20億8000万人になると予測されています。高吸水性ポリマーは、ベビー用おむつ、大人用失禁製品、生理用ナプキンなど、個人衛生用途が圧倒的なシェアを占めています。中でも、使用率が最も高いのはベビー用紙おむつの用途です。同時に、高齢者人口の増加による大人用失禁用品の需要が、高吸水性ポリマーの使用を増加させています。各国政府は、メーカーや医療関係者と協力して失禁用品の製造に力を入れています。米国、英国、ドイツ、オーストラリアなどでは、政府が大人用失禁製品の使用を支援する取り組みを行っています。

抑制要因:先進国における紙おむつ市場の成熟

先進国では、紙おむつ製品の普及率が高いため、市場は成熟しています。米国や日本では、出生率の低下や少子化により、紙おむつの需要は比較的緩やかになると予測されています。これらの国では紙おむつの売上が減少しており、高吸水性ポリマー市場の成長を妨げています。


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