がん診断の市場規模、2026年に266億米ドル到達予測

プレスリリース発表元企業:株式会社グローバルインフォメーション

配信日時: 2021-07-08 16:00:00

株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「癌診断の世界市場 (~2026年):製品 (消耗品 (抗体・プローブ)・機器 (病理・画像・生検)・技術 (IVDテスト)・用途 (乳癌・肺癌)・エンドユーザー (病院)・地域別」(MarketsandMarkets)の販売を7月7日より開始いたしました。

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がん診断の市場規模は、2021年の172億米ドルからCAGR11.5%で成長し、2026年には266億米ドルに達すると予測されています。この市場の成長は、がんの罹患率の増加と民間診断機関の増加に牽引されています。

COVID-19によるがん診断薬市場への影響

WHOがCOVID-19の発生を公式にパンデミックと宣言したことで、この感染症をターゲットとした治療法やワクチンの開発に、既存の製薬会社やバイオ製薬会社、小規模な新興企業が入り混じって名乗りを上げています。COVID-19の発生は、世界中の病院のリソースに大きな影響を与えました。このことで、他の疾患の入院・外来サービスは大幅に削減され、がん検診・診断の件数も急激に減少しています。

牽引要因:民間診断センターの数の増加

画像診断の需要の高まりに対し、公立病院で利用できる画像診断手段が限られているため、民間の診断センターの数が各国で増加しています。富士フイルムは、2021年1月、インドのバンガロールに、がん検診を中心とした検診センターNURAを開設しました。

市場機会:がん検診のすすめ

がんを早期に発見し死亡率を下げるために、先進国の政府やプライマリーケアの医師は、患者にがん検診を推奨しています。米国予防サービス専門委員会(USPSTF)は、病気の発生を防ぎ、早期治療を確保する手段として、米国では50歳から75歳までの間に大腸がんのスクリーニングを行うことを推奨しています。また、カナダでは、50歳から74歳までの人を対象に、2年に1度の大腸がん検診のガイドラインを実施しています。

課題:再生品の画像診断システムの導入拡大

発展途上国の多くの病院では、画像診断機器が高価であること、償還率が低いこと、予算の制約があることなどから、画像診断機器に投資することができません。一方、新品の画像診断装置に投資する余裕のない病院では、再生品の採用が進んでいます。整備済再生品の価格は新品に比べて低く、新品の40~60%程度で済みます。このような背景から、多くのマーケットリーダーが様々なプログラムを通じて再生品の普及に努めています。主要メーカーは、再生型画像診断装置の利用を促進する世界的なプログラムの利用を推進しています。


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