「Re:AcT」花鋏キョウ・獅子神レオナのWワンマン「Re:al」公式レポート リアルとバーチャルが溶け合うARライブに感動

プレスリリース発表元企業:株式会社mikai

配信日時: 2021-07-15 10:00:00



VTuberグループ「Re:AcT」に所属するバーチャルシンガー・花鋏(はなばさみ)キョウと獅子神(ししがみ)レオナは6月20日(日)、3部構成の音楽ライブ「Re:al」をオンラインで開催した。
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1部は花鋏キョウ、2部は獅子神レオナがソロでそれぞれ約90分出演して、Cassetteにて有料配信。2人が合流した3部は、YouTubeにて約1時間、無料提供するという大盤振る舞いだった。
集まったファンをコメント欄で大いに沸かせた美声だけでなく、怒涛の新曲ラッシュ、ARでの出演、ガールズバンドによる生演奏など、さまざまな話題が盛り込まれた本ライブについてレポートして行こう。

VTuberといえば、アニメやゲームとは異なり、キャラクターの見た目をしつつも、ファンと同じ時間軸を生きているという新しい存在になる。主にインターネットの動画や生放送で活動しており、コメントなどで直接やりとりできるという距離感の近さでも人気を集めているが、中にはネットにとどまらず、タレントやシンガー、アイドルとして活躍する才能も多く出てきている。
今回の主役である二人も、2018年9月に同期としてYouTubeに投稿を始め、音楽の分野で頭角を現してきた気鋭のバーチャルアーティストだ。花鋏キョウは透明感のあるスタイリッシュさ、獅子神レオナは元気をもらえるパワフルさという、異なるタイプの歌声でファンを魅了している。
例えば「歌ってみた」では、花鋏キョウがカバーしたEGOIST「名前のない怪物」は793万、獅子神レオナのLiSA「紅蓮華」は527万と、見事な歌いこなしで再生数を大きく伸ばし、海外でも多くのファンを獲得してきた。2019年からは、オリジナル曲のリリース、リアル/オンライン/VRでのライブと音楽活動を加速させて、バーチャルシンガーとしての存在感を増してきた。
歌以外でも、花鋏キョウは文化放送にてラジオ番組「花鋏キョウのJUKE BOX」のパーソナリティーを担当。獅子神レオナは人気FPSゲーム「APEX LEGENDS」の大会「VTuber最協決定戦 Season2」にて同率優勝するなど、活躍の場を大きく広げてきている。
二人はグループとして活動しているわけではないが、wowaka「アンノウン・マザーグース」を始め、カバー曲コラボで一緒に歌うことも多かった。そして2020年の年末にはデュエットワンマンライブ「Dent de lion」で共演し、今回のダブルワンマンライブ「Re:al」で再度、一緒のステージに立つことになった。

そんな「Re:al」だが、ライブの完成度を高めるために、4面LED+生バンド+AR出演という新しい表現に挑戦した。
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具体的には、まず配信スタジオに4面LEDを備えた「BLACKBOX³」を選び、正面/床/左/右に映像を映し出して、歌の世界観を再現していた。さらにLED空間の奥側にはガールズバンドが楽器を携えて立ち、中央には二人がARで登場。
例えば、スタジオの照明が当たれば二人もそのライトの色が反映されたり、カメラのピントによって二人ははっきり見えるけど背景のバンドメンバーがぼやけたりと、バーチャルとリアルの境目がわからない自然なライブ映像を実現していた。

楽曲の構成は、生バンドを活かした激しめなナンバーが中心だった。第1部、花鋏キョウのソロパートは新曲ラッシュで、「Rainy」「Violet」「monochrome」という3曲を初披露。これまで「蒼に躊躇う」「Behavior」「paradøx」と彼女のオリジナル楽曲を手掛けてきたポリスピカデリーによるオリジナル曲「セパレート」を、ライブで初めて歌い上げたこともファンを喜ばせた。
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新曲「バイオレット」については、MCにて自身が作詞を担当し、「ひたむきなる人生の主役」という自身の星言葉をテーマにしたことを明かしていた。自身の活動を支えてくれているファンとの関係などを花と水に例えたというエピソードは、ずっと応援しているファンにとって刺さるものがあるだろう。今後花開いていくであろう、作詞家・花鋏キョウとしての魅力にも注目しておきたい。

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カバー曲では、先に紹介したEGOISTのカバー「名前のない怪物」も盛り上がった。低めのゆっくりとした導入から、ハイテンポで高音域のサビに移るという緩急があって歌いこなしが問われる曲だが、今回のライブでも安定の歌唱力で見事に歌い上げる。落ち着いた声質で、高音まで綺麗に伸びるという彼女の美声を存分に堪能できた第1部だった。

第2部は獅子神レオナのソロパート。序盤から、オリジナル曲の「Brightenin' Hope」、ONE OK ROCKの「完全感覚ドリーマー」、UNISON SQUARE GARDENの「シュガーソングとビターステップ」と「バンド映え」する激しめの曲をパワフルに熱唱して、観客のボルテージを一気にマックスまで引き上げる。
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その後のセットリストは、7月3日まで受注生産を受け付けている自身初のフルアルバム「History:L」の収録曲を多く披露していた。バラード曲「エンプティエンパシー」では、丁寧にそして静かながら力強く歌う姿を見せ、普段の元気いっぱいな姿とはまた違うギャップでファンを惹きつけていた。MCでは、深夜2時くらい、ひとりになってちょっと悩み事が多いときのことを思ってつくった曲という裏話も明かす。

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新曲としては、先のアルバム未収録で、今回のライブのために「オーバードライブ・センセーション」を用意。自身のオリジナル曲「頑張れ頑張れ超頑張れ」にも通じる、爽やかで元気いっぱいというストレートに彼女らしい曲でファンを喜ばせた。アンコールに歌ったアルバムリード曲「Brand New Days!」に至るまで、盛り上がりっぱなしの第2部だった。

そうしたソロで期待が高まった先に開かれたのが、デュエットライブの第3部になる。1曲目は2018年10月、コラボ第2弾としてYouTubeへカバー動画を上げたみきとPの「PLATONIC GIRL」。2人の圧倒的な歌唱力とギターソロをはじめとするバンドサウンドのアツい競演を目の前で見せつけられ、観客もテンションを一気にぶち上げる。
2曲目は、ライブ直前の6月18日に「Re:Act」公式チャンネルにて投稿した「テレキャスタービーボーイ」デュエット。スタジオの背景には投稿動画と同じ映像が流れて、まるでMVの中に入ったような錯覚を覚えた。
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第3部本編のラストは、第1部の「愛言葉」、第2部の「愛言葉II」に続く、DECO*27の「愛言葉III」をチョイス。ネットでも数えきれないほどカバーされてきたボーカロイド曲が元で、イントロのモチーフと、I、II、IIIで少しずつ思いが変わっていく歌詞が印象的なシリーズだ。今回のライブでも、第1~3部の本編ラストに持ってきたことで、全体でひとつの物語だという印象を強めていた。

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アンコールでは、これまでオープニングや幕間のBGMとして使われていた楽曲が、なんと新曲でDent de lionに続くセカンドデュエット曲だということを明かしてファンを驚かせていた。曲名は「CosmicDancers」。宴の終わりが見えているこの場面でもしっかりサプライズを成功させて、驚きと興奮の声をコメント欄に溢れさせていた。
2人ともワンマン、デュエットと2つのライブをこなしてきたとは思えないほど疲れを見せない力強い歌声で、最高のパフォーマンスを見せる。ラスサビでは、エンドロールも流れ、4時間・3部制のライブは有終の美を飾った。
第3部は、獅子神レオナのYouTubeチャンネルにて無料視聴が可能だ。デビュー以来の2年半、新曲の収録やライブなどの場数を踏んでアーティストとしての才能を今まさに開花させている花鋏キョウと獅子神レオナの今をぜひチェックしておこう。

▼第3部
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=NeRQ0ItKRa4 ]



●第1部 出演:花鋏キョウ
M1.Starry
M2.vivid
M3.名前のない怪物(EGOIST)
M4.Rainy
M5.ゴーストルール(DECO27カバー)
M6.セパレイト(ポリスピカデリーカバー)
M7.Violet
M8.愛言葉I/DECO27
M9.monochrome
M10.約束の花
M11.蒼に躊躇う

●第2部 出演:獅子神レオナ
M1.Brightenin' Hope
M2.完全感覚Dreamer(ONE OK ROCKカバー)
M3.シュガーソングとビターステップ(UNISON SQUARE GARDENカバー)
M4.エンプティエンパシー
M5.ナンセンス・ワード
M6.アゲイン(WANIMAカバー)
M7.シグナル(WANIMAカバー)
M8.オーバードライブ・センセーション
M9.頑張れ頑張れ超頑張れ
M10.愛言葉II(DECO27カバー)
M11.Brand new days

●第3部 出演:花鋏キョウ、獅子神レオナ
M1.PLATONIC GIRL(みきとPカバー)
M2.テレキャスタービーボーイ(すりぃカバー)
M3.マグネット
M4.Dent de lion
M5.モザイクロール(DECO*27カバー)
M6.愛言葉III(DECO*27カバー)
M7.ロキ(みきとPカバー)
M8.CosmicDancers

■Live特設サイト
https://v-react.com/live-real/

■タレントプロフィール
・花鋏キョウ
バーチャルタレント事務所「Re:Act」所属、17歳のバーチャルアーティスト。2018年9月デビュー。オリジナル曲「蒼に躊躇う」を初め、名曲のカバー等、特徴的な透明感のある声を活かし、歌を中心とした活動を積極的に展開している。
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC4OeUf_KfYRrwksschtRYow
Twitter:https://twitter.com/Kyo_Hanabasami

・獅子神レオナ
こんにちはこんばんわおはようございます!Re:AcT所属のVTuber獅子神レオナです!星言葉は冒険に挑む正義感! 歌うことが大好きで、歌でみんなを元気にしたいと思っています!レオの歌をたくさん聞いて、頑張れ頑張れ超頑張れ!
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCB1s_IdO-r0nUkY2mXeti-A
Twitter:https://twitter.com/LeonaShishigami

■Re:AcTホームページ
https://v-react.com/

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